6月12日の花<ジンジャー>と花言葉


ジンジャー(Ginger lily)

夕方に百合に似た心地よい気分にさせる香りの良い花を咲かす食用とは厳密には違う、豊かな心にしてくれる花☆

ショウガ科で百合に似ていることから『生姜(ginger)』と『百合(lily)』で『ginger lily』と呼ばれます。

和名の『花縮砂(はなしゅくしゃ)』は、花を咲かせる縮砂から。

属名の学名「Hedychium(ヘディチウム)」は、香り豊かな白い花を咲かすため、ギリシア語『hedys(美味)』と『chion(雪)』から。

ショウガ科の球根がつく植物で夕方に香りの良い花を咲かす、キューバ共和国とニカラグアの国花です。


ジンジャーの花言葉
豊かな心・あなたを信頼します・慕われる愛


ジンジャーについて

科・属ショウガ科シュクシャ属
和名花縮砂(ハナシュクシャ)
英名Ginger lily, White ginger lily
学名Hedychium coronarium
原産地インド、東南アジア
開花期8月~10月
花の詳細 Wikipedia


食用の生姜とは厳密には違うのです☆

6月11日の花<アガパンサス>と花言葉


アガパンサス(Agapanthus)

梅雨の時期に細長く伸びた茎の先から放射状に淡青紫色の涼しげで凛とした知性を感じさせる、ヨーロッパでは古くから親しまれている愛の花☆

花名の『Agapanthus(アガパンサス)』は、ギリシャ語『agape(愛)』と、『anthos(花)』の意味を持ちます。

和名は、君子蘭に似ていることから『紫君子蘭(ムラサキクンシラン)』と呼ばれます。

英語は、『アフリカンリリー(African lily)』とも呼ばれます。


アガパンサスの花言葉
恋の訪れ・ラブレター・知的な装い


アガパンサスについて

科・属ヒガンバナ科アガパンサス属
和名紫君子蘭(ムラサキクンシラン)
英名African lily, Agapanthus
学名Agapanthus africanus
原産地南アフリカ
開花期6月~8月
花の詳細 Wikipedia

6月10月の花<アカンサス>と花言葉


アカンサス(Acanthus)

初夏に花穂を伸ばし、花を下から上へと咲かせます。美しい葉はギリシャ建築やルネッサンス建築に至るまで装飾のモチーフとして使われた芸術の花☆

名は、葉先が鋭くとがった種があるため、ギリシア語『akantha(とげ)』からで、和名は、棘とアザミに似た美しい葉をもつことから『ハアザミ(葉薊)』、
英名は、『Bear’s Breech(ベアーズ ブリーチ)』と呼ばれます。

つやつやとした常緑の葉が美しく、古代ギリシャ時代の建造物を彩るコリント式の円柱のモチーフやルネッサンス建築に至るまで装飾として使われました。
日本には大正時代に渡来し、一万円札の縁にも用いられています。


アカンサスの花言葉
美を好む・美術・建築・技巧・信じ難い生命力・離れない結び目・芸術


アカンサスについて

科・属キツネノマゴ科ハアザミ属
和名葉薊(ハアザミ)
英名Acanthus, Bear’s breeches
学名Acanthus mollis
原産地ヨーロッパ南部、アフリカ北西部
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


芸術、建築には欠かせない存在の雄大な葉はカッコいいです☆

6月9日の花<スイートピー>と花言葉


スイートピー(Sweet pea)

マメ科ならではの上へ上へと伸びる蔓に甘い香りがするパステルカラーの蝶がヒラヒラと今にも飛び立ちそうな別れと出会いの花☆

名は、ほのかな甘い香りを放つため、スイートな香りのよい豆の意味をもちます。

日本には江戸時代末期に渡来し、エンドウに似て香りもよいことから、『ニオイエンドウ』や『ジャコウエンドウ』とも呼ばれます。

花が終わると豆が実りますが豆には毒があり、大量に食すとラチリズムともいわれる下半身麻痺を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

品種は約100種あるとされ、日本には4種自生し、主に「春咲き」「夏咲き」「冬咲き」の3種類に分けられます。

品種は、『ロイヤルホワイト』『ステラ』『ダイアナ』『ハニーレモン』『ムジカスカーレット』『ビオラ』『恋式部』『ブルーリップル』『シルキーピーチ』『キューピットステラ』などがあります。


スイートピーの花言葉
ほのかな喜び・優しい思い出・門出・別離


スイートピーについて

科・属マメ科レンリソウ属
和名スイートピー
英名Sweet pea
学名Lathyrus odoratus
原産地イタリアのシシリー島
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは麝香のような甘い香りから寝室に飾る花として愛されているそうです☆

6月8日の花<タイサンボク>と花言葉


タイサンボク(Southern magnolia)

初夏に立派な樹木と爽やかな香りを放つ樹木の中では最大の美しい白い花を咲かす、希望に満ちあふれる花☆

和名の『泰山木(タイサンボク)』は、大きな花や葉をつけ大木になることから、中国山東省の名山の『泰山(たいざん)』からや大きな盃のような花姿から『大盃木(大盞木)』が訛ったなど諸説あります。

属名の学名『Magnolia(マグノリア)』は、18世紀のフランスの植物学者ピエール・マニョルの名前から。

英語は、アメリカ南部を象徴する花木とされ、『Southern magnolia(南部のマグノリア)』や「Bull bay」、ミシシッピ州とルイジアナ州の州花に指定され、ミシシッピ州は『Magnolia State(マグノリアの州)』とも呼ばれます。


タイサンボクの花言葉
前途洋洋・壮麗


タイサンボクについて

科・属モクレン科モクレン属
和名泰山木、大山木
英名Southern magnolia, Bull bay
学名Magnolia grandiflora
原産地北アメリカ中南部原産
開花期5月~7月
花の詳細 Wikipedia


爽やかな香りで暑さを癒してくれます☆


6月7日の花<クチナシ>と花言葉


クチナシ(Cape jasmine)

初夏に光沢のある緑色と白い花びらのコントラストが美しく、初夏の風にリラックス効果のある甘い香りを放ち喜びをもたらしてくれます☆

名は、果実が熟しても実が裂けないことから『口無し』からや萼が鳥のくちばしで果実は梨に似ていることから『口梨』や『クチナ(へび)』しか食べない実をつけることから『クチナワナシ』が転じたなど諸説があります。

英名は、ジャスミンのような香りを放つことから『ケープジャスミン(Cape jasmine)』と呼ばれ、欧米では男性が女性をダンスパーティーに誘うときにこの花を贈るそうです。

甘い香りにはリラックス効果があるといわれ、実は、疲労回復、消炎、止血、鎮静、利尿作用、不眠、精神不安などに効果があるとされ、『山梔子(さんしし)』の生薬名で処方されます。

『山吹の 花色衣 主や誰 問へど答へず くちなしにして(秋が過ぎ、冬が来ても一向に口を開けない)』和歌にも歌われています。

日本では『嫁の口がない』に繋がることから、女の子のいる家には植えないほうがいいという俗信もあります。


クチナシの花言葉
とても幸せです・喜びを運ぶ・洗練・優雅


クチナシについて

科・属アカネ科クチナシ属
和名梔子(クチナシ)
英名Cape jasmine, Gardenia, Common gardenia
学名Gardenia jasminoides
原産地日本・中国・台湾、インドシナの温帯・亜熱帯
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


ジンチョウゲ、キンモクセイと並んで三大香木とされ、有名メーカーからクチナシの香りの香水がいくつも発売されています☆

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