2月12日の花<ポピー>と花言葉


ポピー(Corn poppy)

細い茎の先に透き通るような薄い花びらが風に揺れる姿がとても愛らしい☆

属名は、ラテン語で『papa(粥)』を意味し、幼児を眠らせるため、
お粥に入眠や麻痺の作用のあるケシ属の乳汁を加えていたことから。

ギリシア神話では豊穣の神デメテルがこのケシの花を摘んで自らの心をなぐさめたという伝説や、
眠りの神ソムアヌがデメテルの苦しみを軽くするためにケシの花で眠らせたという伝説があるそうです。


ポピーの花言葉

全般いたわり・思いやり・恋の予感・陽気で優しい
赤のポピー慰め・感謝
白のポピー眠り・忘却

ポピーについて

科・属ケシ科ケシ属
和名雛芥子(ヒナゲシ)
英名Corn poppy
学名Papaver rhoeas
原産地ヨーロッパ
開花期4月~6月
花の詳細 Wikipedia


頭でっかちの明るい陽気な花はとても可愛いですね☆(⌒∇⌒)

2月10日の花<エリカ>と花言葉


エリカ(Heath)

荒野で育つ、細長い見た目の花が密集して花を咲かせる、昔、同属のカルーナの枝がホウキに使用された魔女のホウキの花☆

英語の『heath』は、イギリスやアイルランドなどの荒れ地を意味し,ドイツでは『Heide(ハイド)』と呼ばれます。

属名の学名『Erica(エリカ)』は、カルーナの枝でホウキをつくったことから、ラテン語の『eric(ホウキ)』の意味を持ち、和名はそのまま日本語読みしたものです。


エリカの花言葉
孤独・寂しさ・博愛・良い言葉
白色のエリカ       幸せな愛
紫色のエリカ       閑静
ジャノメエリカ       幸運
スズランエリカ       幸せな愛
エリカ・クリスマスパレード 博愛


エリカについて

科・属ツツジ科エリカ属
和名エリカ
英名Heath
学名Erica spp
原産地南アフリカ、ヨーロッパ、地中海沿岸
開花期11月~6月
花の詳細 Wikipedia


魔女の宅急便のジジのホウキもエリカが使われているかもしれませんね☆

2月9日の花<クチベニズイセン>と花言葉


クチベニズイセン(Poeticus narcissi) 

春に、すっと伸びた花茎の先に、香りよく、赤く縁取られ紅色をさしたようなオシャレな花を咲かす詩人の心を魅了した花☆

和名は、副花冠の紅い縁取りが口紅を差したように見えることから、『口紅水仙(クチベニズイセン)』と名付けられました。

学名の『Narcissus poeticus』は、ギリシャ神話の美少年ナルキッソスが水面に映った自分の姿に恋焦がれ、見つめ続けた末、水仙に生れ変わった伝説より。

中国の古典には『仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙』とあります。


クチベニズイセンの花言葉
すてきな装い・神秘・詩人の心


クチベニズイセンについて

科・属ヒガンバナ科スイセン属(ナルシサス属)
和名口紅水仙(クチベニズイセン)
英名Poeticus narcissi
学名Narcissus poeticus L.
原産地スペイン、フランス、ギリシャ
開花期5月中旬
花の詳細 Wikipedia


ナルシストの語源になったほどの美しき花は凛としてカッコいいですね☆

2月8日の花<ホトケノザ>と花言葉


ホトケノザ(Henbit) 

春の空き地や河川敷などに蓮の葉のような形の葉を持つ紫色の甘い蜜の味のする小さな花が咲く、春の七草の仏の座は、キク科の小鬼田平子(コオニタビラコ)を指します☆

属名の学名『Lamium(ラミウム)』は、葉の筒が長く、喉のようであることから、ギリシア語『laipos(喉)』の意味を持ちます。

和名の『仏の座(ホトケノザ)』は、茎を取り囲むような葉を仏様の座る蓮華座に見えることからで、葉が段々につくことから『三階草(サンガイグサ)』の別名もあります。

春の七種の『仏の座(ホトケノザ)』は、この植物ではなく、キク科の『小鬼田平子(コオニタビラコ)』を指します。


ホトケノザの花言葉
調和・輝く心・小さな幸せ


ホトケノザについて

科・属シソ科オドリコソウ属
和名仏の座(ホトケノザ)
英名Henbit, Henbit deadnettle
学名Lamium amplexicaule
原産地ユーラシア大陸、アフリカ大陸
開花期2月~5月
花の詳細 Wikipedia


小さな小さな花のかすかな甘い蜜を必死に吸った思い出が蘇ります☆

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2月2日の花<スノードロップ>と花言葉


スノードロップ(Snowdrop)

積もった雪の下で、雪が溶けるのを待っている釣鐘形の白いスズランのような春を告げる花は待雪草(マツユキソウ)とも呼ばれます☆

和名は、地面に積もった雪の下で雪が溶けるのを待つ花姿から『待雪草(マツユキソウ)』と名付けられました。

英語は、中世ヨーロッパにおいて、女性のイヤリングに似ていることから『Snowdrop(雪の耳飾り)』という意味を持ちました。


カトリック協会では2月2日の聖燭祭(せいしょくさい)の祭壇にスノードロップを飾る風習があり、修道院の庭にスノードロップが植えられています。

イギリスの一部地域では、死んだ恋人の体を触った所、その恋人の体がSnowdrop(雪の雫)のようになったという言い伝えから、スノードロップは死を象徴する花とされています。

アダムとイブは、禁断の実を食べ、エデンの園を追い出され,冬の世界に絶望し悲しんでいると、天使がやって来て、舞い落ちる雪をスノードロップに変えたとさ。


スノードロップの花言葉
希望・慰め


スノードロップについて

科・属ヒガンバナ科ガランサス属
和名待雪草(マツユキソウ)
英名Snowdrop
学名Galanthus nivalis
原産地ヨーロッパ
開花期2月~3月
花の詳細 Wikipedia


スコットランドでは、スノードロップの花をお正月前に見つけると翌年は幸運にめぐまれるという言い伝えがあるようです。
お正月すぎちゃいましたが(;^_^A

1月31日の花<マンサク>と花言葉


マンサク(Japanese witch hazel)

いち早く春の訪れを知らせる、枝いっぱいにパッとはじけたようなユニークな形の黄金色の花姿に縁起をかつぐ豊年満作を呼び込む魔力を持つ花☆

和名の『満作、万作(マンサク)』は、山で一番早く咲くことから『まず咲く』が転訛したなど諸説あります。

英語は、アメリカマンサクを魔女の杖の材料に用いたとされることから『Witch hazel(魔女のハシバミ)』、日本固有種のマンサクは『Japanese witch(魔女の) hazel(榛)』といわれています。


マンサクの花言葉
呪文・魔力・霊感・不思議な力・神秘・ひらめき


マンサクについて

科・属マンサク科マンサク属
和名満作、万作、金縷梅(マンサク)
英名Japanese witch hazel
学名Hamamelis japonica
原産地日本
開花期2月~3月
花の詳細 Wikipedia


『マンサクがたくさん花を付けると、その年は豊作になる』といういい伝えもあり、神秘の力があると信じられてきたのでしょうね☆

jaJapanese