5月5日の花<ハナショウブ>と花言葉


ハナショウブ(Japanese iris)

水辺や湿原に自生する青紫色の花の付け根に黄色い模様があり、古風な雰囲気を醸し出す、男の子の成長を祝う端午の節句に飾る花☆

名は、菖蒲に葉っぱが似ていて、美しい花が咲くことから、
中国語では、『玉蝉花(ギョクゼンカ)』と呼ばれます。

ギリシャ神話では、全能の神ゼウスはヘラという妻がおりながら、侍女イリスに言い寄っていたため、困ったイリスがヘラに『自分を別の場所に移して欲しい』と頼み、世界中を駆け回る伝令と知恵の女神になったそうです。


ハナショウブの花言葉
うれしい知らせ・あなたを信じる・心意気・優しい心・優雅・信頼


ハナショウブについて
花菖蒲とアヤメ、カキツバタはとても似ていて区別が難しいので、特徴をあげました。
【ハナショウブ(花菖蒲)】
池や沼の近くの湿地に自生し、花の付け根に黄色い模様があり、面に1本、裏に2本の葉脈がある。
【カキツバタ(燕子花、杜若)】
草原などの乾いた土地に咲き、付け根に白い(淡黄色)模様があり、葉脈が目立たず、やや幅広である。
【アヤメ(文目、綾目)】
草原などの乾いた土地に咲き、付け根に網目状の模様があり、葉脈は目立たず、細い。

科・属アヤメ科アヤメ属
和名花菖蒲(ハナショウブ)
英名Iris sanguinea
Japanese iris
学名Iris ensata var. hortensis
Iris kaempferi
原産地日本、朝鮮半島~東シベリア
開花期6~7月
花の詳細 Wikipedia


端午の節句に菖蒲湯にして楽しまれるのはサトイモ科の菖蒲で、花菖蒲とは別物だそうです。男児がすくすくと成長しますように~☆

5月4日の花<ヤマブキ>と花言葉


ヤマブキ(Kerria)

谷底に落とした金貨がヤマブキの花になったという言い伝えもある、万葉集にも詠まれ、春の季語とされる金運の花☆

名は、細くしなやかな枝がそよそよと風に揺れる様子から『山振り』が訛ったなどいろいろ諸説があります。

春に黄色い花で山が埋めつくされる様子から『山春黄(やまはるき)』が変化したという説や鮮やかな黄色の花が『蕗(フキ)』に似て、山に生えていることから『山のフキ』からなど。

花びらは一重もしくは八重で、葉っぱは卵型の縁にギザギザがあり、全体に毛が生えています。表面が濃い緑、裏面は淡い緑色をしていることが特徴です。

狩りに出かけていた室町時代の武将、太田道灌は、突然のにわか雨にあい、農家で蓑(みの)を借りようとしました。娘が出てきて一輪のヤマブキの花を無言で差し出しましたが、太田道灌は、その意味がわからず立腹して都に戻りました。

後に、家臣から『後拾遺和歌集』に収録されている一句、
『七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき』

『山間の茅葺きの家であり、貧しさゆえ蓑(実の)の持ち合わせがない』ことを表したものだと教わりました。

真意がわかり自分の無知を恥じ、和歌の勉強に励んだという伝説があるようです。


ヤマブキの花言葉
気品・崇高・金運


ヤマブキについて

科・属バラ科ヤマブキ属
和名山吹(ヤマブキ)
英名Kerria japonica
学名Kerria, Japanese kerria, Japanese rose
原産地日本、中国
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


この花の色は、『山吹色』という色名の由来になっています☆

5月3日の花<クレマチス>と花言葉


クレマチス(Clematis)

細長いつるを伸ばし、大きく鮮やかな花を咲かせ、つるがとても丈夫なことから、
『鉄線』とも呼ばれる『ツル性植物の女王』☆

名は、ツルでまつわりつく性質より、ギリシア語『klema(ブドウなどのツル)』から。

英語では『旅人の楽しみ(Traveller’s joy)』、イタリア語では『ごま塩ひげ』、
フランス語では、かつてフランスの乞食が毒性があるクレマチスの葉をつぶして皮膚につけて自分の肌をかぶれさせ、通行人の同情をひいたことから『乞食草』とも呼ばれます。

