グロリオサ・キツネユリ(狐百合)の花言葉ーいろのえ


グロリオサ(Gloriosa)

蔓状の葉は、周りに絡みつきながら伸び、炎のような赤に黄色の縁取りがある冠のような花姿は、華やかで栄光に導いてくれるような情熱的な花☆

属名の『グロリオサ(Gloriosa )』は、、燃え立つような花姿と波打つよう華やかさから、ラテン語の『gloriosus(光栄、立派)』の意味を持ちます。

和名の『狐百合(きつねゆり)』は、花の形が狐の顔のように見えることから名付けられ、英語の『glory lily』は、『glory(栄光)』とユリ科の植物なので、『 lily(百合)』からです。

球根には毒が含まれており、食べると死ぬ恐れがあるので、取り扱いにはくれぐれも注意が必要です。


グロリオサの花言葉
栄光・燃える情熱・頑強・おしゃれな心・天分・華麗


グロリオサについて

科・属ユリ科グロリオサ属
(APG体系ではイヌサフラン科に分類)
和名グロリオサ、狐百合(キツネユリ)
英名Gloriosa, Glory lily, Flame lily, Fire lily, Climbing lily
学名Gloriosa spp.
原産地熱帯アフリカ、熱帯アジア
開花期7月~8月
花の詳細 Wikipedia


炎のようで華やかな花姿は気持ちを上げてくれますね☆

ホウセンカ(鳳仙花)の花言葉ーいろのえ


ホウセンカ(Balsam)

天敵が少なく頑丈で暑さに強く、植物の育ち方を知るための教材として扱われ、黒く熟した実に触れると、種が弾ける特性を持つ草花☆

和名は、花姿が鳳凰が羽ばたく姿に似ているため、『鳳仙花』と名付けられ、花で爪を赤く染めたことから『爪紅(ツマクレナイ、ツマベニ)』、タネをかみ飲み込むと、のどに刺さった魚の骨がとれるというので『骨抜(ホネヌキ)』の別名があります。

英名の『rose balsam』は、女性は爪に鳳仙花の花から分泌される液体を塗っていたことから、『balsam(植物から分泌される液体)』と『rose(紅色)』からで、属名の学名『Impatiens(インパチエンス)』は、実が成熟するとちょっと触れただけでも破裂することから、ラテン語『impatient(がまんできない、短期)』の意味を持ちます。

昔、オリンポスの宮殿の宴会で、神々への贈り物として用意された黄金のリンゴが1個なくなり、給仕をしていた女神が疑われ、無実でしたが、オリンポスから追放され、女神は真犯人を捜しましたが、ついに力尽き、悔しさから自分の屍をホウセンカの花に変えたとさ。


ホウセンカの花言葉
触れないで・短気


ホウセンカについて

科・属ツリフネソウ科ツリフネソウ属
和名鳳仙花(ホウセンカ)
英名Balsam, Rose balsam, Garden balsam, Touch‐me‐not
学名Impatiens balsamina
原産地東南アジア
開花期6月~9月
花の詳細 Wikipedia


小学校の教材でおなじみですね☆

サボテンの花言葉ーいろのえ


サボテン(Cactus)

恐竜が生きていた時代から生き続け、子孫を増やしてきた、燃えるような色彩の花をつけるバリエーションが豊富な偉大な花☆

サボテン

名は、サボテンを持ち込んだ南蛮人がウチワサボテンの樹液を石けんとして利用していたため、『石鹸体(さぼんてい)』から、呼ばれるようになりました。

英名の『Cactus』は、ギリシア語でトゲのある植物を意味する『カクトス』から。

棘に刺座という白い毛があるものがサボテンで、ないものが多肉植物と違いがあります。

樹木のようなものから、球形のもの、トゲのあるもの、ないものなど、バリエーションが豊富なことが特徴で、
クジャクサボテン、デンマークカクタス、セレウスサボテン、ミニサボテン、金鯱(きんしゃち)、柱サボテン、食用サボテン、ウチワサボテン、金盛丸、玉サボテン、木の葉サボテン、マミラリア、トゲなしサボテンなど
書ききれないくらい、非常に多くの種類があり、種類によって育ちやすい環境も異なります。


サボテンの花言葉
燃える心・偉大・暖かい心・枯れない愛


サボテンについて

科・属サボテン属サボテン科
和名サボテン
英名Cactus
学名Cynara cardunculus
原産地南北アメリカ、ガラパゴス諸島など
開花期周年
花の詳細 Wikipedia


