9月30日の花<ワレモコウ>と花言葉


ワレモコウ(Great Burnet)

秋の山野などに自生し、風に揺らぐ細長い茎先に赤い小花のようなガクが卵形に集まり、上から下に向かって順に開く移り行く日々を思わせる花☆

和名は、花の色を決めるときに、花自身が『われ(吾)も(亦)こう(紅)ありたい』と言った事から『吾亦紅(われもこう)』に名付けられたとか、茎や葉に香りがあることから『吾木香(ワレモコウ)』になったなど、他、『我毛紅』『我吾紅』などとも漢字表記をすることもあります。

英語の『Great burnet』は、花色が濃い茶色の花から名付けられました。

渋い赤色の部分は、花びらではなく葉が変化した萼で、止血や火傷や湿疹などに効果があり、漢方薬として用いられます。柳生氏の家紋のモチーフにも使われています。

代表品種や仲間の種類は、『ヤクシマワレモコウ』『タンナワレモコウ(ヒメワレモコウ)』『オランダワレモコウ(サラダバーネット)』『カライトソウ』『ナガボノワレモコウ』などあります。


ワレモコウの花言葉
変化・移り行く日々・愛慕・もの思い・明日への期待


ワレモコウについて

科・属バラ科ワレモコウ属
和名吾亦紅(ワレモコウ)、吾木香(ワレモコウ)
英名Great Burnet
学名Sanguisorba officinalis
原産地日本、朝鮮半島、中国、シベリア、ヨーロッパ
開花期7~10月
花の詳細 Wikipedia


渋い赤色から秋の深まりを感じ始めました☆

9月29日の花<リンゴ>と花言葉


リンゴ(Apple blossom)

春に約10日程の短い期間だけ、小さな花を咲かせ、秋には真っ赤でつややかな甘酸っぱい医者要らずの果実を実らせるアダムとイヴが食べた禁断の果実ともいわれる花☆

名は、平安時代の辞書『和名類聚抄』の『利宇古宇(りうこう、りうごう)』が転訛したものといわれています。

日本へは、中国を経由し江戸時代に持ち込まれ、耐寒性が高く、涼しい気候を好むので、東北地方で盛んに栽培されています。


ギリシア神話では、ある結婚式にすべての神が招待されるなか、不和と争いの女神エリスだけは招かれず。。

怒ったエリスは『最も美しい女神にあたえる』と名誉の象徴の黄金のリンゴを宴席に投げると、そのリンゴをめぐって、神々の王ゼウスの妻・ヘラ戦いと知恵の女神・アテナ愛と美の女神・アフロディーテの三女神が争いました。

困り果てたゼウスは、トロイア王の息子・羊飼いの美少年パリスにどの女神が最も美しいか判断させる事にしました。

それぞれの女神はパリスを買収するため、ヘラは「君主の座を与えましょう」といい、アテナは「戦いにおける勝利」を約束し、アプロディーテーは「世界一の美女をあなただけのものにしてもよいです」といいました。

パリスは『世界一の美女』を選び、アプロディーテーに黄金のリンゴを与えました。

しかし『世界一の美女』とはスパルタ王メネラーオスの妻ヘレネーのことで、
これがイリオス攻め(トロイア戦争)の勃発になった『パリスの審判』です。


旧誓約書・創世記では、人類最初のはアダムとイヴが、
エデンの園に『善悪の知識の木』を見つけ、神々がその木の実を食べる事は固く禁じました。

邪悪な蛇に騙され、誘惑に負けたイヴは、夫のアダムも誘い『禁断の果実』を食べてしまい、『無垢』を失ってしまい、お互いがハダカであるのに恥じらいを持ち始めます。
二人が恥じらいを持ったのにきづいた神は約束を破った二人をエデンの園から追放しました。

しかし、旧誓約書・創世記に、禁断の果実は「りんご」とは一言も書かれてないのですが、アダムとイヴが描かれた絵画には、りんごの実が描かれ、今でも「りんごの実を食べてエデンの園を追放された」と信じられています。


リンゴの花言葉

リンゴ全般選ばれた恋・選択・優先・名声・誘惑・後悔
リンゴの花優先・名声・選択・選ばれた恋
リンゴの実誘惑・好物・後悔
リンゴの木名誉

リンゴについて

科・属バラ科リンゴ属
和名林檎(リンゴ)
英名Apple, Apple blossom
学名Malus domestica
原産地カザフスタン南部、キルギスタン、タジキスタン
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


