4月6日の花<ハナズオウ>と花言葉


ハナズオウ(Chinese redbud)

江戸時代ごろから日本の庭木として親しまれてきた、枝いっぱいにピンク蝶のような花をたわわに咲かせる、花言葉はちょっぴりネガティブだけど春の喜びを表す花☆

名は、赤紫の花色が、染料液の色に似ていることから。

キリスト教の十二使徒の一人、ユダは、イエスを裏切ったことを悔い、セイヨウハナズオウの木で命を絶ったとか。。
この話より『Judas tree(ユダの木)』と呼ばれています。そのため、西洋ではネガティブな花になっているようです。

早春の梅から始まり~春を告げるピンクの花が満開になる花木の最後を飾り、
日本では、春の喜びを表す花として、縁起のいいイメージで昔から愛されてきました。


ハナズオウの花言葉
裏切り・不信仰・人のおだてに乗りやすい・エゴイズム・高貴・目覚め・豊かな生涯


ハナズオウについて

科・属マメ科ハナズオウ属
和名花蘇芳(ハナズオウ)
英名Chinese redbud
学名Cercis chinensis
原産地中国
開花期4月~5月

花の詳細 Wikipedia


暖かくなった春に輝くピンク色の花が縁起を運んでくれるといいですね☆

4月2日の花<クローバー>と花言葉


クローバー・シロツメクサ(Clover)

春の公園や野原に咲き誇る花の三つの葉は『希望・信仰・愛情』、四つの葉は『幸運』のシンボルと葉の枚数によっても花言葉が変わる、幸運を運ぶ花☆

名は、江戸時代にオランダから輸入されたガラス器や書物の梱包にクローバーの枯草梱包に詰め物として使われていたことから『詰草(つめくさ)』と呼ばれました。

属名は、3つの小葉が多いので、ラテン語『tres(数字の3)』と『folium(葉)』から。
古くから四つ葉のクローバーは十字架に見えることから、幸運のシンボルとされてきました。

三つ葉のクローバーは、キリスト教では父と子と聖霊の「三位一体」と結びつけて考えられ、聖パトリック司教がアイルランドで布教に努めました。

後にクローバーはアイルランドの国花となり、3月17日の聖パトリックの祝日にはクローバーの葉を胸にさすならわしになったそうです。


シロツメクサの花言葉

全般私を思って・幸運・約束・復讐
赤色勤勉
一つ葉困難に打ち勝つ・始まり
二つ葉素敵な出会い・平和
三つ葉私を思って・幸運・約束・復讐
四つ葉幸運・私のものになって
五つ葉経済的繁栄・財運
(『それを隠して持っていると不幸になるが、人に贈ると、受け取った人にも幸運が訪れる』や、場所によっては『五つ葉を見つけるとすぐ病気になる』というマイナスイメージもあるようです。)
六つ葉地位と名声
七つ葉無限の幸運

シロツメクサについて

科・属マメ科トリフォリウム属
和名白詰草(シロツメクサ)
英名Clover, White clover, White Dutch clover
学名 ‎Trifolium repens
原産地ヨーロッパ
開花期5月~9月
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは、四つ葉のクローバーを見つけたら、『誰にもいってはいけない』『左の靴の中に隠しておくとよい』『着物の中に縫い込んでおくとよい』などといわれるそうですが。。見つけたら、思わず言っちゃいますよね☆(⌒∇⌒)

4月30日の花<カルミアと花言葉


カルミア(Mountain laurel)

日傘のような愛らしい花と金平糖のような色濃い蕾が優美な希望の花木☆

花姿が花笠のように見えることから、花笠石楠花『ハナガサシャクナゲ』という別名もあります。

春に金平糖のような星形の蕾を枝の先端にたくさんつけ、花が開くと皿形になり、花の雄しべは、虫が飛んできた刺激によって飛び出し、花粉が散るという特性があります。


カルミアの花言葉
優美な女性・大きな希望・野心


カルミアについて

科・属ツツジ科カルミア属
和名花笠石楠花
英名Mountain laurel
学名Kalmia latifolia
原産地北アメリカ
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


