フジバカマ(joe-pye weed)
夏の終わりから秋にかけ、雄しべが糸のように出た花を少しずつ咲かせる、茎や葉を乾燥させると桜の葉のような香りを放ち、アサギマダラという蝶をおびき寄せる秋の七草のひとつ☆
和名は、花色が藤に似て、花姿が袴に似ていることから『藤袴(ふじばかま)』と名付けられました。
英語は、『Joe Pye(ジョー・パイ)』という原住民の医者が病気の薬草として使ったことから、『Joe-pye weed』と呼ばれました。
品種は、『ヒヨドリバナ』『サワヒヨドリ』『サワフジバカマ』『ハマサワヒヨドリ』などがあります。
奈良時代に日本に伝わり、秋の七草のひとつで有名な植物ですが、準絶滅危惧種として取り扱われています。
秋の七草は、『女郎花(オミナエシ)』『尾花(オバナ)』『桔梗(キキョウ)』『撫子(ナデシコ)』『藤袴(フジバカマ)』『葛(クズ)』『萩(ハギ)』です。
フジバカマの花言葉
あの日を思いだす・遅れ・ためらい・躊躇
フジバカマについて
科・属 | キク科ヒヨドリバナ属 |
和名 | 藤袴(フジバカマ) |
英名 | joe-pye weed・Thoroughwort, Boneset |
学名 | Eupatorium japonicum |
原産地 | 日本、朝鮮半島、中国 |
開花期 | 8月~11月 |
茎や葉っぱが乾燥すると桜の葉のような香りを放つ特徴から、中国では『香水蘭』や『蘭草』と呼ばれ、ポプリとして古くから親しまれてきました☆