1月17日の花<マーガレット>と花言葉


マーガレット(Marguerite)

白、淡いブルーと黄色のコントラストが愛らしい、ギリシア神話の女性の守護神アルテミスに捧げる恋占いの花☆

名は、白い花から、ギリシア語『マルガリーテス(margarites)』の真珠の意味を持ち、アフリカ西海岸のカナリア諸島原産の花をフランスで園芸用に改良したものは『Paris daisy(パリス・デージー)』と呼ばれます。

和名は、葉の形がシュンギクに似ていることから『木春菊(モクシュンギク)』と名付けられました。

シンプルな咲き方の『リーフ咲き(八重咲き)』、全体に花びらがついて華やかな『オペラ咲き(八重咲き)』、立体的な咲き方の『ウルル咲き(アネモネ咲き)』など咲き方があります。


マーガレットの花言葉
恋占い・真実の愛・信頼


マーガレットについて

科・属キク科モクシュンギク属
和名木春菊(モクシュンギク)
英名Marguerite, Paris daisy
学名Argyranthemum frutescens
原産地アフリカ大陸北西のカナリア諸島
開花期3月~5月
花の詳細 Wikipedia


マーガレット系の花びらを一枚ずつ散らして『好き、嫌い・・』しませんでしたか?☆

1月11日の花<コチョウラン>と花言葉


コチョウラン(Phalaenopsis)

白い大きな蝶が舞うような花姿が、豪華で高貴な幸福を呼び込む花☆

和名は、蘭の一種で、白く大きな花姿が、蝶が舞うようにみえることから『胡蝶蘭(コチョウラン)』と呼ばれます。

学名の『Phalaenopsis aphrodite』は、ギリシア神話に登場する愛と美と豊穣の女神『アプロディーテー(Aphrodite)』から。

学名の『Phalaenopsis』は、ギリシア語『蛾(Phalaia)』と『似ている(opsis)』の意味を持ちます。


コチョウランの花言葉

全般のコチョウラン幸福が飛んでくる・純粋な愛
白のコチョウラン純粋
ピンクのコチョウランあなたを愛します

コチョウランについて

科・属ラン科ファレノプシス属
和名胡蝶蘭(コチョウラン)
英名Phalaenopsis, Moth Orchid
学名Phalaenopsis aphrodite
原産地東南アジア
開花期1月~5月頃
花の詳細 Wikipedia


フォーマルフラワーとして結婚、新築、開店、就任などのお祝いに人気がありますね☆

1月9日の花<ヒトリシズカ>と花言葉


ヒトリシズカ(Chloranthus japonica)

源義経の愛した静御前が舞う姿に似た、清楚な白く美しい春の山野草☆

名は、源義経の愛した静御前が舞う姿に花姿が似ていたことから。

静御前は頼朝に命じられて鶴岡八幡宮の回廊で舞いを舞うことになり、義経恋慕の歌を歌いながら舞いを舞った。

「吉野山 嶺の白雪 踏み分けて 入りにし人の 跡ぞ恋しき
賤やしづ 賤のおだまき繰り返し 昔を今に なす由もがな」


一人静の花言葉
隠れた美


一人静について

科・属センリョウ科センリョウ属
和名一人静
英名Chloranthus japonica
学名Chloranthus japonicus
原産地サハリン・南千島・北海道・本州・四国・九州・朝鮮半島・中国東北部
開花期4月
花の詳細 Wikipedia

寂しくひっそり一輪で咲いているわけではなく良かったです。😊

1月7日の花<アッツザクラ>と花言葉


アッツザクラ(Spring star flower)

春になると、見た目が桜のような、ピンクや白の一重や八重の可憐な花を咲かせる、桜・桜草とは全く違う種類の愛いっぱいの花☆

名は、アメリカ合衆国アラスカ州、第二次世界大戦中に日本とアメリカの戦地となったアリューシャン列島の『アッツ島』からや葉の厚い桜という、『厚桜』と見た目からなど諸説あります。

