11月9日の花<サザンカ>と花言葉


サザンカ(Sasanqua)

寒さが強まる初冬に椿に似た花からは良い香りがし、果実から油が採取できる、寂しい冬の庭を彩ってくれる困難に強い花☆

和名は、椿に似ており、漢名のツバキ科の植物を指す『山茶(さんさ)』が訛って、『山茶花(さざんか)』と呼ばれるようになりました。

英語は、日本原産で、日本の読み方を、そのまま英語にしたので『Sasanqua』になりました。

代表的な品種は、『サザンカ群(大錦、大朱盃、七福神、東雲、旭鶴など)』、『カンツバキ群(勘次郎、昭和の栄、富士の峰、乙女サザンカなど)』、『ハルサザンカ群(三段花、絞笑顔、鎌倉絞、梅ヶ香など)』などがあります。

山茶花と椿の見分け方は、花がバラバラに散って、葉はギザギザで秋に咲く品種があるのが『山茶花』、花が丸ごと散り、葉はギザギザしてなく、新春の頃に咲く品種があるのが『椿』です。


サザンカの花言葉

全般のサザンカ困難に打ち克つ・ひたむきさ・理想の恋
赤のサザンカ謙譲・あなたがもっとも美しい
白のサザンカ愛嬌・あなたは私の愛を退ける
ピンクのサザンカ永遠の愛

サザンカについて

科・属ツバキ科ツバキ属
和名山茶花(サザンカ)
英名Sasanqua
学名Camellia sasanqua
原産地日本
開花期11月~12月
花の詳細 Wikipedia


冬の庭に赤い花が彩りを添えてくれます☆

11月8日の花<ステルンベルギア>と花言葉


ステルンベルギア(Autumn daffodil)

南ヨーロッパからアジアの地中海沿岸にかけ自生する、秋も深まる頃にクロッカスに似た鮮やかな黄色の花をつける星の輝きのような花☆

属名の学名『Sternbergia(ステルンベルギア)』は、オーストラリアの植物学者『K.M.von Stemberg(ステルンベルグ)』の名前から。

和名は、同じヒガンバナ科で白い花のタマスダレ(ゼフィランサス)に似ていることから、『黄花玉簾(キバナタマスダレ)』と名付けられました。

英語は『Autumn daffodil(秋のラッパズイセン)』や『Yellow star flower(イエロー スター フラワー)』などと呼ばれます。


ステルンベルギアの花言葉
待ちきれない・あなたを愛しています・安息・あなたは魅力に富んでいる


ステルンベルギアについて

科・属ヒガンバナ科キバナタマスダレ属(ステルンベルギア属)
和名黄花玉簾(キバナタマスダレ)
英名Autumn daffodil、Yellow star flower
学名Sternbergia lutea
原産地地中海沿岸
開花期9月~10月

花の詳細 Wikipedia


目の覚めるような黄金色の花が元気を与えてくれますね☆

11月28日の花<クリ>と花言葉


クリ(Japanese Chestnut) 

クリーム色をした強い香りの細長い小さな花穂を持ち、トゲのある実が割れると縄文時代の遺跡からも見つかるほど、昔から食べられてきた実があらわれる秋の味覚の花☆

クリ

和名の『栗(くり)』は、果皮や実の色が黒いことから『黒』が転じたという説、落ちた栗が小石のように見え、石を意味する古語『くり』からなど諸説あります。

英語の『Japanese Chestnut』は、日本原産で、ラテン語『castanea(栗)』の意味を持ち、『nuts(実)』と合わさり名付けられました。

1つのイガの中に3個の実は、かつては高級品といわれ、ビタミンB1、カリウム、タンニンが多く、高血圧や老化、ガンに効果があります。

品種は、『柴栗』、『早生栗(わせくり)』、『筑波』など他あります。


クリの花言葉
満足・豪奢・私を公平にせよ・贅沢


クリについて

科・属ブナ科クリ属
和名栗(クリ)
英名Japanese Chestnut
学名Castanea crenata
原産地日本、中国
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


美味しい栗は幸せを与えてくれますね☆

11月26日の花<シーマニア>と花言葉


シーマニア(Bolivian sunset)

5つに裂けた赤やオレンジ、黄色の長い筒状花が横を向いて、長い期間鮮やかな花をたくさん咲かせる、仲良くおしゃべりしているような花姿は愛らしく元気を与えてくれる花☆

属名の学名『Gloxinia(グロキシニア)』は、ドイツの医師で植物学者の『グロキシン(Benjamin Peter Gloxin)』の名前から。

英語の『Bolivian sunset(ボリビアのサンセット)』は、原産地がボリビアであることから名付けられました。


シーマニアの花言葉
繁栄・コミュニケーション・元気


シーマニアについて

科・属イワタバコ科グロキシニア属
和名シーマニア
英名Bolivian sunset
学名Gloxinia sylvatica
原産地ボリビア、ペルー
開花期9月~2月
花の詳細 Wikipedia


冬に元気な色合いで楽しませてくれ、冬場の鉢花として人気が高まっているそうです☆

11月24日の花<ピラカンサ>と花言葉


ピラカンサ(Firethorn) 

春には小さな花を咲かせ、秋には燃えるように真っ赤に熟した赤い実をつけ、濃い緑色の常緑の葉が四季を通じて緑を保つので庭木や生け垣、鉢植えとして人気の花☆

属名の『ピラカンサ(Pyracantha)』は、火のように赤く熟す実と棘のある木から、ギリシア語『pyro(火)」と『akantha(刺)』の意味を持ちます。

英名は、『fire(炎)』と『thorn(棘)』から『Firethorn(ファイアーソーン)』、中国名は『カキョク(火棘)』と呼ばれます。

和名は、1年中常緑で、サンザシの実に似た実をつけることから、『常磐山査子(ときわさんざし)』と名付けられました。


ピラカンサの花言葉
美しさはあなたの魅力・愛嬌・燃ゆる想い・快活・慈悲


ピラカンサについて

科・属バラ科トキワサンザシ属
和名常磐山査子(ときわさんざし)
英名Firethorn
学名Pyracantha
原産地中国、ヨーロッパ
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


赤い実が輝き冬の寂しさを和らげてくれますね☆

11月22日の花<ワビスケ>と花言葉


ワビスケ(camellia wabisuke) 

一重咲きのツバキの一種で、花が小型で開ききらず、筒型に咲く花姿が慎ましい印象で茶室に飾られる茶花として有名な千利休が愛した花☆

ワビスケ

和名の『侘助(わびすけ)』は、千利休の『侘数寄(わびすき)』が転訛したやこの花を丹精こめて育てていた千利休の下男の庭男の名前『侘助』からなど諸説あります。

英語は、椿の一種であるので、『camellia(椿)』と侘助という名前であることから、『camellia wabisuke』と名付けられました。

品種は、『白侘助(シロワビスケ)』、『胡蝶侘助(コチョウワビスケ)』、『太郎冠者(タロウカジャ)』などがあります。


ワビスケの花言葉
控えめ・静かなおもむき・慰めてあげます・簡素


ワビスケについて

科・属ツバキ科ツバキ属
和名侘助(ワビスケ)
英名Camellia
学名Camellia wabisuke
原産地日本、中国、朝鮮半島
開花期3月~4月
花の詳細 Wikipedia


侘(わび)と寂(さび)がある花を咲かし、茶道に通じるものがある花とされているようです☆

jaJapanese