ホオズキ(Winter Cherry)
緑から真っ赤に色が変化する実の皮は実は葉なのです。ふっくらした真っ赤な実が実を鳴らして遊ぶ子供たちのほほのような不思議な花☆
和名は、ふっくらした実が赤く染まった頬を連想させ実を鳴らして遊ぶ子供たちの姿から『頬突き』と呼ばれていたや
ホホというカメムシがつきやすいことから『ホホ付き』と名付けられたなど諸説がいくつかあります。
英語は、『Winter Cherry(冬のサクランボ)』や『Ground cherry(地面のサクランボ)』と呼ばれます。
花は、白色やクリーム色で、花の中央部は黄色です。ナス科の植物で、ナスの花に似ています。緑から真っ赤に色が変化する実の皮は、葉で、実の大きさに対し、中は空洞で種の小ささに驚きます。
子供の夜泣きやひきつけ、大人のお腹や胸の痛みを和らげる効能があると薬草として利用されていました。
『食用ほおずき』は、ヨーロッパを中心にフルーツとして食べられていますが、妊娠中に食べてしまうと流産を引き起こす恐れがあるので、注意が必要で、江戸時代には堕胎剤として使われていたそうです。
日本では古くから死者を導く提灯の役割としてお盆に仏花として飾られてきました。
ホオズキの花言葉
偽り・ごまかし・欺瞞・心の平安・不思議・自然美
ホオズキについて
科・属 | ナス科ホオズキ属 |
和名 | 鬼灯(ホオズキ)、酸漿(ホオズキ) |
英名 | Winter Cherry, Ground cherry, Chinese lantern plant |
学名 | Physalis alkekengi |
原産地 | 東南アジア |
開花期 | 6月~7月 |
東京都にある浅草寺では『ほおずき市』が毎年7月上旬に開催され、風鈴の音とホオズキの露天の賑わいが楽しめます☆