1月8日の花<モクレン>と花言葉


モクレン(Magnolia)

春風にほのかな香りをのせ、青空に向かう紫色の大きな花をつけ、自然を謳歌しているような、1億年以上前は存在していたと考えられる地球最古の庭木☆

和名は、花がハス(蓮)に似ていることから『木蓮(モクレン)』と名付けられ、紫の花色は、『紫木蓮(シモクレン)』の別名もあります。

属名の学名『Magnolia(マグノリア)』は、18世紀のフランスの植物学者ピエール・マニョルの名前から。

仲間と開花時期はハクモクレン(白木蓮)、サラサモクレン、モクレン(木蓮)の順になります。

モクレンとコブシ共、モクレン科モクレン属。近縁の花で近い性質を持っていますが別のものです。


モクレンの花言葉
気高さ・高潔な心・荘厳・崇敬・崇高・慈悲・自然への愛・自然な愛情


モクレンについて

科・属モクレン科モクレン属
和名木蓮(モクレン)
英名Mulan magnolia, Purple magnolia, Lily magnolia
学名Magnolia liliiflora
原産地中国
開花期3月~5月
花の詳細 Wikipedia


高貴な花の柑橘系のさわやかな香りが癒してくれます☆

1月3日の花<スイセン>と花言葉


スイセン(Narcissus)

冬から早春に、すっと伸びた花茎の先に、清楚な花を咲かす、甘い香りで春の訪れを知らせてくれるナルシストな花☆

属名の学名『Narcissus(ナルシサス)』は、水鏡に映った自分の姿に恋をしてスイセンになってしまった、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスから。

和名の『日本水仙(ニホンズイセン)』は、日本で最も一般的な水仙で花姿がまるで仙人のようだったため、中国の古典に『仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙』とあります。

全草有毒で、鱗茎(りんけい)にリコリンなどの毒成分を多く持つため、取り扱いには注意が必要です。


美少年ナルキッソスは、さまざまな相手から言い寄られましたが、自らの美しさを鼻にかけており、いつも冷たい態度でした。

言葉を繰り返すことしかできないという呪いをかけられていた森の妖精エーコーもナルキッソスに恋をしましたが、相手にしてもらえず、屈辱と恋の悲しみから姿を失ってしまいました。

それを見ていた復讐の女神ネメシスは、ナルキッソスに呪いをかけ、水面に映る自分の姿に恋をさせました。

自分に恋をしたナルキッソスは、恋の苦しみでやせ細り、死んでしまい、水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わったとさ。自己陶酔を意味する「ナルシスト」の語源にもなっています。


スイセンの花言葉

全般のスイセンうぬぼれ・自己
黄色のスイセンもう一度愛してほしい・私のもとへ帰って
ラッパスイセン尊敬・報われぬ恋
クチベニズイセンすてきな装い

スイセンについて

科・属ヒガンバナ科スイセン属
和名日本水仙(ニホンズイセン)、雪中花(セッチュウカ)
英名Narcissus
学名Narcissus spp.
原産地スペイン、ポルトガル、地球海沿岸、北アフリカ
開花期12月~2月
花の詳細 Wikipedia


日本での三大群生地は、兵庫県淡路島、福井県越前海岸、千葉県房総半島です。一度は訪れたいものです☆

1月29日の花<ルピナス>と花言葉


ルピナス(Lupine)

花色豊富でフジを逆さにしたような古代ヨーロッパでは花を食べると心が明るくなるという説のある花☆

オオカミのように荒れ地でも生育する強靭さを持つことから、ラテン語でオオカミ『ループス(lupus)』から名付けられました。

古代ヨーロッパでは、花を食べると血行がよくなり心が明るくなり想像力が高まるので薬草として食べられ、石鹸や牧草としても使用されていたそうです。

フジを逆さにしたような花姿から『登り藤』『立ち藤』とも呼ばれます。


ルピナスの花言葉
想像力・いつも幸せ・貪欲・あなたは私の安らぎ


ルピナスについて

科・属マメ科ルピナス属
和名昇り藤(ノボリフジ)、立ち藤(タチフジ)
英名Lupine
学名Lupinus L.
原産地南北アメリカ、地中海沿岸
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


彩り豊かで目からも明るさを与えてくれるようです☆(⌒∇⌒)

