ヘクソカズラ(Skunkvine)
秋の野に伸ばしたツルにハート型の葉を持つ、人を寄せ付けない嫌な臭いを放ちますが、中心が紅紫色の釣り鐘形の白い小さな花は愛らしい意外性が魅力の花☆
和名の『屁糞葛(ヘクソカズラ)』は、つる性で葉や茎をもむと悪臭があることからで、花の色合いが灸をすえた跡のように見えることから『灸花(ヤイトバナ)』や水に浮かべた花姿が『早乙女(田植えをする娘のかぶる笠)』に似ていることから『早乙女花(サオトメバナ)』などの別名もあります。
学名の『Paederia(パエデリア)』は、葉や茎に悪臭があるため、ラテン語『paidor(悪臭)』から。
英語は、『Skunkvine(スカンクのつる草)』や『Stinkvine(悪臭を放つつる草)』と呼ばれています。
臭いで好かれない花でも、愛らしい花を咲かせる時期があるとたとえた『ことわざ』もあります。
『屁糞葛も花盛り(へくそかずらもはなざかり)』
ヘクソカズラの花言葉
人嫌い・誤解を解きたい・意外性のある
ヘクソカズラについて
科・属 アカネ科ヘクソカズラ属
和名 屁糞葛(ヘクソカズラ)
英名 Skunkvine, Stinkvine, Chinese fever vine
学名 Paederia scandens
原産地 日本、中国、朝鮮半島
開花期 7月~9月
花の詳細 Wikipedia
乾燥すると臭わないようで、リースや押し花などの花材に使われるそうです☆
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