フランスでは青りんごが一般的で、よく食されるのはラフランス。
りんごを描くと。。日本人は一般的には赤、フランス人は緑か黄色に塗るそうです。
食文化の違いが絵にも反映されて面白いですね☆(⌒∇⌒)

9月27日の花<ブドウ>と花言葉


ブドウ(Grape) 

濃い紫と赤、黄緑色の交わりが美しい、人類最古の酒を作り出してきた実☆

名は、ギリシャ語『botrus(ボトルス)』が、中国に伝わる過程で『葡萄』と呼ばれ、日本に伝わりbotrusの発音から『ブドウ(葡萄)』と呼ばれるようになりました。

属名の学名の『Vitis(ビティス)』は、ラテン語『ブドウの木』の意味を持ちます。

ブドウの花言葉
陶酔・忘却・慈善・親切・好意・思いやり
ブドウについて

科・属ブドウ科・ブドウ属
和名葡萄
英名Grape
学名Vitis
原産地中近東
開花期5月中旬〜6月
花の詳細 Wikipedia

9月26日の花<コスモス>と花言葉


コスモス(Cosmos)

細い茎に大きめの花が秋風に揺れる姿には風情があり、規則正しく並ぶ様子が愛らしい、コロンブスがメキシコからスペインに持ち帰った花☆

属名の学名『Cosmos(コスモス)』は、花びらが整然と並ぶ美しい花姿から、ギリシャ語『kosmos(美しい美しさ、調和、秩序、宇宙)』の意味を持ち、化粧品のコスメティクスの由来でもあります。

開花時期は、7~8月頃に咲く『夏咲き』と10~11月に咲く『秋咲き』と夏咲きと秋咲きの間に開花させる『早咲き』があります。

品種の種類は、『コスモス センセーション』『コスモス ベルサイユ』『コスモス ソナタ』『サイケ』『アカツキ』『イエローキャンパス』『シーシェル』などあります。


コスモスの花言葉

全般のコスモス乙女の真心・調和・謙虚
赤のコスモス愛情・調和
白のコスモス優美
ピンクのコスモス純潔

コスモスについて

科・属キク科コスモス属
和名秋桜(アキザクラ)
英名Cosmos
学名Cosmos bipinnatus
原産地メキシコ
開花期6月~10月
花の詳細 Wikipedia


空に透けるような繊細な花びらが優しく癒してくれます☆

9月25日の花<ペチュニア>と花言葉


ペチュニア (Petunia)

初夏~秋の長い季節にかけて次々と咲かせ、彩り豊富で咲き方にもバラエティーがあり、花束やガーデニングを明るく彩る花壇の女王☆

学名は、原産地ブラジルの先住民の言語(グアラニー語)でタバコを意味する『Petum(ペチュン)』からで、
、タバコの花に似ていることから、タバコを吸っているときの気持ちを表してつけられたそうです。

和名は、江戸時代後期に日本に伝わってきた際、花が朝顔に似ていることから 『衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)』と名付けられました。


ペチュニアの花言葉
心のやすらぎ・心がなごむ・あなたと一緒なら心がやわらぐ


ペチュニアについて

科・属ナス科ペチュニア属
和名衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)
英名Petunia
学名Petunia x hybrida
原産地南アメリカ
開花期4月~10月
花の詳細 Wikipedia


鮮やかでひらひらと柔らかな花びらが輝き、周囲を明るく元気にしてくれます☆

9月24日の花<オレンジ(ミカン)>と花言葉


オレンジ・ミカン(Orange) 

西洋では花嫁の髪飾りにも使われる幸福の花が甘酸っぱい香りで元気を運んでくれます☆

和名の『ミカン(蜜柑』は、室町時代に中国から渡来し、他の柑橘系に比べて蜜のように甘い果物だったことから。

学名『Citrus』は、ミカン科の常緑低木という意味のラテン語、シトロン『citrus(キトルス)』から。

ヨーロッパでは、花嫁の守り神とされ、風水では、樹を家の西側に植えると、金運や仕事運が上がるといわれています。

ミカンの花言葉
純潔・親愛・花嫁の喜び

ミカンについて

科・属ミカン科・ミカン属
和名蜜柑
英名Orange
学名Citrus L.
原産地中国
開花期5月
花の詳細 Wikipedia

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