8月12日の花<クロユリ>と花言葉


クロユリ(Kamchatka lily)

日本では、北海道の低地や、東北地方の高山地帯に自生する強烈な香りを持つ、鐘状の黒い神秘の花☆

名は、別属ですが、ユリに花姿が似ていることから。

アイヌ民族の伝説で、好きな人のそばに黒百合をそっと置き、相手が花を手にすれば二人は結ばれるといわれます。

黒百合伝説というのがあり、佐々成政という戦国武将の側室・早百合(さゆり)が密通をしているという噂が流れ、成政は早百合を殺してしまいます。
死に際に『3年たって立山に黒い百合が咲いたとき、佐々家は滅びるでしょう』という言葉を残しました。言葉どおり、成政は失脚し、切腹によって死んでしまったことから言い伝えが残っています。

アラスカ、北アメリカ、シベリアなど北半球の広い範囲に分布する高山植物で、日本では、北海道の低地や、東北地方の高山地帯に自生しています。


クロユリの花言葉
恋・呪い


クロユリについて

科・属ユリ科バイモ属
和名黒百合(クロユリ)
英名Kamchatka lily, Kamchatka fritillary
学名Fritillaria camschatcensis
原産地日本の中部~カムチャッカ半島、北アメリカ北西部
開花期5月~8月
花の詳細 Wikipedia


高山で黒く艶やかな花に出会ったなら、魂をも奪われてしまいそうなほど魅力的ですね☆

8月11日の花<パキスタキス・ルテア>と花言葉


パキスタキス・ルテア(golden candle)
枝の先端に鮮やかな黄色いうろこ状の苞と、白い花がアクセントになって美しく咲かす、サンゴのような花☆

和名は、鬱金色(うこんいろ)をした珊瑚に似た花を咲かせることから、『鬱金珊瑚(うこんさんご)』と名付けられました。

luteaは、ギリシャ語で『lutea(太い穂)』という意味があり、英語では『golden candle』と呼ばれます。


パキスタキス・ルテアの花言葉
美しい娘・飾らない心・楽しい語らい・素朴・慈愛


パキスタキス・ルテアについて

科・属キツネノマゴ科パキスタキス属
和名鬱金珊瑚(うこんさんご)
英名golden candle・lollipop flower
学名Pachystachys
原産地中央アメリカ
開花期5~10月
花の詳細 Wikipedia

8月10日の花<ルコウソウ>と花言葉


ルコウソウ(Cypress vine)

夏の盛りから初秋まで、蔓性の繁殖力が強い朝顔に似た星のような花が愛らしく涼しげで、夏の日よけに最適な花☆

和名は、紅色で葉の形が糸のように細いことで『縷(糸筋)』から『縷紅草(るこうそう)』と名付けられ、江戸時代に渡来した際、カンボジアから来たアサガオのような花ということでカンボジアが訛り、『南瓜朝顔(カボチャアサガオ)』の別名がつきました。

英語の『Cypress vine』は、葉がセイヨウヒノキの葉に似ていることから『cypress(セイヨウヒノキ)』と『vine(蔓性)』より。

属名の学名『Ipomoea(イポメア)』は、つる性で物に絡みついて這うようにのぼることから、ギリシア語『ips(芋虫)』と『homoios(似た)』の意味を持ちます。

オレンジ色の花とハート形の葉の「丸葉縷紅(マルバルコウ)』や赤い花とモミジのような葉をした『羽衣縷紅(ハゴロモルコウ)』などの仲間がいます。


ルコウソウの花言葉
繊細な愛・おせっかい・多忙・常に愛らしい・元気・でしゃばり


ルコウソウについて

科・属ヒルガオ科サツマイモ属
和名縷紅草(ルコウソウ) 、留紅草
英名Cypress vine
学名Ipomoea quamoclit
原産地熱帯アメリカ
開花期7月~10月
花の詳細 Wikipedia


夏の日差しを赤く、爽やかな花が和らげてくれます☆

8月9日の花<アルストロメリア>と花言葉


アルストロメリア(Alstroemeria)