属名の『Rhodohypoxis(ロードヒポキシス)』は、が濃いピンク色のヒポキシス属から、ギリシャ語『rhodon(バラ色)』と『hypoxis(ヒポキシス属)』の意味を持ちます。


アッツザクラの花言葉
可憐・無意識・愛を待つ


アッツザクラについて

科・属ユリ科アッツザクラ属
和名アッツザクラ
英名Spring star flower
学名Rhodohypoxis baurii
原産地南アフリカ
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


英名のSpring star flower・春の星の花、なんてすてきなネーミングですね☆

1月3日の花<クロッカス>と花言葉


クロッカス(Crocus) 

早春に紫や黄、白の花を咲かせることから、古くから春の訪れを知らせてくれる花、バレンタインに捧げる花ともいわれます☆

属名の学名『Crocus(クロッカス)』は、長く糸状に伸びるめしべをもつことから、ギリシア語『krokos(糸)』の意味を持ちます。

サフランの花色は紫色で秋に咲き、クロッカスは春に色は様々な花が咲き、観賞用でハルサフランとも呼ばれます。


美青年のクロッカスは、リーズという娘との結婚を神々に許してもらえず、
絶望でクロッカスは自殺し、残されたリーズの嘆き悲しむ姿を哀れんだ花の女神アフロディーテは、青年をクロッカスに、娘をリーズの朝顔に変えたとさ。


クロッカスの花言葉

全般の花言葉青春の喜び・信頼・私を信じて・切望
紫の花言葉愛の後悔
黄の花言葉私を信じて

クロッカスについて

科・属アヤメ科クロッカス属
和名クロッカス
英名Crocus
学名Crocus spp.
原産地地中海沿岸
開花期2月~4月
花の詳細 Wikipedia


1月2日の花<スイセン>と花言葉


スイセン(Narcissus)

冬から早春に、すっと伸びた花茎の先に、清楚な花を咲かす、甘い香りで春の訪れを知らせてくれるナルシストな花☆

属名の学名『Narcissus(ナルシサス)』は、水鏡に映った自分の姿に恋をしてスイセンになってしまった、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスから。

和名の『日本水仙(ニホンズイセン)』は、日本で最も一般的な水仙で花姿がまるで仙人のようだったため、中国の古典に『仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙』とあります。

全草有毒で、鱗茎(りんけい)にリコリンなどの毒成分を多く持つため、取り扱いには注意が必要です。


美少年ナルキッソスは、さまざまな相手から言い寄られましたが、自らの美しさを鼻にかけており、いつも冷たい態度でした。

言葉を繰り返すことしかできないという呪いをかけられていた森の妖精エーコーもナルキッソスに恋をしましたが、相手にしてもらえず、屈辱と恋の悲しみから姿を失ってしまいました。

それを見ていた復讐の女神ネメシスは、ナルキッソスに呪いをかけ、水面に映る自分の姿に恋をさせました。

自分に恋をしたナルキッソスは、恋の苦しみでやせ細り、死んでしまい、水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わったとさ。自己陶酔を意味する「ナルシスト」の語源にもなっています。


スイセンの花言葉

全般のスイセンうぬぼれ・自己
黄色のスイセンもう一度愛してほしい・私のもとへ帰って
ラッパスイセン尊敬・報われぬ恋
クチベニズイセンすてきな装い

スイセンについて

科・属ヒガンバナ科スイセン属
和名日本水仙(ニホンズイセン)、雪中花(セッチュウカ)
英名Narcissus
学名Narcissus spp.
原産地スペイン、ポルトガル、地球海沿岸、北アフリカ
開花期12月~2月
花の詳細 Wikipedia


日本での三大群生地は、兵庫県淡路島、福井県越前海岸、千葉県房総半島です。一度は訪れたいものです☆

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