4月30日の花<ナシ>と花言葉


ナシ(Pear) 

春に桜にと似た花が咲き、秋にシャリシャリと歯ごたえがよく、甘い香りを漂わすみずみずしい果実をたわわに実らす、和やかな愛情の花☆

名は、中心部ほど酸味が強いことから『中酸(なす)』が転じた説、果肉が白いことから『中白(なかしろ)』や『色なし』が転じた説、風があると実らないため『風なし』が転じたなど諸説あります。

ナシの品種は果皮の色から分けられます。
黄褐色の『赤梨系』と淡黄緑色の『青梨系』。

赤梨系には、『幸水(こうすい)』、『豊水(ほうすい)』、『新高(にいたか)』、『新興(しんこう)』
青梨系には、『二十世紀(にじっせいき)』などがあります。


ナシの花言葉
『全般』愛情・博愛・和やかな愛情
『木』慰め・癒し・慰安


ナシについて

科・属バラ科ナシ属
和名梨(ナシ)
英名Japanese pear, Asian pear, Sand pear, Nashi Pear
学名Pyrus pyrifolia
原産地日本、中国、韓国
開花期4月
花の詳細 Wikipedia

シャリシャリの食感が美味しさを引き立てますね☆

4月29日の花<クチナシ>と花言葉


クチナシ(Cape jasmine)

初夏に光沢のある緑色と白い花びらのコントラストが美しく、初夏の風にリラックス効果のある甘い香りを放ち喜びをもたらしてくれます☆

名は、果実が熟しても実が裂けないことから『口無し』からや萼が鳥のくちばしで果実は梨に似ていることから『口梨』や『クチナ(へび)』しか食べない実をつけることから『クチナワナシ』が転じたなど諸説があります。

英名は、ジャスミンのような香りを放つことから『ケープジャスミン(Cape jasmine)』と呼ばれ、欧米では男性が女性をダンスパーティーに誘うときにこの花を贈るそうです。

甘い香りにはリラックス効果があるといわれ、実は、疲労回復、消炎、止血、鎮静、利尿作用、不眠、精神不安などに効果があるとされ、『山梔子(さんしし)』の生薬名で処方されます。

『山吹の 花色衣 主や誰 問へど答へず くちなしにして(秋が過ぎ、冬が来ても一向に口を開けない)』和歌にも歌われています。

日本では『嫁の口がない』に繋がることから、女の子のいる家には植えないほうがいいという俗信もあります。


クチナシの花言葉
とても幸せです・喜びを運ぶ・洗練・優雅


クチナシについて

科・属アカネ科クチナシ属
和名梔子(クチナシ)
英名Cape jasmine, Gardenia, Common gardenia
学名Gardenia jasminoides
原産地日本・中国・台湾、インドシナの温帯・亜熱帯
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


ジンチョウゲ、キンモクセイと並んで三大香木とされ、有名メーカーからクチナシの香りの香水がいくつも発売されています☆

4月28日の花<バイカウツギ>と花言葉


バイカウツギ(Satsuma mock orange)

晩春から初夏にかけて、風にゆれる花枝の白く清楚な花がほのかな芳香を放ち、香りが記憶を呼び覚ます☆

和名は、茎が中空のウメに似た花を咲かせることから。

薩摩(鹿児島県)では自生してないのですが、『薩摩空木(サツマウツギ)』の別名もあります。


バイカウツギの花言葉
回想・気品


バイカウツギについて

科・属アジサイ科バイカウツギ属
和名梅花空木(バイカウツギ)
英名Satsuma mock orange
学名Philadelphus satsumi
原産地日本
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


オレンジに似た爽やかな香りは梅雨のジメジメさも和ませてくれそうです☆

4月27日の花<シャガ>と花言葉


シャガ(Fringed iris)

剣状の鋭い葉が美しく、アヤメによく似た白い花が日陰でも育つので、シェードガーデンにおすすめの和の庭によく合い人里近くで見かけることのできるありふれた花☆

春に肉厚で光沢のある葉っぱをすっと伸ばし、アヤメに似た白い花に青色の斑点がいくつも入り、中心部分が黄色く色づくのが特徴。

人里近くの森などやや湿った薄暗い場所に自生し、タネはできず、地表をはう根茎を伸ばして群落を形成します。

和名は、『著莪』『胡蝶花』とも書かれ、別名で『コチョウカ(胡蝶花)』とも呼ばれ、
英語では、『Fringed iris(フリンジのついたアイリス)』や『Crested iris(とさかのあるアイリス)』とも呼ばれます。


シャガの花言葉
反抗・友人が多い


シャガについて

科・属アヤメ科アヤメ属
和名射干、著莪、胡蝶花
英名Fringed iris, Crested iris
学名Iris japonica
原産地中国
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


アイリスにさらに可憐さがアップして魅力的ですね☆(⌒∇⌒)

4月26日の花<シャクナゲ>と花言葉


シャクナゲ(Rhododendron)

春から初夏に、ヒマラヤなどの高山奥地に自生し、ふんわりとドーム状に華やかに咲く、古くは神に捧げる木で花木の女王☆

和名の『石楠花(シャクナゲ)』は、漢名の『石南花(しゃくなんげ)』の音読みが転訛したという説や幹が曲がり1尺もまっすぐなものがないことからの『尺無』が転訛したという説など諸説あります。

属名の学名『Rhododendron(ロードデンドロン)』は、赤い花をつける木から、ギリシア語『rhodon(赤またはバラ)』と『dendron(木)』の意味を持ちます。

日本では古くから同じツツジ属に属するツツジ、サツキ、シャクナゲを区別して呼んでおり、シャクナゲの品種は『アズマシャクナゲ(東石楠花)』、『ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)』、『ツクシシャクナゲ』、『ホンシャクナゲ』、『ホソバシャクナゲ』、『ヤクシマシャクナゲ』などあります。

葉に強い毒性があり、嘔吐や痙攣、下痢を引き起こすとされているので、お取り扱いにはお気を付けください。


シャクナゲの花言葉
警戒・危険・威厳・荘厳


シャクナゲについて

科・属ツツジ科ツツジ属
和名石楠花(シャクナゲ)
英名Rhododendron, Rosebay
学名Rhododendron spp.
原産地ヒマラヤ周辺、中国、北米など
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


福島県や滋賀県の県花として親しまれています☆

4月25日の花<ビジョナデシコ>と花言葉


美女撫子(Sweet William)

撫でたくなるような小さな花が愛らしい、撫子のなかでもオシャレな勇敢な花☆

名は、小さな子を可愛いと撫でる様子にちなんでつけられ、小花が集まって丸い房の形状に咲き、ナデシコの中でも美しいことから『美女(ビジョ)ナデシコ』とよばれます。

アメリカ経由で日本にやってきたことから『アメリカ撫子』やヒゲのようなものが長く生えていることから『ヒゲナデシコ』という別名もあります。

花びらの縁に細かい切れ込みの入った花と花のつけ根の葉が細く尖った、髭(ひげ)のようなものがオシャレにみえます。


美女撫子の花言葉
伊達男・勇敢・器用・義侠・細やかな思い


美女撫子について

科・属ナデシコ科ナデシコ属
和名ビジョナデシコ
英名Sweet William
学名Dianthus barbaltus L.
原産地ヨーロッパ東部および南部
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


繊細な切れ込みの入った花びらは、和の女性のように上品な雰囲気です☆

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