春から夏に、茎のつけ根でクルリとねじれて裏返ろうとする葉を持ち、花びらの鮮やかな色や斑点模様がエキゾチックで花持ちがよく、華やかな雰囲気から切り花に人気な持続の花☆

属名の学名『Alstroemeria(アルストロメリア)』は、南米旅行中に種を採集した分類学の父と呼ばれるカール・フォン・リンネが、親友のスウェーデン男爵ヨーナス・アルステーマの名前にちなんでつけました。

別名は、南アメリカのインカ地方原産で、花姿がユリに似ていることから『インカノユリ(インカの百合)Lily of the Incas』と名付けられました。

南アメリカに自生し、原種にはオーランチカ、リグツ、ペレグリナなどがあり、
オランダでは形や花の大きさにより品種を『ハイブリッドタイプ』、『タッセンタイプ』、『カルメンタイプ』、『バタフライタイプ』、『オーランチカタイプ』、『レジナタイプ』の6タイプに分類しています。


アルストロメリアの花言葉

全般の花言葉持続・未来への憧れ・エキゾチック
赤の花言葉幸い
白の花言葉凛々しさ
ピンクの花言葉気配り

アルストロメリアについて

科・属ユリ科アルストロメリア属(ユリズイセン科)
和名アルストロメリア、百合水仙(ユリズイセン)、インカの百合、夢百合草(ユメユリソウ)
英名Alstroemeria, Peruvian lily, Lily of the Incas
学名Alstroemeria spp.
原産地南アメリカ
開花期5月~7月
花の詳細 Wikipedia


アルストロメリアの誕生花日
2月18日・3月13日・3月25日・4月18日・8月9日


華やかな花が癒してくれます☆

8月8日の花<アンスリウム>と花言葉


アンスリウム(Anthurium)

赤やピンクのツヤのあるハート形の大きな仏炎苞がユニークでトロピカルな恋にもだえる心のように情熱的な花☆

名は、仏炎苞の中心に小さな花がたくさん集まり、動物の尾のよう突き出ていることからギリシャ語『 anthos(花)』と『oura(尾)』の意味を持ちます。

和名の『オオウチワ(大団扇)』は、大きな仏炎苞が団扇(うちわ)に見えたことから名付けられました。


アンスリウムの花言葉

全般の花言葉煩悩・恋にもだえる心・印象深い・旅立ち
赤の花言葉情熱
白の花言葉熱心
ピンクの花言葉飾らない美しさ

アンスリウムについて

科・属サトイモ科アンスリウム属
和名大紅団扇(オオベニウチワ)
英名Anthurium, Tailflower, Flamingo flower
学名Anthurium andreanum
原産地コロンビア
開花期5月~10月
花の詳細 Wikipedia


花が咲いてから長持ちしますので、切り花としても人気です☆

8月7日の花<サルビア>と花言葉


サルビア(Scarlet sage)

夏から秋に長い穂のような花を茎の下から順に咲かせる、ポピュラーな赤色が情熱的な印象で親しまれ、強い癒すパワーを持つ家庭円満をもたらす花☆

抗酸化作用や消化促進、解熱などの効果があり、古代ローマ時代から薬草として用いられてきました。

名は、ラテン語『salvus(健康・良い状態)』を意味し、フランスで『sauge』、イギリスでは賢人を意味する『sage(セージ)』へと呼び名が変化したそうです。

和名は、真っ赤な衣装を身にまとっているように見えることから、『緋衣草(ヒゴロモソウ)』と呼ばれます。


サルビアの花言葉

全般のサルビア尊敬・知恵・良い家庭・家族愛
赤色のサルビア燃ゆる思い・エネルギー
紫色のサルビア尊敬・賢さ
青色のサルビア永遠にあなたのもの・知恵

サルビアについて

科・属シソ科アキギリ属
和名緋衣草(ヒゴロモソウ)
英名Scarlet sage
学名Salvia splendens
原産地ブラジル
開花期7月~11月
花の詳細 Wikipedia


親しみ深い朱色の赤は元気をくれます☆

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