7月2日の花<クレマチス>と花言葉


クレマチス(Clematis)

細長いつるを伸ばし、大きく鮮やかな花を咲かせ、つるがとても丈夫なことから、
『鉄線』とも呼ばれる『ツル性植物の女王』☆

名は、ツルでまつわりつく性質より、ギリシア語『klema(ブドウなどのツル)』から。

英語では『旅人の楽しみ(Traveller’s joy)』、イタリア語では『ごま塩ひげ』、
フランス語では、かつてフランスの乞食が毒性があるクレマチスの葉をつぶして皮膚につけて自分の肌をかぶれさせ、通行人の同情をひいたことから『乞食草』とも呼ばれます。

花びらのように見える色のついた萼の形が風車のように見えることから、日本では『カザグルマ』、鉄線のように丈夫なつるをもつことから中国では『テッセン』と呼ばれています。


クレマチスの花言葉
精神の美・旅人の喜び・策略


クレマチスについて

科・属キンポウゲ科センニンソウ属
和名鉄線(テッセン)、風車(カザグルマ)
英名Clematis, Traveller’s joy, Leather flower
学名Clematis spp.
原産地日本、中国、ヨーロッパ、北米など
開花期5月~10月種類による
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは、旅人が快適に過ごせるように、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく迎える素敵な風習があるそうです☆

6月29日の花<ジャーマンアイリス>と花言葉


ジャーマンアイリス(Iris germanica) 

多彩な花弁がドレスのフリルのように優雅なレインボーフラワーは、虹を渡って届ける恋の便りの使者☆

ジャーマンアイリス

名は、学名の『Iris germanica』は、ギリシャ神話の虹の女神イリスに由来し、ドイツとは特定されていないのですが、原産地がドイツであることから。

アイリス全般の詳細 → こちら


ジャーマンアイリスの花言葉
使者・恋の便り・素晴らしい結婚・よろしくお伝えください・炎


ジャーマンアイリスについて

科・属アヤメ科・アヤメ属
和名文目
英名Iris
学名Iris
原産地東アジア、ヨーロッパ
開花期4月~7月頃
花の詳細 Wikipedia

6月28日の花<ゼラニウム>と花言葉


ゼラニウム(Geranium)

1年中楽しめる花で葉に独特な香りがあり、青臭いにおいを虫が嫌うので虫よけや魔よけや厄よけの効果もある窓辺の花☆

和名は、天竺『異国産の』と葵の葉に似ていることからで、属名の学名は、種子に突起があり、コウノトリのくちばしに似ているので、ギリシア語『pelargo(コウノトリ)』から。

ヨーロッパでは、青臭いにおいを虫が嫌うので虫よけとして窓辺に置く花の定番になっています。魔よけや厄よけの効果もあるようです。

芳香を放つ品種もあり、センテッドゼラニウムといい、ローズゼラニウム(バラのような香り)やレモンゼラニウム(レモンのような香り)など、アロマテラピーのエッセンシャルオイルや入浴剤などに利用されています。

ある日、イスラム教の預言者マホメットが洗濯したシャツをアオイ科のマロウという植物にかけて干すと。。乾いたシャツが、鮮やかな赤い花のゼラニウムに変わっていました。

という、マホメットの徳を称えるために、アラーの神がこの世に創造した植物であるという言い伝えがあります。


ゼラニウムの花言葉

全般のゼラニウム尊敬・信頼・真の友情・偽り・詭計
赤のゼラニウム君ありて幸福
ピンクのゼラニウム決心・決意
白のゼラニウム私はあなたの愛を信じない
黄色のゼラニウム予期せぬ出会い
深紅のゼラニウム憂うつ

ゼラニウムについて

科・属フウロソウ科テンジクアオイ属
和名天竺葵(テンジクアオイ)
英名Geranium
学名Pelargonium zonale
原産地南アフリカ
開花期5月~9月
花の詳細 Wikipedia


