10月4日の花<カリン>と花言葉


カリン(Chinese quince)

春に淡いピンク色の花を咲かせ、秋には黄色く甘い香りの実をたくさん実らす、弘法大師が中国から苗を持ち帰った花☆

和名は、木目がフタバガキ科の『花櫚(かりん)』に似ていることからで、英語は『Chinese quince(中国のマルメロ)』と呼ばれます。

学名『Pseudocydonia(プセウドサイドニア)』は、カリンとマルメロがよく似た近縁種であるため、ギリシア語『pseudos(偽)』と『Cydonia(マルメロ)』から。

『木瓜(モッカ)』という漢方薬としても咳止めや鎮痛作用があり、のどの炎症をしずめ、のど飴にも多く配合されています。


カリンの花言葉
豊麗・唯一の恋


カリンについて

科・属バラ科カリン属
和名花梨、榠樝(カリン)
英名Chinese quince
学名Pseudocydonia sinensis
原産地中国
開花期3月~5月実は10月~11月
花の詳細 Wikipedia


果実はとても堅く渋みがあるため、シロップ漬け、ジャム、果実酒などで親しまれています☆

10月2日の花<アンズ>と花言葉


アンズ(Apricot blossom)

春に桜よりも少し早く美しい花を咲かせ、初夏につける実はジャムやシロップ漬けなどで美味しく楽しめます☆

英名は、ラテン語で『日が当たり熟す』という意味があります。

杏は、奈良時代に中国から伝わり、薬膳料理として使われていました。
ジャムや干し杏、あんず飴や杏仁豆腐など香り良くとても美味しい。

五枚の花びらを持ち、白色、淡い紅色で開花時に葉がないのが特徴です。


アンズの花言葉
臆病な愛・乙女のはにかみ・疑い・疑惑


アンズについて

科・属バラ科サクラ属
和名杏子 / 杏
英名Apricot
学名Prunus armeniaca
原産地ヒマラヤ西部~フェルガナ盆地
開花期3月~4月
花の詳細 Wikipedia


ピンクや白の花がとても美しく乙女のようですね☆

10月1日の花<キンモクセイ>と花言葉


キンモクセイ(Fragrant olive)

秋に漂う甘く芳しい香りにオレンジ色の小花と濃い緑色のコントラストが美しい、秋雨が降ると芳香を惜しむことなく、潔く花を散らせる気高い花☆

属名の学名『Osmanthus(オスマンサス)』は、ギリシャ語『osme(香り)』と『anthos(花)』の意味を持ちます。
英語は、『Fragrant olive(香りのよいオリーブ)』『Fragrant orange-colored olive(香りのよいオレンジ色のオリーブ)』と呼ばれます。

『木犀(モクセイ)』は、樹皮が淡褐色で動物のサイの皮に似ていることからで、中国語で『桂花』はギンモクセイ、キンモクセイは『丹桂』になるようです。

甘く気持のよいほろ酔い気分にさせてくれるの香りは、桂花陳酒(ケイカチンシュ)、桂花茶(ケイカチャ)、桂花醤(ケイファジャン)などお酒やお茶などにも用いられています。


キンモクセイの花言葉
謙虚・気高い人


キンモクセイについて

科・属モクセイ科モクセイ属
和名金木犀(キンモクセイ)
英名Fragrant olive, Fragrant orange-colored olive
学名Osmanthus fragrans var. aurantiacus
原産地中国
開花期9月~10月
花の詳細 Wikipedia


園のバス待ちの所が秋に入ると金木犀の香りに包まれていました。私にとっては子供の幼稚園時代を思い出させてくれる香り☆

10月30日の花<ベニバナ>と花言葉


ベニバナ(Safflower)

あざみにも似たポンポンのような花が咲きはじめは黄色で生長につれて赤く変化する、花から採取した染料や種からとった紅花油、花を乾燥させて漢方薬と万能な夏の太陽を思わせる花☆

和名は、紅色の染料をとったことから『紅花(ベニバナ)』と呼ばれました。
英語は『Safflower(サフラワー)』と呼び、日本でベニバナの種子から採取される油を『サフラワー油(紅花油)』と呼んでいます。

種からとれる紅花油(サフラワー油)や紅花からとれる色素は、布の染料や口紅など生活用品に古くから利用されてきました。

そして、花を乾燥させた漢方薬には、動脈硬化や心臓病、高血圧といった生活習慣病の予防・解消に効果があるとされています。


ベニバナの花言葉
包容力・特別な人・愛する力・化粧・装い


ベニバナについて

科・属キク科ベニバナ属
和名紅花(ベニバナ)
英名Safflower
学名Carthamus tinctorius
原産地地中海沿岸、中央アジア
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


シルクロードを経由して奈良時代に日本へと渡って来たそうです☆

10月24日の花<ウメ>と花言葉


ウメ(Plum blossom)

冬から春へと変わる時期に高貴な花の見頃を迎える、平安時代頃までは花見といえば『梅』だった。。美と長寿の花☆

和名の『梅(ウメ)』は、中国語『梅(メイ)』が訛った説、花の美しさから『愛目(うめ)』が転じた説など諸説があります。

菅原道真(845~903年)が、九州・筑前国の大宰府へ左遷されることになったとき、道真が大事に愛でたウメの木が道真の後を追い、一夜のうちに大宰府まで空を飛んでゆき、その地に降り立ったという飛梅伝説があります。

道真が梅の木に別れを惜しむ歌もあります。

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」


ウメの花言葉

全般忠実・気品・優雅・高貴・忍耐
赤の梅優美な人・優雅
白の梅気品・澄んだ心
桃色の梅清らかさ

ウメについて

科・属バラ科サクラ属
和名
英名Japanese apricot, Plum blossom
学名Prunus mume
原産地中国
開花期1月~3月
花の詳細 Wikipedia


古くから親しみ愛されて来た梅の花の上品な香りは癒されます☆

10月21日の花<モミジアオイ>と花言葉


モミジアオイ(Scarlet rose mallow)

初夏から初秋にかけて、しっとりした品格のある鮮紅色の花弁の間にすきまのある大きな5弁花が横向きに朝開花し夕方にしぼむ温和な一日花☆

和名は、アオイの仲間で、葉がモミジ似の深い切れ込みがあることから、『モミジアオイ(紅葉葵)』と名付けられました。

別名の『コウショッキ(紅蜀葵)』は、淡黄の花を咲かせる中国原産のトロロアオイの漢名である黄蜀葵(オウショッキ)と対の名前になっています。

英語は、『Scarlet rose mallow(深紅のバラのようなアオイ)』、『Texas star hibiscus(テキサスの星のようなハイビスカス)』などと呼ばれます。


モミジアオイの花言葉
温和・穏やかさ・優しさ・努力の賜物


モミジアオイについて

科・属アオイ科フヨウ属
和名紅葉葵(モミジアオイ)
英名Scarlet rose mallow, Texas star hibiscus
学名Hibiscus coccineus
原産地北アメリカ
開花期7月~9月
花の詳細 Wikipedia


秋の訪れを感じます☆

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