3月29日の花<タンポポ>と花言葉


タンポポ(dandelion)

タン ♪ ポポ ♪ 鼓の音が名の由来の可愛い恋占いの黄色い花☆

名は、鼓をたたく音の「タン」「ポポ」という擬音語から名づけられたといわれ、英名のダンディライオン『dandelion』は、ザギザした葉がライオンの牙を連想させることからついたようです。

ちょっぴり切ないタンポポと南風の物語。

とある春の日、なまけ者の南風は、野原にたたずむ黄色い髪の美しい少女に恋をしました。少女と思っていたのは実は、タンポポでした。

気づかない南風は、毎日毎日、少女を見つめ続けました。
しかし、少女は白髪の老婆になってしまいました。

南風は、悲しみのあまり大きなため息をつくと。。
ため息に飛ばされて、白髪の老婆もいなくなってしまいました。。


タンポポの花言葉
愛の神託・神託・真心の愛・別離


タンポポについて

科・属キク科タンポポ属
和名蒲公英
英名Dandelion
学名Taraxacum officinale
原産地北半球の温帯~寒帯
開花期3月~4月
花の詳細 Wikipedia


子供達の笑顔がうかぶ、癒しの黄色い花☆(⌒∇⌒)

3月28日の花<ヤマブキ>と花言葉


ヤマブキ(Kerria)

元気をくれる黄色の花は、谷底に落とした金貨が花になったという言い伝えもある、万葉集にも詠まれ、春の季語とされる金運の花☆

名は、細くしなやかな枝がそよそよと風に揺れる様子から『山振り』が訛ったなどいろいろ諸説があります。

春に黄色い花で山が埋めつくされる様子から『山春黄(やまはるき)』が変化したという説や鮮やかな黄色の花が『蕗(フキ)』に似て、山に生えていることから『山のフキ』からなど。

花びらは一重もしくは八重で、葉っぱは卵型の縁にギザギザがあり、全体に毛が生えています。表面が濃い緑、裏面は淡い緑色をしていることが特徴です。

狩りに出かけていた室町時代の武将、太田道灌は、突然のにわか雨にあい、農家で蓑(みの)を借りようとしました。娘が出てきて一輪のヤマブキの花を無言で差し出しましたが、太田道灌は、その意味がわからず立腹して都に戻りました。

後に、家臣から『後拾遺和歌集』に収録されている一句、
『七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき』

『山間の茅葺きの家であり、貧しさゆえ蓑(実の)の持ち合わせがない』ことを表したものだと教わりました。

真意がわかり自分の無知を恥じ、和歌の勉強に励んだという伝説があるようです。


ヤマブキの花言葉
気品・崇高・金運


ヤマブキについて

科・属バラ科ヤマブキ属
和名山吹(ヤマブキ)
英名Kerria japonica
学名Kerria, Japanese kerria, Japanese rose
原産地日本、中国
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


この花の色は、『山吹色』という色名の由来になっています☆

3月27日の花<ジキタリス>と花言葉


ジキタリス(Foxglove)

指にはめるサックのような花の内側の濃い紫色の斑点は、毒のある印として妖精がつけた指跡だとも云われる、イングリッシュガーデンに欠かせない花のひとつ☆

下から順番に咲いていく様子は見応えのある花の名は花の形が指にはめるサックのような事からラテン語の指という意味の『digitus ジギトス』から。

英名は、『妖精たちの安眠を妨げるキツネの足音を消すために、キツネにこの花を履かせた』『悪い妖精が、鶏舎の周りを堂々とうろつくことができるように、キツネに魔法の手袋をあげた』という話から『キツネの音楽』『キツネの鈴』『妖精の指抜き』『妖精の帽子』『妖精の手袋』『魔性の手袋』といろいろな呼び名があり、和名は『狐の手袋』です。