1月24日の花<ヒヤシンス>と花言葉


ヒヤシンス(Hyacinth)

雪が溶け始める頃に、小さな小花が集まって花開く、甘く強い香りは疲労回復やリラックス効果がある、風を信じる子供で『風信子(ヒヤシンス)』☆

属名の学名『Hyacinthus(ヒヤシンサス)』は、ギリシア神話の美少年『ヒュアキントス(Hyakinthos)』の名前から。

漢字は、風信じる子供で『風信子(ヒヤシンス)』とあて字が付けられました。


ギリシア神話では、美少年ヒュアキントスは、太陽神アポロンと西風の神ゼピュロスに愛されていました。

ある日、ヒュアキントスとアポロンが親しげに円盤投げをしているのを見たゼピュロスが嫉妬し、意地悪な風を起こすと、円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額に円盤があたり、大量の血を流して死んでしまいました。

ヒュアキントスの血から紫のヒヤシンスの花が咲いたといわれます。


ヒヤシンスの花言葉

白のヒヤシンス控えめな愛らしさ・心静かな愛
全般のヒヤシンススポーツ・ゲーム・遊び・悲しみを超えた愛
紫のヒヤシンス悲しみ・悲哀・初恋のひたむきさ
赤のヒヤシンス嫉妬
ピンクのヒヤシンススポーツ・ゲーム・しとやかなかわいらしさ
青のヒヤシンス変わらぬ愛
黄色のヒヤシンスあなたとなら幸せ・勝負

ヒヤシンスについて

科・属キジカクシ科ヒヤシンス属
和名風信子(ヒヤシンス)
英名Hyacinth, Common hyacinth, Garden hyacinth, Dutch hyacinth
学名Hyacinthus orientalis
原産地地中海東部沿岸
開花期3月~4月
花の詳細 Wikipedia


親しみ深い花が癒してくれます☆

1月21日の花<スイートピー>と花言葉


スイートピー(Sweet pea)

マメ科ならではの上へ上へと伸びる蔓に甘い香りがするパステルカラーの蝶がヒラヒラと今にも飛び立ちそうな別れと出会いの花☆

名は、ほのかな甘い香りを放つため、スイートな香りのよい豆の意味をもちます。

日本には江戸時代末期に渡来し、エンドウに似て香りもよいことから、『ニオイエンドウ』や『ジャコウエンドウ』とも呼ばれます。

花が終わると豆が実りますが豆には毒があり、大量に食すとラチリズムともいわれる下半身麻痺を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

品種は約100種あるとされ、日本には4種自生し、主に「春咲き」「夏咲き」「冬咲き」の3種類に分けられます。

品種は、『ロイヤルホワイト』『ステラ』『ダイアナ』『ハニーレモン』『ムジカスカーレット』『ビオラ』『恋式部』『ブルーリップル』『シルキーピーチ』『キューピットステラ』などがあります。


スイートピーの花言葉
ほのかな喜び・優しい思い出・門出・別離


スイートピーについて

科・属マメ科レンリソウ属
和名スイートピー
英名Sweet pea
学名Lathyrus odoratus
原産地イタリアのシシリー島
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは麝香のような甘い香りから寝室に飾る花として愛されているそうです☆

1月18日の花<レンギョウ>と花言葉


レンギョウ(Forsythia)

早春に鮮やかなトリが羽ばたくような黄色い花を枝いっぱいに咲かせ 、金の鈴とも呼ばれる希望の花☆

和名は、『連』は枝に実が沢山連なること、『翹』は、キジが尾や羽を広げて飛ぶ様子から、『連翹(れんぎょう)』と名付けられました。

英語は、花姿が黄金の鐘のようなことから、『golden bell flower』と名付けられました。

属名の学名の『Forsythia(フォーサイシア)』は、スコットランドの王立植物園の監督官を務めた園芸家ウィリアム・フォーサイスから。


レンギョウの花言葉
希望・かなえられた希望・豊かな希望・集中力・情け深い・期待


レンギョウについて

科・属モクセイ科レンギョウ属
和名連翹(レンギョウ)
英名Forsythia, Golden bell, Weeping forsythia
学名Forsythia suspensa
原産地中国
開花期3月~4月
花の詳細 Wikipedia


実は、漢方医学に利用され、解熱や消炎、利尿、鎮痛などの効果があり、体を癒してくれます☆

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