ゼラニウムは、『アップルゼラニウム』『アメリカーナ・ピンクメガスプラッシュ』『ホワイトムロキング』『トスカ・ライトピンク』『プリメシャスレッド』などたくさんの品種が楽しめます☆

6月22月の花<ガマズミ>と花言葉


ガマズミ(Japanese bush cranberry)

日本の山野にアジサイに似た美しい花を咲かせ、秋には紅葉し、濃紅色で華やかな人目を引く美しい赤い実は山の神の贈り物として大切にされてきました☆

和名は、実に酸味があることから『噛み酢実』が訛ったという説や鍬の柄に使用していたことで『鎌の柄』、実を染料として使用していたことから『ガマズミ』という説など諸説があります。

英名は、『Linden viburnum(リンデン・ビバーナム)』や『Japanese bush cranberry(ジャパニーズ・ブッシュ・クランベリー)』などと呼ばれ、属名の『Viburunum』は、ラテン語のガマズミの古名からです。

枝は柔軟性があり,折れにくく丈夫な性質で、杖や輪カンジキの材料として用いられ、
赤い実は、美肌効果や疲労回復の薬としてやそのまま食べたり、果実酒や漬物の着色料、衣料の染料としても利用されています。


ガマズミの花言葉
私を無視しないで・結合・未来・恋のあせり・愛は強し


ガマズミについて

科・属スイカズラ科ガマズミ属
和名ガマズミ(莢蒾)
英名Linden viburnum, Japanese bush cranberry
学名Viburnum dilatatum
原産地日本、朝鮮半島、中国
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


秋に実る赤く輝く実は、古くから、東北地方の狩人(マタギ)たちの疲れを癒してきたようです☆

6月21月の花<マツヨイグサ>と花言葉


マツヨイグサ(Evening primrose)

ハート形の花弁が夜に美しく映えて美しい、夕方に咲いて朝の陽がさすと赤くなってしぼむはかない花☆

名は、待つように夕方に花が咲き始めることから。

英語は、夜咲き種(待宵草、月見草など)を『Evening primrose』、昼咲き種を『Sundrops』と呼びます。

大正ロマンを代表する『画家・詩人の竹久夢ニ』が描いた浴衣姿の美人から花言葉が生まれたようです。竹久夢二が作詞した歌曲した「宵待草」に『待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな』とうたわれています。

待宵草の仲間に月見草(ツキミソウ)・大待宵草(オオマツヨイグサ)・雌待宵草(メマツヨイグサ)・昼咲月見草(ヒルザキツキミソウ)などがあります。


マツヨイグサの花言葉
ほのかな恋・浴後の美人・物言わぬ恋・きまぐれ・魔法


マツヨイグサについて

科・属アカバナ科マツヨイグサ属
和名待宵草(マツヨイグサ)
英名Evening primrose
学名Oenothera stricta
原産地チリ、アルゼンチン
開花期5月~8月
花の詳細 Wikipedia


夜に、輝く黄色の花は朝日とともにしぼむ儚さがいっそう美しさを増しているのでしょうね☆

6月19日の花<イキシア>と花言葉


イキシア(African corn lily)

水仙に似たまっすぐに立つ花茎に色とりどりの花をたくさん咲かせる、南アフリカのとうもろこし畑に自生する団結の花☆

名は、茎を傷つけるとねばねばした液がでてくることから、ギリシア語『ixos(鳥もち)』の意味を持ちます。

別名は、葉がヤリ状で花のつき方が房咲きスイセンに似ていることから、『槍水仙(ヤリズイセン)』。

英名は、トウモロコシ畑に生えることから『コーンリリー』とも呼ばれています。


イキシアの花言葉
誇り高い・団結して当たろう・秘めた恋


イキシアについて

科・属アヤメ科イキシア属
和名イキシア(イクシア)
英名African corn lily
学名Ixia hybrida
原産地南アフリカ
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


トウモロコシの輝く黄色に負けないくらいの鮮やかさで目を引きます☆(⌒∇⌒)

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