1月10日の花<ツゲ>と花言葉


ツゲ(Boxwood)

早春に、枝先や光沢のある葉のわきに、淡黄色の小さな花弁のない花をつせ、古くから櫛や将棋の駒などの細工物に使われてきた、庭木や街路樹としてよく用いられる堅固な樹木☆

花名の『(黄楊、柘植(ツゲ)』は、葉が次から次へとつくことから『次ぐ』が転訛した説や、木目が丈夫なことから『強木目木(つよきめぎ)』が転訛したなど諸説あります。

モチノキ科のイヌツゲ(犬黄楊)は、『ホンツゲ(本黄楊、本柘植)』と呼ばれ、『アサマツゲ(朝熊黄楊)』は、伊勢市の朝熊山(あさまやま)に多く見られたことから名付けられました。

英語は、『Boxwood(セイヨウツゲ)』で、その硬さから細工品に使われ、『Pyxis(ピュクシス)』と呼ばれていますが、Phxisはギリシャ語で、英語に変わる際、boxになりました。

硬く緻密できめ細かい材質から、将棋の駒や髪型を整える櫛などに使われる高級木材です。


ツゲの花言葉
堅固・禁欲主義・淡白・冷静


ツゲについて

科・属ツゲ科ツゲ属
和名ツゲ(黄楊・柘植・樿)
英名Boxwood
学名Buxus microphylla
原産地日本
開花期3~4月頃
花の詳細 Wikipedia


花は、目立たないですが、身近で活躍してくれている樹木ですね☆

1月7日の花<セリ>と花言葉


セリ(Water dropwort) 

夏の田や湿地に、強い香りのある純白で清楚な小さな花を傘状にたくさん咲かす、春の七草のひとつで早春に柔らかな若葉を七草粥で頂き無病息災を願う花☆

セリ

和名の『芹(セリ)』は、競り合うように咲くことから。

英語の『Water dropwort』は、『water(水辺)』に生える『dropwort(芹)』から名付けられ、『Japanese parsley(日本のパセリ)』とも呼ばれます。

属名の学名『Oenanthe(オエナンサ)』は、ギリシア語『oinos(酒)』と『anthos(花)』の意味を持ちます。

『芹(セリ)』は、『薺(ナズナ)』、『御形(ゴギョウ)』、『繁縷(ハコベラ)』、『仏の座(ホトケノザ)』、『菘(スズナ)』、『蘿蔔(スズシロ)』と共に春の七種(ななくさ)の一つです。


セリの花言葉
清廉で高潔・貧しくても高潔


セリについて

科・属セリ科セリ属
和名芹(セリ)、白根草(シロネグサ)
英名Water dropwort, Japanese parsley
学名Oenanthe javanica
原産地日本、中国、朝鮮半島、東南アジア、オセアニア
開花期7月~8月
花の詳細 Wikipedia


邪気を払い万病を除く、七草がゆ『人日の節句(1月7日)』、正月疲れを癒してくれます☆

1月3日の花<マツ>と花言葉


マツ(Pine)

枝の先端には針のような葉っぱが束になってつき、花の後、松ぼっくりと呼ばれる実をつけ、冬でも枯れずに長く生きることから長寿の象徴で縁起物としてお正月に飾られる樹木☆

マツ

学名と属名の『Pinus(パイナス)』は、ケルト語で山を意味する『pin』から。

和名の『松(マツ)』は、古くから神に関する木とされ、神が木に宿るのを『待つ』や、行く末を『待つ』、神を『祀る(まつる)』からなど諸説がたくさんあります。

寿命が長く、家が長く続いてほしいという願いから家紋にも多く使われています。

種類は、『赤松(アカマツ)』、『黒松(クロマツ)』、『琉球松(リュウキュウマツ)』、『大王松(ダイオウマツ)』、『五葉松(ゴヨウマツ)』、『モンタナマツ』、『這松(ハイマツ)』などあります。

神ゼウスや、海の神ポセイドンの母の女神レアは、恋人ある羊飼いに思いを寄せ、心変わりをしない羊飼いを嫉妬から松の木に変えてしまいました。

恋を忘れることができず、嘆き悲しむレアを哀れんだゼウスが、一年中緑色を保つように、松を常緑樹にしたとさ。


マツの花言葉
不老長寿・同情・哀れみ・慈悲・勇敢・向上心・かわいそう・永遠の若さ


マツについて

科・属マツ科マツ属
和名松(マツ)
英名Pine, Pine tree
学名Pinus spp.
原産地北半球
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


『松竹梅(しょうちくばい)』とし、おめでたいものとして慶事などで親しまれていますね☆

1月28日の花<スノーフレーク>と花言葉


スノーフレーク(Summer snowflake)

スズランのような釣鐘形の白い花を下向きに咲かせます。
緑のワンポイントが可愛い☆


スノーフレークの花言葉
純粋・純潔・汚れなき心・皆をひきつける魅力


スノーフレークについて

科・属ヒガンバナ科スノーフレーク属
和名鈴蘭水仙
英名Summer snowflake
学名Leucojum aestivum
原産地ヨーロッバ中南部
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


桜の咲く頃に開花します。
春が恋しくなりますね。

1月の代表花<カーネーション>と花言葉

カーネーション(Carnation)
カーネーションが1月の代表花とは意外ではありますが☆

古代ギリシア時代から香料として栽培され、聖母マリアが流した涙のあとから生えたとも言い伝えられています。


カーネーションの花言葉

全般のカーネーション無垢の愛
赤のカーネーション母への愛
ピンクのカーネーション女性の愛・熱愛・美しいしぐさ
白のカーネーション純粋な愛・私の愛は生きています
黄色のカーネーション軽蔑
紫のカーネーション誇り・気品
濃い赤のカーネーション
純粋な愛 ・あなたを熱愛します・清らかな慕情
オレンジのカーネーション女性の愛・熱愛・美しい仕草・感謝・上品・気品・暖かい心
緑のカーネーション癒やし・純粋な愛情
青のカーネーション
永遠の幸福
複色や絞り色のカーネーション愛の拒絶・私はあなたの奴隷になる・愛の拒絶
ムーンダスト
(1995年に遺伝子組み換え技術によって世界で初めて創りだされた青紫のカーネーション)
永遠の幸福
虹色のカーネーション感謝


カーネーションについて

科・属ナデシコ科・ナデシコ属
和名カーネーション
英名carnation
学名Dianthus caryophyllus
原産地南ヨーロッパ、西アジア
開花期2月~5月

花の詳細 Wikipedia

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