花びらのように見える色のついた萼の形が風車のように見えることから、日本では『カザグルマ』、鉄線のように丈夫なつるをもつことから中国では『テッセン』と呼ばれています。


クレマチスの花言葉
精神の美・旅人の喜び・策略


クレマチスについて

科・属キンポウゲ科センニンソウ属
和名鉄線(テッセン)、風車(カザグルマ)
英名Clematis, Traveller’s joy, Leather flower
学名Clematis spp.
原産地日本、中国、ヨーロッパ、北米など
開花期5月~10月種類による
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは、旅人が快適に過ごせるように、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく迎える素敵な風習があるそうです☆

5月2日の花<キンポウゲ>と花言葉


キンポウゲ(buttercup) 

春から初夏に日当たりの良い山野の生息し、黄色い花が風に遊び、太陽にキラキラと輝く富を呼ぶ花☆

和名の『金鳳花(きんぽうげ)』は、八重咲きの光沢がある黄色い花を金色の鳳(おおとり)に見立てたことからで、5弁花はウマノアシガタと呼びます。別名の『馬の脚形(うまのあしがた)』は、地表から出ている葉が馬の足に似ていることから。

英語の『buttercup』は、花の色や様子から『可愛い女の子』、『子供っぽさを』の意味を持ちます。

有毒植物なので取り扱いには注意が必要です。


キンポウゲの花言葉
子供らしさ・到来する幸福・富・中傷・栄誉・栄光


キンポウゲについて

科・属キンポウゲ科キンポウゲ属
和名金鳳花(きんぽうげ)
英名buttercup
学名Ranunculaceae
原産地日本、朝鮮半島。中国
開花期4月~6月
花の詳細 Wikipedia

5月1日の花<スズラン>と花言葉


スズラン(Lily of the valley)

フランスでは、5月1日にスズランの花をプレゼントすると、受けとった人に幸福をもたらすといわれています☆

花名は、花が鈴のように見えることから。

ヨーロッパでは古くから聖母マリアの花とされ、北国の人々にとって春の訪れの喜びのしるしになっています。

1561年、当時のフランス王が、贈られたスズランをお気に召し、毎年宮廷の婦人たちにスズランを贈るようにしたことから、幸福をもたらす花として5月1日にスズランを贈る風習が生まれたようです。

森の守護神セントレオナールは、純潔で若くたくましい青年で、森の中で恐ろしい毒竜に襲われ、死闘の末、ついに毒竜を倒しました。
セントレオナールの全身の傷から血がしたたりおちた地を神は、聖なる場所として白いスズランの花を咲かせたという言い伝えがあります。


スズランの花言葉
再び幸せが訪れる・純粋・純潔・謙遜


スズランについて

科・属キジカクシ科スズラン属
和名鈴蘭(スズラン)
英名Lily of the valley
学名Convallaria majalis
原産地ヨーロッパ、アジア
開花期4月~6月
花の詳細 Wikipedia


見て頂いた皆様に幸福が訪れますように~🔔


5月26日の花<サンダーソニア>と花言葉


サンダーソニア(Sandersonia)

オレンジイエローの風鈴のようにぷっくりとふくらんだ釣鐘形の花を下向きに咲かす祝福の花☆

名は、南アフリカの入植者で、1851年にこの植物を発見したジョン・サンダーソンの名から。

英名は、南アフリカの原産地でクリスマスの頃に咲くことから『Christmas bells(クリスマスベル)』や中国で使われていたランプのかさに似ていることから『Chinese lantern(チャイニーズランタンリリー)ちょうちんのようなユリ』とも呼ばれます。


サンダーソニアの花言葉
福音・祝福・祈り・信頼・共感・可憐・愛らしい・望郷・励まし・祝福の音色


サンダーソニアについて

科・属イヌサフラン科サンダーソニア属
和名サンダーソニア
英名Sandersonia, Christmas bells, Chinese lantern lily
学名Sandersonia aurantiaca
原産地南アフリカ
開花期6月~8月
花の詳細 Wikipedia


愛らしい黄色のベルから福音が鳴り響きますように♪

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