10月22日の花<クレマチス>と花言葉


クレマチス(Clematis)

細長いつるを伸ばし、大きく鮮やかな花を咲かせ、つるがとても丈夫なことから、
『鉄線』とも呼ばれる『ツル性植物の女王』☆

名は、ツルでまつわりつく性質より、ギリシア語『klema(ブドウなどのツル)』から。

英語では『旅人の楽しみ(Traveller’s joy)』、イタリア語では『ごま塩ひげ』、
フランス語では、かつてフランスの乞食が毒性があるクレマチスの葉をつぶして皮膚につけて自分の肌をかぶれさせ、通行人の同情をひいたことから『乞食草』とも呼ばれます。

花びらのように見える色のついた萼の形が風車のように見えることから、日本では『カザグルマ』、鉄線のように丈夫なつるをもつことから中国では『テッセン』と呼ばれています。


クレマチスの花言葉
精神の美・旅人の喜び・策略


クレマチスについて

科・属キンポウゲ科センニンソウ属
和名鉄線(テッセン)、風車(カザグルマ)
英名Clematis, Traveller’s joy, Leather flower
学名Clematis spp.
原産地日本、中国、ヨーロッパ、北米など
開花期5月~10月種類による
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは、旅人が快適に過ごせるように、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく迎える素敵な風習があるそうです☆

10月21日の花<アザミ>と花言葉


アザミ(Thistle)

野山に咲く綿毛のついた紫やピンクの愛らしい花を折ろうとするとトゲが刺さって驚きあきれる。美しさについ触れてしまいたくなる野草☆

名は、花を折ろうとするとトゲが刺さって『驚きあきれる』、古語『あざむ』から。

ギリシア神話では、大地の女神が羊飼いの美少年ダフニスに失恋をし、その悲しみでアザミをつくったとか。

北欧神話では、雷神トールの花とされ、花を身につけている者は雷から守られると言い伝えられています。

聖母マリアが処刑されたキリストの十字架の釘を地面に埋めた場所からアザミが生えてきたといわれ『聖母のアザミ』とも呼ばれます。

1263年にスコットランドがノルウェー軍に夜襲を受けた際、アザミのトゲを踏みつけたスコットランド兵の声でスコットランド軍が敵を追い払うことができた事からアザミはスコットランドの標章と国花になったとさ。


アザミの花言葉
独立・厳格・復讐・満足・触れないで・安心


アザミについて

科・属キク科アザミ属
和名野薊(ノアザミ)
英名Japanese thistle
学名Cirsium japonicum
原産地日本
開花期3月~7月
花の詳細 Wikipedia


ほとんどのアザミは食べて楽しめ、油で揚げたり、茹でたり、和え物、炒めものなどにしても美味しいです☆(⌒∇⌒)

10月20日の花<ノボタン>と花言葉


ノボタン(Gliry bush)

秋~初冬に薄紅紫色の大きな花が枝先に咲く、雄しべの黄色とのコントラストが美しい、謙虚な輝きを持つ花☆

『野牡丹(ノボタン)』は、牡丹のように美しい花が野に咲くことから名付けられました。ボタンの花に似ているわけではないようです。

熱帯地域原産ですが、寒さに強く丈夫です。


ノボタンの花言葉
自然・平静・謙虚な輝き・ひたむきな愛情・落ち着き・あなたと踊ろう


ノボタンについて

科・属ノボタン科シコンノボタン属
和名野牡丹(ノボタン)
英名Gliry bush・Spider flower
学名Tibouchina urvilleana
原産地中~南アメリカ
開花期7~11月

花の詳細 Wikipedia


心を落ち着かせてくれる紫色が癒してくれます☆

10月19日の花<グロサリオ>と花言葉


グロリオサ(Gloriosa)

蔓状で炎のような花姿は、狐の顔のように見えることから狐百合とも呼ばれる、華やかで勇ましく栄光に導く情熱的な花☆

属名の『グロリオサ(Gloriosa )』は、、燃え立つような花姿と波打つよう華やかさから、ラテン語の『gloriosus(光栄、立派)』の意味を持ちます。

和名の『狐百合(きつねゆり)』は、花の形が狐の顔のように見えることから名付けられ、英語の『glory lily』は、『glory(栄光)』とユリ科の植物なので、『 lily(百合)』からです。

球根には毒が含まれており、食べると死ぬ恐れがあるので、取り扱いにはくれぐれも注意が必要です。


グロリオサの花言葉
栄光・燃える情熱・頑強・おしゃれな心・天分・華麗


グロリオサについて

科・属ユリ科グロリオサ属
(APG体系ではイヌサフラン科に分類)
和名グロリオサ、狐百合(キツネユリ)
英名Gloriosa, Glory lily, Flame lily, Fire lily, Climbing lily
学名Gloriosa spp.
原産地熱帯アフリカ、熱帯アジア
開花期7月~8月
花の詳細 Wikipedia


炎のようで華やかな花姿は気持ちを上げてくれますね☆

10月18日の花<ベゴニア>と花言葉


ベゴニア(Begonia) 

多肉質の葉っぱが左右非対称なハート形の葉を持つ、種類も多く一年中楽しめる幸せな日々を彩る花☆

属名の学名『Begonia(ベゴニア)』は、ルイ14世に紹介した、植物学者シャルル・プリュミエがアンティル諸島の総督だった『Michel Begon(ミシェル・ベゴン)』の名前にちなんで名づけました。

園芸品種は約10,000種を超えるといわれています。おもな品種に、『ベゴニア・センパフローレンス』、『クリスマスベゴニア』、『エラチオールベゴニア』などあります。


ベゴニアの花言葉

全般のベゴニア親切・片想い・愛の告白・幸せな日々
赤色のベゴニア公平
白色のベゴニア親切

ベゴニアについて

科・属シュウカイドウ科シュウカイドウ属
和名四季咲きベゴニア
英名Perpetual begonia
学名Begonia semperflorens
原産地ブラジル
開花期周年
花の詳細 Wikipedia


優しい花が一年中彩ってくれます☆

10月17日の花<ムラサキシキブ>と花言葉


ムラサキシキブ(Japanese beautyberry) 

葉っぱの緑色が美しく、秋には光沢がある紫色の実を付ける、才女としての逸話が多い紫式部に例えられる聡明な花☆

和名は、濃い紫色の実をたくさん付けることから、『紫重実(むらさきしきみ)』と呼ばれ、変化して『紫式部(むらさきしきぶ)』となりました。

英語は、『japanese beauty berry(日本の美しい実)』日本原産で、美しい実を付けることから。

属名の学名『Callicarpa(カリカルパ)』は、果実が美しく熟すことから、ギリシア語『callos(美しい)』と『carpos(果実)』の意味を持ちます。


ムラサキシキブの花言葉
愛され上手・上品・聡明


ムラサキシキブについて

科・属シソ科ムラサキシキブ属
和名紫式部(ムラサキシキブ)
英名Japanese beautyberry, East Asian beautyberry
学名Callicarpa japonica
原産地日本、朝鮮半島、台湾
開花期6月~7月 実 秋
花の詳細 Wikipedia


紫式部の名前を聞くだけで聡明な気持ちになります☆

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