鮮やかな花を付けるサボテンは陽気な空気を運んでくれますね☆

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ケシ(芥子)の花言葉ーいろのえ


ケシ(Opium poppy)

長く伸びた細い茎先に大きな花が風に揺れる姿は美しい、日本においては栽培は禁止されていますが、東京都薬用植物園で鑑賞できます。安全な芥子の仲間ポピーなどはとても身近に咲いています☆

芥子

英語は、『Opiumは阿片(アヘン)』と『poppyはケシ属全般を指す言葉』から『Opium Poppy』と呼ばれます。

日本では、あへん法で栽培が禁止されており、『東京都薬用植物園』にて花期に限り、柵ごしに鑑賞することが出来ます。栽培するのであれば厚生労働大臣の許可が必要です。

花期が終わり、芥子坊主と呼ばれる果実からでる乳液のようなものが、アヘン(阿片)になり、アヘンは、麻薬の一種で、アヘンを精製すると、モルヒネになり、がん患者などの痛みを和らげる鎮痛剤として医療でも役立っている薬物ですが、モルヒネを化学変化させると、薬物の王者と呼ばれるヘロインになります。なのでケシの実が採れるケシの花は栽培が禁止されています。

ヒマラヤの青いケシはブータンの国花で、ケシ科メコノプシス属。合法で開花期間が短く、幻の花と呼ばれています。


ケシの花言葉
慰め・怠惰・無気力


ケシについて

科・属ケシ科ケシ属
和名芥子(ケシ)
英名Opium Poppy
学名Papaver somniferum
原産地東ヨーロッパ、地中海
開花期4~6月
花の詳細 Wikipedia


安全なケシは、『アイスランドポピー』『ヒナゲシ』『ナガヒナゲシ』『モンツキヒナゲシ』『オニゲシ(オリエンタルポピー)』などがあります☆

芥子がオシャレでカッコよいですね☆

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スカビオサ・マツムシソウ(松虫草)の花言葉ーいろのえ


スカビオサ(Scabiosa)

夏の終わりから秋に、日本の固有種で山地の草原に生育し、かわいらしい青い花を咲かす秋の風情が感じられ花☆

スカビオサ2      

名は、松虫が鳴く頃に咲くことから、『松虫草(マツムシソウ)』と名付けられました。

属名の学名『Scabiosa(スカビオサ)』は、薬草として皮膚病に用いられたことから、ラテン語『scabiea(疥癬)』の意味を持ちます。

西洋では、青い花は悲哀の象徴で、スカビオサは、伴侶を失った未亡人へ贈る花とされたため、悲しい花言葉が生まれたようです。


スカビオサの花言葉
不幸な愛・私はすべてを失った


スカビオサについて

科・属スイカズラ科マツムシソウ属
和名西洋松虫草(セイヨウマツムシソウ)
英名Pincushion flower, Sweet scabious
学名Scabiosa atropurpurea
原産地ヨーロッパ
開花期6月~10月
花の詳細 Wikipedia


咲き終わった花は、ドライフラワーにしても楽しめます☆

べラルゴニウム(夏咲き天竺葵)の花言葉ーいろのえ


ペラルゴニウム(Fancy geranium)
春~初夏に開花し、葉・花形ともに大きく、花色も多彩で明るい花を咲かせ、あでやかさと豪華さで幸福な気持ちにさせてくれる花☆

属名は、種子に突起があり、コウノトリのくちばしに似ていることから、ギリシャ語『pelargos(コウノトリ)』の意味を持ちます。

和名は、『天竺(異国産の)』と葉が葵に似ていることから『夏咲き天竺葵(ナツザキテンジクアオイ)』と呼ばれ、英名は『fancy geranium(装飾的なゼラニウム)』です。


ペラルゴニウムの花言葉
あでやかな装い・君ありて幸福・尊敬・決心・篤い信仰・愛情・切ない望み


ペラルゴニウムについて

科・属フウロソウ科テンジクアオイ属
和名夏咲き天竺葵(ナツザキテンジクアオイ)
英名Fancy geranium, Show geranium
学名Pelargonium grandiflorum hybrids
原産地南アフリカ
開花期4月~7月
花の詳細 Wikipedia


四季咲きのゼラニウムは『天竺葵』と呼び、春から初夏にかけて開花するペラルゴニウムは『夏咲き天竺葵』と呼ばれています。

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