12月9日の花<プリムラ>と花言葉


プリムラ(Primula

冬から春の冷たく寒い季節でも、鮮やかな色の花を他の花より先に咲かす鍵の花☆


プリムラの花言葉

全般のプリムラ永続する愛情・富貴・神秘な心・運命を開く・可憐・うぬぼれ
赤のプリムラ美の秘密・後援のない功績
紫のプリムラ信頼


プリムラの種類別花言葉

プリムラ・シネンシス永遠の愛情
プリムラ・ポリアンサ富の誇り・無言の愛
プリムラ・オブコニカしとやかな人・青春の美しさ
プリムラ・ジュリアン青春の喜びと悲しみ
プリムラ・マラコイデス素朴・気取らない愛・運命を開く


プリムラについて

科・属サクラソウ科サクラソウ属
和名桜草
英名Primula
学名Primula spp
原産地ヨーロッパ、アジア
開花期最盛期は12~3月
花の詳細 Wikipedia

12月7日の花<シクラメン>と花言葉


シクラメン(Cyclamen)

とある貴婦人が、『これはかがり火のような花ですね』と言ったことから篝火花(カガリビバナ)とも呼ばれる親しみある花☆

属名の学名『Cyclamen(シクラメン)』は、球根の丸い姿から、ギリシア語『kiklos(円)』の意味を持ちます。

和名の『篝火花(カガリビバナ)』は、とある貴婦人が花姿を見て、『これはかがり火のような花ですね』と言ったことから日本の植物学者、牧野富太郎によって名付けられました。

英語の『sowbread(豚のパン)』は、シチリア島でシクラメンの球根を豚が食べ荒らしたことから言われるようになったようです。

代表的な品種は、『ミュージカル』『メロディアウトドア』『ピコラシリーズ』などがあります。

草花好のソロモン王は、王冠に花のデザインを取り入れようといろいろな花と交渉しましたが断られ、唯一承諾してくれたシクラメンに感謝すると、上を向いていたシクラメンが嬉しさと恥ずかしさのあまりにうつむいてしまったとさ。


シクラメンの花言葉

全般の花言葉遠慮・気後れ・内気・はにかみ
赤のシクラメン嫉妬
白のシクラメン清純
ピンクのシクラメン憧れ・内気・はにかみ

シクラメンについて

科・属サクラソウ科シクラメン属
和名篝火花(カガリビバナ)
英名Cyclamen, Florist’s cyclamen, Sowbread
学名Cyclamen persicum
原産地地中海沿岸
開花期10月~4月
花の詳細 Wikipedia


シクラメンの名前から『シ(死)』『ク(苦)』を連想することから、贈り物には適さない場合もあるようです☆

12月4日の花<アベリア>と花言葉


アベリア(Glossy abelia)

夏から秋にかけて、長期に渡り、鐘形の小さい花の香りが豊かで、蜂や蝶も蜜を吸いに集まってくる強運の花☆

和名は、がく片に実が残る花姿が羽子板遊びのはねに似ていることから『花衝羽根空木(ハナツクバネウツギ)』と名付けられました。

英語は『Glossy abelia(光沢のあるアベリア)』と呼ばれます。

学名は、19世紀に中国で植物を採集したイギリスの医師、博物学者クラーク・エーベルの名前から。

仲間には、葉に斑が入る『フイリアベリア』、ピンクの花を咲かせる『紅花アベリア』、日本に自生する『衝羽根空木(ツクバネウツギ)』などもあります。


アベリアの花言葉
強運・謙虚・謙譲


アベリアについて

科・属スイカズラ科ツクバネウツギ属
和名花衝羽根空木(ハナツクバネウツギ)
英名Glossy abelia
学名Abelia × grandiflora
原産地中国
開花期6月~11月
花の詳細 Wikipedia


香り高き花が癒してくれます☆

12月3日の花<ヒヤシンス>と花言葉


ヒヤシンス(Hyacinth)

雪が溶け始める頃に、甘く強い香りを放ち、小さな花弁がたくさん集まった丸い花姿は可憐で、香りには疲労回復やリラックス効果があり、白は純粋、無垢で心を静めてくれます☆