日傘をさした貴婦人のような気品があります☆(⌒∇⌒)

4月28日の花<サクラソウ>と花言葉


サクラソウ(Japanese primrose) 

春の早い時期にかわいいハート形の花びらの花を咲かす、江戸時代から庶民に愛されてきた花☆

和名は、花びらが、桜の花びらの形に似ていることから、『桜草(サクラソウ)』と名付けられました。

英名の『Primrose』は、最初に咲く花という意味『primerole』から。

学名の『Primula sieboldii』は、江戸時代に長崎オランダ商館の医官として滞在したドイツの博物学者シーボルトの名から。

300を超える品種があり、『駅路の鈴(えきろのすず)』『墨田の花火(すみだのはなび)』『赤蜻蛉(あかとんぼ)』『駒止(こまどめ)』『銀世界(ぎんせかい)』『漁火(いさりび)』『里桜(さとざくら)』などがあります。

現在は、環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されています。


サクラソウの花言葉
少年時代の希望・初恋・自然の美しさを失わない・あこがれ・純潔


サクラソウについて

科・属サクラソウ科サクラソウ属
和名桜草(サクラソウ)
英名Japanese primrose
学名Primula sieboldii
原産地日本、朝鮮半島、中国東北部
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


埼玉県さいたま市桜区の桜草公園が有名です。訪れたいものです☆

 

4月27日の花<オダマキ>と花言葉


オダマキ(Columbine)

細く伸びた茎の先に大きな花が咲く、ライオンの力強さは、この葉を食べるからだと伝えられ、両手に葉をこすりつけると勇気がでるという勝利への決意の草花☆

花名は、花姿が麻糸を巻くために使った『苧環(オダマキ)』に似ていることからで、
『糸繰草(イトクリソウ)』とも呼ばれます。
英名は、ツボミの形がハトに似ているため、『鳩のような(コランバイン)」から。

毒性があり、触れたり口に入れたりしてしまうと、皮膚のかぶれや胃腸炎を引き起こすので、取扱いに注意が必要です。

かつてヨーロッパでは、ライオンがこの葉を食べることで強い力がわくといわれ、『ライオンソウ』とも呼ばれていました。

また、ヨーロッパでは捨てられた恋人のシンボルともされているそうです。


オダマキの花言葉

オダマキ全般必ず手に入れる・愚か・断固として勝つ
紫色のオダマキ 勝利への決意・捨てられた恋人
赤色のオダマキ 素直・心配して震えている
白色のオダマキ あの方が気がかり

オダマキについて

科・属キンポウゲ科オダマキ属
和名苧環(オダマキ)
英名Columbine
学名Aquilegia spp.
原産地日本、アジア、ヨーロッパ
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


うつむくような花姿が愛らしく爽やかさで春を彩ってくれます☆

4月25日の花<フロックス>と花言葉


フロックス(Phlox)

茎先にまとまってかわいらしい花を咲かせ、おしろいの匂いがすることから花魁草とも呼ばれる求婚の花☆

名は、鮮やかな花色から、ギリシア語『phlogos(火炎)』の意味を持ちます。
和名は、おしろいの匂いがすることや、華やかで豪華な花姿から『花魁草』、
また、葉が夾竹桃に似るので『草夾竹桃』と呼ばれ、『桔梗撫子』と呼ばれる種類もあります。

一年草や多年草などたくさんの種類や品種があり、紫色のじゅうたんのように咲く芝桜も種類の1つ。


フロックスの花言葉
あなたの望みを受けます・一致・合意・同意・協調


フロックスについて

科・属ハナシノブ科フロックス属
和名花魁草、草夾竹桃、桔梗撫子
英名Phlox
学名Phlox spp.
原産地北アメリカ
開花期3月~11月種により違う
花の詳細 Wikipedia


イギリスでは、男性からフロックスを贈られた際に、受け取ると結婚を承諾したことになるそうです☆


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