アサガオ(Morning glory)
長いツルを伸ばしものに絡まりながら、たくさんの葉っぱと大きな花をつけ、早朝に開花し、昼過ぎにはしぼんでしまう夏の風物詩の花☆
奈良時代(710~794)の末期に遣唐使によって中国から薬用として伝わったとされ、
はじめ、『牽牛子(ケンゴシ)』という漢名で呼ばれ、種子に下剤や利尿剤としての効果があり、中国では牛と交換されるほど高価であったことから呼ばれていました。
和名は、朝に開花し、昼にしぼんでしまう『朝の美人の顔』を表現して『朝の容花(かおばな)』からで、英語は『Morning glory』と呼ばれます。
俳句の世界では秋の季語として使われ、秋の七草の1つとされることもあり、奈良時代の貴族・歌人の山上憶良が詠んだ歌が(万葉集)秋の七草の由来とされ、『朝貌の花(この朝貌はキキョウとする説あり)』が登場します。
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花
アサガオの花言葉
全般のアサガオ | はかない恋・固い絆・愛情・結束・明日もさわやかに |
紫のアサガオ | 冷静 |
青のアサガオ | はかない恋 |
白のアサガオ | 固い絆・あふれる喜び・あなたに私は、からみつく |
アサガオについて
科・属 | ヒルガオ科サツマイモ属 |
和名 | 朝顔(アサガオ) |
英名 | Morning glory |
学名 | Ipomoea nil |
原産地 | 熱帯アジア、ヒマラヤ山麓 |
開花期 | 7月~9月 |
七夕の季節に東京・台東区の入谷鬼子母神(真源寺)の入谷朝顔まつりが有名です☆