9月5月の花<ボダイジュ>と花言葉


ボダイジュ(Linden)

クリーム色の花が放射状に咲く、釈迦が悟りを開いたとされる樹☆

学名『Tilia(ティリア)』は、包葉が翼のようにつくことから、ラテン語『ptilon(翼)』と呼ばれます。

ギリシア神話の神々の王ゼウスは旅先でもてなしをうけた貧しい老夫婦フィレモンとバウキスに褒美として望みを叶えることにしました。
『死後も、お互いが離ればなれにならないようにして欲しい』
フィレモンを樫の木に、バウキスをリンデンの木に変えて永久に寄り添わせたとさ。

ボダイジュの花言葉
夫婦愛・結婚

ボダイジュについて

科・属アオイ科・シナノキ属
和名菩提樹(ボダイジュ)
英名Linden, Lime
学名Tilia miqueliana
原産地中国
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia

9月4日の花<ダイコンソウ>と花言葉


ダイコンソウ(avens)

山地の道端に自生し、先端が浅く分かれ丸みのある金色に輝く野草は希望にあふれた花☆

和名は、大根の葉に似ていることから、『大根草(だいこんそう)』と呼ばれるます。

英語は、『avence』と呼ばれていたのが、転訛して『avens』になりました。


ダイコンソウの花言葉
前途洋々・希望にあふれる


ダイコンソウについて

科・属バラ科ダイコンソウ属
和名大根草(だいこんそう)
英名avens
学名Geum japonicum
原産地日本、中国
開花期6月~8月
花の詳細 Wikipedia


天ぷらや和え物などが美味しいようです☆

9月3日の花<マーガレット>と花言葉


マーガレット(Marguerite)

白と淡いブルーのコントラストが愛らしい、ギリシア神話の女性の守護神アルテミスに捧げる恋占いの花☆

名は、白い花から、ギリシア語『マルガリーテス(margarites)』の真珠の意味を持ち、アフリカ西海岸のカナリア諸島原産の花をフランスで園芸用に改良したものは『Paris daisy(パリス・デージー)』と呼ばれます。

和名は、葉の形がシュンギクに似ていることから『木春菊(モクシュンギク)』と名付けられました。

シンプルな咲き方の『リーフ咲き(八重咲き)』、全体に花びらがついて華やかな『オペラ咲き(八重咲き)』、立体的な咲き方の『ウルル咲き(アネモネ咲き)』など咲き方があります。


マーガレットの花言葉
恋占い・真実の愛・信頼


マーガレットについて

科・属キク科モクシュンギク属
和名木春菊(モクシュンギク)
英名Marguerite, Paris daisy
学名Argyranthemum frutescens
原産地アフリカ大陸北西のカナリア諸島
開花期3月~5月
花の詳細 Wikipedia


マーガレット系の花びらを一枚ずつ散らして『好き、嫌い・・』しませんでしたか?☆

9月2日の花<チュベローズ>と花言葉


チュベローズ(Tuberose)

すっと伸びた茎の先に縦に連なるように咲く乳白色の花は甘いフローラル系の香りを放ち、夜になると更に香りが強くなるので『夜来香』の別名を持つ魅惑の花☆

学名の『tuberosa』は、ラテン語『ふくらんだ、塊根状の』の意味を持ち、英語では『Tuberose(チューベローズ)』と呼ばれます。

和名の『月下香(げっかこう)』は、夜に月の下で、一層強い芳香を放つことから名付けられ、『夜来香(イエライシャン)』という別名もあります。

メキシコ原産の球根植物で江戸時代に日本にやって来ました。
香りは甘く濃厚で、香水の原料としても利用され、結婚式のブーケや宗教行事に使われます。


チュベローズの花言葉
危険な楽しみ・冒険


チュベローズについて

科・属キジカクシ科チューベローズ属
和名月下香(ゲッカコウ)
英名Tuberose
学名Polianthes tuberosa
原産地メキシコ
開花期8月~9月
花の詳細 Wikipedia


香り高き花が秋の夜を癒してくれます☆

9月1日の花<ハマナス>と花言葉


ハマナス(Ramanas rose) 

海岸の砂地に自生する、葉や枝に小さな棘を持つ紅紫色の花は、豊かな香りを漂わせ、秋には赤く熟した実をつける、澄んだ青い海によく映え旅に華を添える花☆

和名は、海岸の浜に生息し、味や見た目が梨に似ているから、『浜梨(はまなし)』が転訛し『浜茄子(はまなす)』になったようです。

東アジア原産の赤い果実をつけるバラ科の植物で、北海道の花にも指定されていますが、現在では自生している野生のものは少なく、多くの県で絶滅危惧種もしくは準絶滅危惧種に指定されています。

実は、『ローズヒップ』と呼ばれ、ビタミンCを多く含んでおり、ジャムや果実酒、お茶で親しまれています。根から取れる赤い褐色の染料は、染め物にも用いられます。


ハマナスの花言葉
照り映える容色・悲しくそして美しい・見栄えの良さ・香り豊か・あなたの魅力にひかれます・旅の楽しさ


ハマナスについて

科・属バラ科バラ属
和名浜茄子(ハマナス)、浜梨
英名Ramanas rose, Japanese rose, Rugosa rose
学名Rosa rugosa
原産地東アジア
開花期5月~8月
花の詳細 Wikipedia


青い海に美しい花は絵になりますね☆

7月23日の花<オミナエシ>と花言葉


オミナエシ(yellow partinia) 

秋風に揺れる黄色の繊細で端正で美しい花姿は、万葉集にも詠まれた秋の七草の一つ☆

和名は、粟(あわ)に似た花で、粟は『女飯(おみなめし)』と呼ばれ、転訛して『女郎花(おみなえし)』になりました。

英語は、『オミナエシ属(partinia』と、黄色い花を咲かせることから、『yellow partinia』と名付けられました。

歌人の山上憶良が万葉集に詠んだ、秋の七草にまつわる歌があります。

秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花

秋の七草は、『女郎花(オミナエシ)』『尾花(オバナ)』『桔梗(キキョウ)』『撫子(ナデシコ)』『藤袴(フジバカマ)』『葛(クズ)』『萩(ハギ)』です。

『肺醤(はいしょう)』という乾燥させて煎じた生薬は、解熱や解毒作用があります。


オミナエシの花言葉
美人・はかない恋・親切


オミナエシについて

科・属スイカズラ科オミナエシ属
和名女郎花(オミナエシ)
英名Golden lace, Yellow patrinia, Scabious patrinia
学名Patrinia scabiosifolia
原産地日本、東アジア
開花期8月~10月
花の詳細 Wikipedia


黄色の花が秋の気配を教えてくれるようです☆

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