属名の学名『Hyacinthus(ヒヤシンサス)』は、ギリシア神話の美少年『ヒュアキントス(Hyakinthos)』の名前から。

漢字は、風信じる子供で『風信子(ヒヤシンス)』とあて字が付けられました。


ギリシア神話では、美少年ヒュアキントスは、太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスに愛されていました。

ある日、ヒュアキントスとアポロンが親しげに円盤投げをしているのを見たゼピュロスが嫉妬し、意地悪な風を起こすと、円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額に円盤があたり、大量の血を流して死んでしまいました。

ヒュアキントスの血から紫のヒヤシンスの花が咲いたといわれます。


ヒヤシンス(シロ)の花言葉

白のヒヤシンス控えめな愛らしさ・心静かな愛
全般のヒヤシンススポーツ・ゲーム・遊び・悲しみを超えた愛
紫のヒヤシンス悲しみ・悲哀・初恋のひたむきさ
赤のヒヤシンス嫉妬
ピンクのヒヤシンススポーツ・ゲーム・しとやかなかわいらしさ
青のヒヤシンス変わらぬ愛
黄色のヒヤシンスあなたとなら幸せ・勝負

ヒヤシンス(シロ)について

科・属キジカクシ科ヒヤシンス属
和名風信子(ヒヤシンス)
英名Hyacinth, Common hyacinth, Garden hyacinth, Dutch hyacinth
学名Hyacinthus orientalis
原産地地中海東部沿岸
開花期3月~4月
花の詳細 Wikipedia


親しみ深い花が癒してくれます☆

12月1日の花<キク>と花言葉


キク(Chrysanthemum) 

日本の秋を代表する花で品位や品格の象徴として古くから尊ばれてきた、不老長寿や繁栄をもたらす力を持つ花☆

和名の『菊(キク)』は、行き詰まるという意味の『窮まる(きわまる)』を語源とし、『一年の最後に咲く花』ということから名付けられ、漢字の『菊』は、中心に向かって巻き込むように咲く花形を、手のひらに米をおいて握った様子になぞらえたものだといわれています。

英語の『chrysanthemum(クリサンセマム)』は、ギリシア語『chrysos(黄金)』と『antgemon(花)』の意味を持ちます。

天皇や皇室を表す紋章の『十六八重表菊』は、菊の御紋とも呼ばれ、皇室で最初に用いたのは『後鳥羽上皇(1180~1239)』といわれます。


菊の種類は『洋ギク』、『スプレー菊』、『電照菊』、『食用菊』などがあり、咲き方は『ポンポンマム』、『ピンポンマム』などがあります。

『和菊』は、ひな菊や浜菊や野菊などで、『洋菊』は、スプレー菊などヨーロッパ原産の品種改良されたものをいいます。

大きさは、『大菊』、『中菊』、『小菊』があり、季節別は、『春菊』、『夏菊』、『秋菊』、『冬菊、寒菊』と呼ばれます。


キクの花言葉

全般のキク高貴・高潔・高尚
赤のキクあなたを愛してます
白のキク真実・誠実
黄色のキクわずかな愛・破れた恋・長寿と幸福

キクについて

科・属キク科キク属
和名家菊(イエギク)
英名Chrysanthemum, Florist’s daisy, Hardy garden mum
学名Chrysanthemum morifolium
原産地中国
開花期10月~12月
花の詳細 Wikipedia


高貴な花が心を清めてくれるようです☆

11月30日の花<アツモリソウ>と花言葉


アツモリソウ(Cypripedium)

大きい花がみごとな平家物語と関係の深い、幻の野生ラン☆

アツモリソウ

和名の『敦盛草(アツモリソウ)』は、平安時代の武士、平敦盛から。
花姿が一ノ谷の戦いで、熊谷次郎直実に討たれた敦盛の背負っていた母衣(ほろ)に見立ててつけられたといわれます。

属名の学名『Cypripedium(シプリペディウム』は、ギリシア語の『Cypris(女神ヴィーナス)』と『pedilon(スリッパ)』から。


アツモリソウの花言葉
気まぐれ、移り気、君を忘れない


アツモリソウについて

科・属ラン科アツモリソウ属
和名敦盛草
英名なし
学名Cypripedium macranthos
原産地日本、中国、朝鮮半島
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia

日本原産のアツモリソウは今では幻の花。

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