ブローディアの花言葉ーいろのえ


ブローディア(Brodia)

初夏にラッパ型の澄んだ青紫の花色を冬の休眠期間には葉っぱを落とし、球根のなかでその命を守り、初夏に見事に花を咲かせてくれる☆

英名『Brodia』は、スコットランド出身の植物学者であるブローディの名前からや花のつくりが6本のおしべ、めしべの柱頭が3つに裂けているなど3の倍数であるため、ギリシャ語『tri-(3)』と『teleios(完全な)』からなど諸説があります。

花姿がアガパンサスを小さくしたような花姿に見えることから、『ヒメアガパンサス』と呼ばれることもあります。


ブローディアの花言葉
淡い恋・受け入れる愛・保守的な愛・好意・守護・大切に守る・目立たせて・嬉しい便り・愛の訪れ


ブローディアについて

科・属ユリ科トリテレイア属
和名ブローディア
英名Brodia
学名Triteleia bridgesii
原産地南北アメリカ
開花期4~6月
花の詳細 Wikipedia


何年も楽しめる植えっぱなし球根です☆

ヒヤシンス(風信子)の花言葉


ヒヤシンス(Hyacinth)

雪が溶け始める頃に、甘く強い香りを放ち、小さな花弁がたくさん集まった丸い花姿は可憐で、香りには疲労回復やリラックス効果があり、白は純粋、無垢で心を静めてくれます☆

属名の学名『Hyacinthus(ヒヤシンサス)』は、ギリシア神話の美少年『ヒュアキントス(Hyakinthos)』の名前から。

漢字は、風信じる子供で『風信子(ヒヤシンス)』とあて字が付けられました。


ギリシア神話では、美少年ヒュアキントスは、太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスに愛されていました。

ある日、ヒュアキントスとアポロンが親しげに円盤投げをしているのを見たゼピュロスが嫉妬し、意地悪な風を起こすと、円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額に円盤があたり、大量の血を流して死んでしまいました。

ヒュアキントスの血から紫のヒヤシンスの花が咲いたといわれます。


ヒヤシンス(シロ)の花言葉

白のヒヤシンス控えめな愛らしさ・心静かな愛
全般のヒヤシンススポーツ・ゲーム・遊び・悲しみを超えた愛
紫のヒヤシンス悲しみ・悲哀・初恋のひたむきさ
赤のヒヤシンス嫉妬
ピンクのヒヤシンススポーツ・ゲーム・しとやかなかわいらしさ
青のヒヤシンス変わらぬ愛
黄色のヒヤシンスあなたとなら幸せ・勝負

ヒヤシンス(シロ)について

科・属キジカクシ科ヒヤシンス属
和名風信子(ヒヤシンス)
英名Hyacinth, Common hyacinth, Garden hyacinth, Dutch hyacinth
学名Hyacinthus orientalis
原産地地中海東部沿岸
開花期3月~4月
花の詳細 Wikipedia


親しみ深い花が癒してくれます☆

オリーブの花言葉ーいろのえ


オリーブ(Olive) 

女神アテナが植えた幸せを呼ぶ平和のシンボルの花☆

属名の学名『Olea(オレア)』は、ラテン語でオリーブの木と実を意味します。


旧約聖書の『創世記』では、神が人々の悪行に怒り、洪水で地上を滅ぼすとノアに告げ、ノアに彼の家族とすべての動物のつがいを乗せる方舟の建設を命じました。

40日後、ノアが方舟からハトを放すと、ハトはオリーブの若葉をくわえて戻ってきたことで、洪水が鎮まり、地上に平和が戻ったという言い伝えがもとになり、平和のシンボルになりました。


女神アテナと海神ポセイドンは、ひとつの都市の支配権を争い、全能の神ゼウスは、両者のうち最も人々の役に立つものを創造したほうにその都市を与えると伝えました。

ポセイドンは戦の役に立つ『馬』を人々に与え、アテナは果実が食事や薬の材料として人々を救う『オリーブの木』を植えました。人々はアテナの贈り物を支持し、アテナに都市の支配権が与えられました。この物語から『知恵の象徴』としも伝えられています。


アテナの祭で行われた競技で、オリーブの冠が勝者に与えられていたことから、『勝利の象徴』ともされ、今もオリンピックなどで使われています。


オリーブの花言葉
平和・知恵


オリーブについて

科・属モクセイ科オリーブ属
和名オリーブ
英名Olive
学名Olea europaea
原産地地中海地方
開花期5月~6月(実、9~11月)
花の詳細 Wikipedia


知恵の花が来年も平和をもたらしてくれることを願っています☆

ニホンズイセン(日本水仙)の花言葉ーいろのえ


ニホンズイセン(Narcissus)