ギリシア神話では、全知全能の神ゼウスの妻であるヘラはサイコロ遊びが好きで日頃から楽しんでいました。

ある時、誤って地上にサイコロを落としてしまったためゼウスに取ってくるよう頼みましたが、ヘラのサイコロ遊びを良く思っていなかったゼウスは地上に落ちたサイコロをジギタリスの花に変えてしまったとさ。

薬用植物としても有名ですが、全草に猛毒があり栽培する際には取り扱いに注意が必要です。


ジキタリスの花言葉
不誠実・熱愛・誠心誠意・胸の思い


ジキタリスについて

科・属オオバコ科ジギタリス属
和名ジギタリス
英名Foxglove, Digitalis
学名Digitalis purpurea
原産地ヨーロッパ
開花期5月~8月
花の詳細 Wikipedia


妖精たちが印で危険を知らせてくれたと思うと毒の怖さが和らぎます☆(⌒∇⌒)

3月26日の花<ハナニラ>と花言葉

ハナニラ(Spring starflower) 春の太陽に向かって薄い青味を帯びた神秘的な星形の花を咲かせる、花が願いを叶えてくれるかも!?☆
名は、葉にニラ臭があることからで、食用のニラは別属(ネギ属)です。 ネガティブな花言葉は青みを帯びた白い花色が、物悲しい印象を与えることからだそうです。 光に反応する性質で、夜や曇り、雨の日は花を閉じ、太陽に向かって動きます。 朝は東を向いて、午後は真上、夜は西を向くのです。
ハナニラの花言葉 悲しい別れ・耐える愛・恨み・星に願いを
ハナニラについて
科・属ヒガンバナ科ハナニラ属
和名花韮(ハナニラ)
英名Spring starflower
学名Ipheion uniflorum
原産地中央~南アメリカ
開花期3月~5月
花の詳細 Wikipedia
爽やか花ですが、葉からニラ臭です☆(⌒∇⌒)

3月25日の花<ジャケツイバラ>と花言葉


ジャケツイバラ(Mysore thorn)

蛇と蛇が絡み合うように見える枝の先に黄色い花を沢山つけ、可憐にも関わらず鋭い棘を持つ賢者の花☆

和名は、『蛇結茨(ジャケツイバラ)』は、棘があるつる性の植物であり、茎が互いに絡まっている様子を蛇に見えることから。


ジャケツイバラの花言葉
賢者


ジャケツイバラについて

科・属マメ科ジャケツイバラ属
和名蛇結茨
英名Mysore thorn
学名Caesalpinia decapetala
原産地日本
開花期5月~6月

花の詳細 Wikipedia


黄色の明るい花が元気をくれます☆

3月24日の花<カタクリ>と花言葉


カタクリ(Katakuri)

うつむいて咲く花姿を恥じらう乙女の初恋に見立てた春の妖精と呼ばれる山野草☆

この植物の球根から抽出したデンプンの粉が片栗粉です。

7~8年ほどかけて種が球根となるユリ科カタクリ属に分類される球根性の多年草で日本全国の平地から山地まで幅広く自生しています。

夏前には葉が枯れてしまうので『スプリング・エフェメラル(春の妖精)』とも呼ばれます。


カタクリの花言葉
初恋・嫉妬・寂しさに耐える


カタクリについて

科・属ユリ科カタクリ属
和名片栗(カタクリ)
英名Erythronium japonicum
学名Katakuri, Dogtooth violet
原産地日本、朝鮮半島、サハリン
開花期3月~5月

花の詳細 Wikipedia


群生するまでには数十年の月日がかかるといわれる貴重な群生地一度は訪れたいですね☆(⌒∇⌒)
愛知県豊田市足助町の香嵐渓・神奈川県相模原市の城山かたくりの里・千葉県柏市のカタクリ群生地・栃木県那須郡那須川町のかたくり山公園・東京都西多摩郡奥多摩町の御前山のかたくり・栃木県下都賀郡岩舟町のみかも山公園のかたくり

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