7月23日の花<ルコウソウ>と花言葉


ルコウソウ(Cypress vine)

夏の盛りから初秋まで、蔓性の繁殖力が強い朝顔に似た星のような花が愛らしく涼しげで、夏の日よけに最適な花☆

和名は、紅色で葉の形が糸のように細いことで『縷(糸筋)』から『縷紅草(るこうそう)』と名付けられ、江戸時代に渡来した際、カンボジアから来たアサガオのような花ということでカンボジアが訛り、『南瓜朝顔(カボチャアサガオ)』の別名がつきました。

英語の『Cypress vine』は、葉がセイヨウヒノキの葉に似ていることから『cypress(セイヨウヒノキ)』と『vine(蔓性)』より。

属名の学名『Ipomoea(イポメア)』は、つる性で物に絡みついて這うようにのぼることから、ギリシア語『ips(芋虫)』と『homoios(似た)』の意味を持ちます。

オレンジ色の花とハート形の葉の「丸葉縷紅(マルバルコウ)』や赤い花とモミジのような葉をした『羽衣縷紅(ハゴロモルコウ)』などの仲間がいます。


ルコウソウの花言葉
繊細な愛・おせっかい・多忙・常に愛らしい・元気・でしゃばり


ルコウソウについて

科・属ヒルガオ科サツマイモ属
和名縷紅草(ルコウソウ) 、留紅草
英名Cypress vine
学名Ipomoea quamoclit
原産地熱帯アメリカ
開花期7月~10月
花の詳細 Wikipedia


夏の日差しを赤く、爽やかな花が和らげてくれます☆

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7月15日の花<ナツツバキ>と花言葉


ナツツバキ(Japanese stewartia)

初夏から梅雨の朝に清涼感あふれる白い花が涼しげに咲いて夕方にぽとりと落ちる、はかなく美しい沙羅の花☆

和名は、梅雨の頃にツバキによく似た花を咲かすことから『夏椿(ナツツバキ)』と名付けられ、お釈迦様が入滅するときに近くに生えていた沙羅双樹に間違えられたことから、『沙羅の木(シャラノキ)』という別名もあります。

属名の学名『Stewartia』は、18世紀のイギリス首相、植物学の研究にも熱心であった、第3代ビュート伯爵ジョン・ステュアートの名前から。

平家物語でうたわれた沙羅双樹は夏椿だそうです。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし。

本物の香り高き沙羅双樹は、日本では育たず、『夏椿』が天台宗のお寺に植えられており、日本で唯一、開花する沙羅双樹を見られるのは、『草津市立 水生植物公園 みずの森』です。


ナツツバキの花言葉
はかない美しさ・愛らしさ


ナツツバキについて

科・属ツバキ科ナツツバキ属
和名夏椿(ナツツバキ)
英名Japanese stewartia
学名Stewartia pseudocamellia
原産地日本、朝鮮半島南部
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


白き爽やかな花が梅雨の憂鬱を和らげてくれます☆

7月13日の花<ホテイアオイ>と花言葉

ホテイアオイ(Water hyacinth)
白い花びらに入る紫色の模様が清らかで美しいメダカと相性のよい水草☆

和名の『布袋葵(ホテイアオイ)』は、浮き袋の役目をしているふくらんだ葉柄が七福神の布袋様のほてい腹に似ていることから名付けられました。

英語は、薄紫の花色と水に生息するヒヤシンスの花に似ていることから『Water Hyacinth』と呼ばれます。

属名の学名『Eichhornia(アイヒホルニア)』は、19世紀のドイツの政治家アイヒホルン(Friedrich Eichhorn)から。

繊細な見た目と違い、繁殖力が強く、今では世界中で増えすぎて世界十大害草の1つで、『青い悪魔』と呼ばれて敬遠されています。川や湖に捨てないようにしましょう。


ホテイアオイの花言葉
恋の楽しみ・恋の悲しみ・揺れる心・好意


ホテイアオイについて

科・属ミズアオイ科ホテイアオイ属
和名布袋葵(ホテイアオイ)
英名Water hyacinth
学名Eichhornia crassipes
原産地熱帯アメリカ
開花期7月~10月
花の詳細 Wikipedia


奈良県橿原市の本薬師寺跡で美しい多数のホテイアオイが見られます☆

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7月5日の花<ロベリア>と花言葉


ロベリア(Lobelia) 

鮮やかな青紫色の蝶のような小花が株を覆うように咲き乱れ、いつも愛らしいけれど、毒性を持つ危険な反面もある花☆

ロベリア

属名の学名『Lobelia』は、フランドルの医師、植物学者マティアス・デ・ロベルの名前から。

和名は、瑠璃色の花が溝を隠すほどむらがって咲くことから『瑠璃溝隠(ルリミゾカクシ)』と名付けられました。

根に、有毒のアルカロイドが含まれているため、取り扱いには注意が必要です。


ロベリアの花言葉
謙遜・いつも愛らしい・貞淑・悪意・敵意


ロベリアについて

科・属キキョウ科ミゾカクシ属
和名瑠璃溝隠(ルリミゾカクシ)
英名Lobelia, Edging Lobelia, Garden Lobelia
学名Lobelia erinus
原産地南アフリカ
開花期4月~6月
花の詳細 Wikipedia


ロベリアの誕生花
7月5日、10月30日


7月2日の花<クレマチス>と花言葉


クレマチス(Clematis)

細長いつるを伸ばし、大きく鮮やかな花を咲かせ、つるがとても丈夫なことから、
『鉄線』とも呼ばれる『ツル性植物の女王』☆

名は、ツルでまつわりつく性質より、ギリシア語『klema(ブドウなどのツル)』から。

英語では『旅人の楽しみ(Traveller’s joy)』、イタリア語では『ごま塩ひげ』、
フランス語では、かつてフランスの乞食が毒性があるクレマチスの葉をつぶして皮膚につけて自分の肌をかぶれさせ、通行人の同情をひいたことから『乞食草』とも呼ばれます。

花びらのように見える色のついた萼の形が風車のように見えることから、日本では『カザグルマ』、鉄線のように丈夫なつるをもつことから中国では『テッセン』と呼ばれています。


クレマチスの花言葉
精神の美・旅人の喜び・策略


クレマチスについて

科・属キンポウゲ科センニンソウ属
和名鉄線(テッセン)、風車(カザグルマ)
英名Clematis, Traveller’s joy, Leather flower
学名Clematis spp.
原産地日本、中国、ヨーロッパ、北米など
開花期5月~10月種類による
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは、旅人が快適に過ごせるように、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく迎える素敵な風習があるそうです☆

6月29日の花<ジャーマンアイリス>と花言葉


ジャーマンアイリス(Iris germanica) 

多彩な花弁がドレスのフリルのように優雅なレインボーフラワーは、虹を渡って届ける恋の便りの使者☆

ジャーマンアイリス

名は、学名の『Iris germanica』は、ギリシャ神話の虹の女神イリスに由来し、ドイツとは特定されていないのですが、原産地がドイツであることから。

アイリス全般の詳細 → こちら


ジャーマンアイリスの花言葉
使者・恋の便り・素晴らしい結婚・よろしくお伝えください・炎


ジャーマンアイリスについて

科・属アヤメ科・アヤメ属
和名文目
英名Iris
学名Iris
原産地東アジア、ヨーロッパ
開花期4月~7月頃
花の詳細 Wikipedia

jaJapanese