6月30月の花<スカビオサ>と花言葉


スカビオサ(Scabiosa)

夏の終わりから秋に、日本の固有種で山地の草原に生育し、かわいらしい青い花を咲かす秋の風情が感じられ花☆

スカビオサ2  

名は、松虫が鳴く頃に咲くことから、『松虫草(マツムシソウ)』と名付けられました。

属名の学名『Scabiosa(スカビオサ)』は、薬草として皮膚病に用いられたことから、ラテン語『scabiea(疥癬)』の意味を持ちます。

西洋では、青い花は悲哀の象徴で、スカビオサは、伴侶を失った未亡人へ贈る花とされたため、悲しい花言葉が生まれたようです。


スカビオサの花言葉
不幸な愛・私はすべてを失った


スカビオサについて

科・属スイカズラ科マツムシソウ属
和名西洋松虫草(セイヨウマツムシソウ)
英名Pincushion flower, Sweet scabious
学名Scabiosa atropurpurea
原産地ヨーロッパ
開花期6月~10月
花の詳細 Wikipedia


咲き終わった花は、ドライフラワーにしても楽しめます☆

6月29月の花<ペラルゴニウム>と花言葉


ペラルゴニウム(Fancy geranium)
春~初夏に開花し、葉・花形ともに大きく、花色も多彩で明るい花を咲かせ、あでやかさと豪華さで幸福な気持ちにさせてくれる花☆

属名は、種子に突起があり、コウノトリのくちばしに似ていることから、ギリシャ語『pelargos(コウノトリ)』の意味を持ちます。

和名は、『天竺(異国産の)』と葉が葵に似ていることから『夏咲き天竺葵(ナツザキテンジクアオイ)』と呼ばれ、英名は『fancy geranium(装飾的なゼラニウム)』です。


ペラルゴニウムの花言葉
あでやかな装い・君ありて幸福・尊敬・決心・篤い信仰・愛情・切ない望み


ペラルゴニウムについて

科・属フウロソウ科テンジクアオイ属
和名夏咲き天竺葵(ナツザキテンジクアオイ)
英名Fancy geranium, Show geranium
学名Pelargonium grandiflorum hybrids
原産地南アフリカ
開花期4月~7月
花の詳細 Wikipedia


四季咲きのゼラニウムは『天竺葵』と呼び、春から初夏にかけて開花するペラルゴニウムは『夏咲き天竺葵』と呼ばれています。

6月28日の花<トルコキキョウ>と花言葉


トルコキキョウ(Lisianthus)

さわやかな気品と可愛らしさをあわせ持ち、フリルのかかった花びらが華やかなブライダルフラワーとしても人気のある希望の花☆

属名の学名の『Eustoma』は、釣り鐘状の花の付け根から口が開いているように見える花姿から、ギリシア語『eu(良い)』と『stoma(口)』と呼ばれました。

和名は、花の色や姿が桔梗に似ていることや蕾の形がトルコ人のターバンに似ていることからなど諸説があります。


トルコキキョウの花言葉
すがすがしい美しさ・優美・希望


トルコキキョウについて

科・属リンドウ科ユーストマ属
和名トルコ桔梗
英名Lisianthus, Eustoma, Texas Bluebell, Tulip Gentian
学名Eustoma grandiflorum
原産地北アメリカ
開花期5月~8月
花の詳細 Wikipedia


爽やかな花が暑さを和らげてくれます☆

6月27日の花<トケイソウ>と花言葉


トケイソウ(Passion flower)

長く伸ばしたつるの先に花を付け、開ききると時計の文字盤のような模様が現れる独特な大型の聖なる花☆

名は、花姿が時計の文字盤に見えることからで、属名『パッシフローラ(Passiflora)』は、ラテン語『パッシオ「passio」(キリストの受難)』からです。
英名は「Passion flower(パッションフラワー)」と呼ばれています。

スペインでは、キリストの手足を打ち抜いた釘の跡をふさいだ花とし、霊力を持つとされ、聖職者や病で苦しむ人たちがこの花を探し求めたという伝説があります。

16世紀に中南米に派遣されたイエズス会の宣教師は、この花をアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという『十字架上の花』と信じ、キリスト教の布教に使われた『キリストの受難の象徴』とし、子房柱は十字架雌しべが釘副冠は茨の冠5枚の花弁と萼は10人の使徒巻きひげはムチ葉は槍をあらわしているなどと言われました。

葉っぱは沈静効果の高いハーブティーとして、痙攣抑制作用や不安解消、高血圧の緩和の効果があります。


トケイソウの花言葉
聖なる愛・信じる心・隠しもった情熱・聖なる力・奇抜・受難・恋の激しい苦しみ


トケイソウについて

科・属トケイソウ科トケイソウ属
和名時計草(トケイソウ)
英名Passion flower
学名Passiflora caerulea
原産地中央アメリカ、南アメリカの熱帯・亜熱帯域
開花期7月~8月
花の詳細 Wikipedia


トケイソウの仲間である『クダモノトケイソウ(果物時計草)』からパッションフルーツが実ります☆

6月26日の花<ペンタス>と花言葉


ペンタス(Pentas) 

お花の形が星のようなロマンティックで愛らしい希望がかなう花☆

学名の『Pentas(ペンタス)』は、花びらの数から、ギリシア語『Pente(5)』の意味を持ちます。

和名の『草山丹花(クササンタンカ)』は、『山丹花(サンタンカ)』に似ていることから名付けられました。

英語の『Star cluster(星団)』は星形の花が半球状のようすから呼ばれます。


ペンタスの花言葉
希望がかなう・願い事


ペンタスについて

科・属アカネ科クササンタンカ属
和名草山丹花(クササンタンカ)
英名Pentas, Star cluster
学名Pentas lanceolata
原産地熱帯アフリカ、アラビア半島
開花期5月~10月
花の詳細 Wikipedia

 

6月25日の花<ヒルガオ>と花言葉


ヒルガオ(Bindweed) 

他の木にしっかりとツルを絡ませ、朝に開花し昼間も咲き続ける絆の花☆

和名の『昼顔(ヒルガオ)』は、昼にはしぼむアサガオに対し、朝に開花して昼間も咲き続けることから。

学名の『Calystegia(カリステジア)』は、二枚の苞葉が萼を包み込むことから、ギリシア語『calyx(萼)』と『stege(蓋)』の意味を持ちます。


ヒルガオの花言葉
絆・友達のよしみ・情事


ヒルガオについて

科・属ヒルガオ科ヒルガオ属
和名昼顔(ヒルガオ)
英名Bindweed, False bindweed, Convolvulus
学名Calystegia japonica
原産地日本、朝鮮、中国
開花期6月~8月

花の詳細 Wikipedia

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