10月16日の花<シオン>と花言葉


シオン(Tatarian aster)

紫色の花が本格的な秋の気配を感じさせる、十五夜の頃に開花することから十五夜草とも呼ばれる追憶の花☆

名の学名『Aster(アスター)』は、放射状に伸びる花びらから、ギリシア語『aster(星)』の意味をもちます。

和名『紫苑』は、紫の花でたくさん集まって咲く様子の『苑』から。

今昔物語に因み、『オニノシコグサ(鬼の醜草)』や十五夜の頃に開花することから『ジュウゴヤソウ(十五夜草)』などの別名もあります。


今昔物語集では、父の死をいたむ兄弟の物語があります。

父をなくした兄弟は墓参りを欠かしませんでしたが、

次第に仕事が忙しくなった兄は、忘れ草を墓前に植えて墓参りをしなくなります。

弟は墓前にシオンを植え、毎日墓参りを続けました。

兄弟を見ていた鬼は弟に感心して、予知能力を授け、弟はその力のおかげで幸せに暮らしたとさ。


シオンの花言葉
追憶・君を忘れない・遠方にある人を思う


シオンについて

科・属キク科シオン属
和名紫苑(シオン)
英名Tatarian aster, Aster tataricus
学名Aster tataricus
原産地日本、朝鮮半島、中国、シベリア
開花期9月~10月
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10月15日の花<バジル>と花言葉


バジル(Basil)

夏から秋に、しわのよった卵形の葉をつけた茎先から花穂を伸ばす、香りが甘くさわやかな涙で清められた愛の象徴のハーブ☆

名は、貴族が薬や香水に用いられたことから、ギリシャ語『 Basileus(王様)』の意味を持ちます。

目に入った異物を取り除くために、水で浸してゼリー状にした種を利用したことから、『メボウキ(目箒)』の別名もあります。

仲間には、『ホーリー・バジル』クローブの香り、『レモンバジル』レモンの香り、『レッドバジル』アカジソのような色などがあります。

イタリアでは小さな愛と呼ばれ、身につけて異性の前に立つと愛しているという意志表示になります。

仲間には、『ホーリー・バジル』クローブの香り、『レモンバジル』レモンの香り、『レッドバジル』アカジソのような色などがあります。


バジルの花言葉
神聖・好意・よい望み・なんという幸運・強壮・憎しみ


バジルについて

科・属シソ科メボウキ属
和名目箒(めぼうき)
英名Basil
学名Ocimum basilicum
原産地インド
開花期6~8月
花の詳細 Wikipedia


10月14日の花<コスモス>と花言葉


コスモス(Cosmos)

細い茎に大きめの花が秋風に揺れる姿には風情があり、規則正しく並ぶ様子が愛らしい、コロンブスがメキシコからスペインに持ち帰った花☆

属名の学名『Cosmos(コスモス)』は、花びらが整然と並ぶ美しい花姿から、ギリシャ語『kosmos(美しい美しさ、調和、秩序、宇宙)』の意味を持ち、化粧品のコスメティクスの由来でもあります。

開花時期は、7~8月頃に咲く『夏咲き』と10~11月に咲く『秋咲き』と夏咲きと秋咲きの間に開花させる『早咲き』があります。

品種の種類は、『コスモス センセーション』『コスモス ベルサイユ』『コスモス ソナタ』『サイケ』『アカツキ』『イエローキャンパス』『シーシェル』などあります。


コスモスの花言葉

全般のコスモス乙女の真心・調和・謙虚
赤のコスモス愛情・調和
白のコスモス優美
ピンクのコスモス純潔

コスモスについて

科・属キク科コスモス属
和名秋桜(アキザクラ)
英名Cosmos
学名Cosmos bipinnatus
原産地メキシコ
開花期6月~10月
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空に透けるような繊細な花びらが優しく癒してくれます☆

10月12日の花<シュウメイギク>と花言葉


シュウメイギク(Japanese anemone)

