ワレモコウ(Great Burnet)
秋の山野などに自生し、風に揺らぐ細長い茎先に赤い小花のようなガクが卵形に集まり、上から下に向かって順に開く移り行く日々を思わせる花☆
和名は、花の色を決めるときに、花自身が『われ(吾)も(亦)こう(紅)ありたい』と言った事から『吾亦紅(われもこう)』に名付けられたとか、茎や葉に香りがあることから『吾木香(ワレモコウ)』になったなど、他、『我毛紅』『我吾紅』などとも漢字表記をすることもあります。
英語の『Great burnet』は、花色が濃い茶色の花から名付けられました。
渋い赤色の部分は、花びらではなく葉が変化した萼で、止血や火傷や湿疹などに効果があり、漢方薬として用いられます。柳生氏の家紋のモチーフにも使われています。
代表品種や仲間の種類は、『ヤクシマワレモコウ』『タンナワレモコウ(ヒメワレモコウ)』『オランダワレモコウ(サラダバーネット)』『カライトソウ』『ナガボノワレモコウ』などあります。
ワレモコウの花言葉
変化・移り行く日々・愛慕・もの思い・明日への期待
ワレモコウについて
科・属 | バラ科ワレモコウ属 |
和名 | 吾亦紅(ワレモコウ)、吾木香(ワレモコウ) |
英名 | Great Burnet |
学名 | Sanguisorba officinalis |
原産地 | 日本、朝鮮半島、中国、シベリア、ヨーロッパ |
開花期 | 7~10月 |
渋い赤色から秋の深まりを感じ始めました☆