冬から早春に、すっと伸びた花茎の先に、清楚な白い花を咲かす、甘い香りで春の訪れを知らせてくれるナルシストな花☆

ニホンズイセン

属名の学名『Narcissus(ナルシサス)』は、水鏡に映った自分の姿に恋をしてスイセンになってしまった、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスから。

和名の『日本水仙(ニホンズイセン)』は、日本で最も一般的な水仙で花姿がまるで仙人のようだったため、中国の古典に『仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙』とあります。

全草有毒で、鱗茎(りんけい)にリコリンなどの毒成分を多く持つため、取り扱いには注意が必要です。


美少年ナルキッソスは、さまざまな相手から言い寄られましたが、自らの美しさを鼻にかけており、いつも冷たい態度でした。

言葉を繰り返すことしかできないという呪いをかけられていた森の妖精エーコーもナルキッソスに恋をしましたが、相手にしてもらえず、屈辱と恋の悲しみから姿を失ってしまいました。

それを見ていた復讐の女神ネメシスは、ナルキッソスに呪いをかけ、水面に映る自分の姿に恋をさせました。

自分に恋をしたナルキッソスは、恋の苦しみでやせ細り、死んでしまい、水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わったとさ。自己陶酔を意味する「ナルシスト」の語源にもなっています。


ニホンズイセンの花言葉

全般のスイセンうぬぼれ・自己
黄色のスイセンもう一度愛してほしい・私のもとへ帰って
ラッパスイセン尊敬・報われぬ恋
クチベニズイセンすてきな装い

ニホンズイセンについて

科・属ヒガンバナ科スイセン属
和名日本水仙(ニホンズイセン)、雪中花(セッチュウカ)
英名Narcissus
学名Narcissus spp.
原産地スペイン、ポルトガル、地球海沿岸、北アフリカ
開花期12月~2月
花の詳細 Wikipedia


日本での三大群生地は、兵庫県淡路島、福井県越前海岸、千葉県房総半島です。一度は訪れたいものです☆

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オドントグロッサム・スイセイラン(彗星蘭)の花言葉ーいろのえ


オドントグロッサム(Odontoglossum)

西洋蘭の仲間で、アンデスの雲霧林の霧や雨にしっとりと濡れて咲く花は星型のように見える格別な美しさを持つ花☆

オドントグロッサム

和名は、花姿が星のような形をしていることから『彗星蘭(スイセイラン)』呼ばれています。

南米アンデス山脈が原産で、19世紀後半にヨーロッパに持ち込まれ改良が進められ、イギリスでは王室で愛されました。

学名の属名の『Odontoglossum(オドントグロッサム)』は、唇弁の基部にギザギザした突起があることから、ギリシア語『odon(歯)』と『glossa(舌)』の意味を持ちます。


オドントグロッサムの花言葉
特別な存在


オドントグロッサムについて

科・属ラン科オドントグロッサム属
和名彗星蘭(スイセイラン)
英名
学名Odontoglossum spp.
原産地南米アンデス山脈の高地
開花期12月~2月
花の詳細 Wikipedia


ダイアナ元皇太子妃のウェディングブーケの花 純白のオドントグロッサムが使われていたそうです。

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ザクロ(石榴)の花言葉ーいろのえ


ザクロ(Pomegranate)

初夏に鮮やかなオレンジ色の花が咲き、実り、秋に熟して果皮が自然にさけ、甘酸っぱくさわやかな真っ赤なルビーのような粒が輝く、子孫繁栄や豊穣のシンボルで『女性の果実』とも呼ばれる花☆

和名の『石榴(ザクロ)』は、イラン(安石国)から渡ってきた果実が瘤(こぶ)のように見えたことから、漢名の安石榴(あんせきりゅう)から名づけられました。

属名の学名『Punica(プニカ)』は、古くカルタゴ周辺が原産地だったことから、ラテン語『Poeni(フェニキアの)』の意味を持ちます。

品種は、『ヒメザクロ』、『水晶ザクロ』、『泰山一合』、『花一番』、『カリフォルニアザクロ』などがあります。


ギリシア神話では、冥界の神ハーデースは、豊穣神デーメーテールの娘ペルセポネーに恋をし、冥界に連れ去り、ペルセポネーは、冥界でザクロの実を勧められ食べてしまいました。

しかし、冥界ではザクロを食べたものは客として扱われ、冥界に留まらなければならなく、半年を冥界で過すことになりました。

母デーメーテールが嘆き悲しむことで冬となり、穀物が育ちませんでしたが、ペルセポネーが戻ると再び花や実が育ちはじめましたとさ。


ザクロの花言葉

全般のザクロ円熟した優雅さ
愚かしさ・結合

ザクロについて

科・属ミソハギ科ザクロ属
和名石榴(ザクロ)
英名Pomegranate
学名Punica granatum
原産地西南アジア原産、南ヨーロッパ原産
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


美容と健康に効果がある、女性に嬉しい果実ですね☆

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