人里や野山にひっそりと菊に似た明るい花を咲かす秋の風物詩で、アネモネの仲間から日本のアネモネともいわれる花☆

名は、秋の季節にキクに似た明るい花を咲かせることから『秋明菊(しゅうめいぎく)』と名付けられ、京都府京都市左京区鞍馬貴船町付近にたくさん咲いていたことから『貴船菊(キブネギク)』という別名もあります。

アネモネの仲間(イチリンソウ属)で中国が原産で日本へは古い時代に渡来し、英語では『Japanese anemone(日本のアネモネ)』と呼ばれています。


シュウメイギクの花言葉
薄れゆく愛情・淡い思い・あせていく愛・多感なとき・忍耐


シュウメイギクについて

科・属キンポウゲ科イチリンソウ属
和名秋明菊(シュウメイギク)
英名Japanese anemone
学名Anemone hupehensis
原産地中国
開花期9月~11月
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秋の風情を感じさせる優雅な花が彩ってくれます☆

10月11日の花<バラ・蔓バラ>と花言葉


バラ・蔓バラ(Rose)

壁やフェンスなどに蔓を伸ばして成長する花姿は美しい☆

学名は、古代ギリシア語『rhodon(ロドン)バラの意』やケルト語『rhodd(ロッド)赤を意味する』から。

和名は、トゲのある低木の『いばら(茨)』が訛ったものといわれています。

ギリシア神話では、愛と美と性を司る女神アプロディーテーがキプロス島の海から生まれたときのこと、大地が『自分も神々と同じように美しいものを創造することができる』といって、バラの花を生み出したといわれ、イタリアの画家サンドロ・ボッティチェッリの名画『ヴィーナスの誕生』にも描かれています。

昔から青いバラの品種の製作が世界のバラ愛好家の夢とされ、日本のサントリーが、14年挑戦し、2004年に世界初の青いバラを誕生させました。
2009年から『サントリーブルーローズ アプローズ(花言葉「夢かなう」)』として発売されています。


バラの花言葉
花色、箇所、本数によって花言葉があります。

全般のバラ愛・美
赤のバラあなたを愛してます・愛情・美・情熱・熱烈な恋
白のバラ純潔・私はあなたにふさわしい・深い尊敬
ピンクのバラしとやか・上品・感銘
青のバラ夢かなう・不可能・奇跡・神の祝福
黄色のバラ愛情の薄らぎ・嫉妬・友情
赤のバラのつぼみ純粋と愛らしさ・純粋な愛に染まる
白のバラのつぼみ恋をするには若すぎる・少女時代
バラのトゲ不幸中の幸い
1本一目ぼれ
2本世界は二人だけ・二人のため
3本告白・あなたを愛しています
4本愛は不変
5本出会えたことが嬉しい
6本あなたに夢中
7本密かな愛
11本最愛
15本永遠の友情
21本あなただけに尽くします
99本永遠の愛・ずっと一緒
108本結婚して下さい
999本何度生まれ変わってもあなたを愛する

バラについて

科・属バラ科バラ属
和名薔薇(バラ)
英名Rose
学名Rosa spp.
原産地北半球の温帯域
開花期5月~10月
花の詳細 Wikipedia


華やかで美しく、優雅に甘い香りを放ち咲き誇る姿が魅力的で、うっとりしちゃいますね~🌹🌹🌹

10月10日の花<クジャクソウ>と花言葉


クジャクソウ(frost aster)
長い茎がたくさん枝分かれし、多くの花が咲き、孔雀の羽のような華やかさに心奪われそう☆

和名の『孔雀草(くじゃくそう)』は、花が咲いた様が、孔雀の羽のような華やかさであったことから。
名のアスターは「、花の形から『星』の意味をもちます。

英語の『frost aster』は、霜が降りる季節まで咲き続けるため『frost(霜)』とギリシャ語『aster(星)』から。

『キダチコンギク(木立紺菊)』、『宿根アスター』などの別名もあります。


クジャクソウの花言葉
可憐な人・飾り気のない人・一目ぼれ


クジャクソウについて

科・属キク科シオン属多年草
和名孔雀草、孔雀アスター
英名frost aster
学名Aster pilosus
原産地北アメリカ
開花期9月~10月
花の詳細 Wikipedia

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