9月23日の花<ピレスラム>と花言葉


ピレスラム(Dalmatian chrysanthemum)
白と黄色のコントラストが可愛らしい、花の殺虫成分が、蚊取り線香や殺虫剤に使われることから、除虫菊とも呼ばれます。

学名の『pyrethrum』は、根が燃えるような強い匂いがすることから、ギリシア語『pyr(火)』と『anthroos(群がった)』が語源です。


ピレスラムの花言葉
忍ぶ恋


ピレスラムについて

科・属キク科クリサンセマム属
和名除虫菊
英名Dalmatian chrysanthemum
学名Pyrethrum
原産地旧ユーゴスラビア
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia

9月22日の花<サワギキョウ>と花言葉


サワギキョウ(cardinal flower) 

晩夏から初秋、水辺や山間部の湿地にすらりと伸びた茎に小鳥のような気品のある青紫色の花を咲かせ、秋には草紅葉も見られる美しい山野草。しかし有毒です☆

和名は、キキョウの仲間で水辺や山間部の湿地に自生していることから『沢桔梗(サワギキョウ)』と名付けられ、別名は『丁字菜(チャウジナ)』と呼ばれます。

英名の『cardinal flower』は、花色が、カトリック協会の枢機卿が着るローブの色に似ているため、『cardinal(枢機卿)』から。

属名の学名『Lobelia(ロベリア)』は、フランドルの医師、植物学者マティアス・デ・ロベルの名にちなみます。

宿根ロベリアの一種で、全草にロベリンというアルカロイドが含まれ有毒なので、取り扱いには気を付けてください。


サワギキョウの花言葉
高貴・悪意・特異な才能


サワギキョウについて

科・属キキョウ科ミゾカクシ属
和名沢桔梗(サワギキョウ)
英名cardinal flower
学名Lobelia sessilifolia
原産地日本、朝鮮半島、中国、シベリア東部
開花期8月~9月
花の詳細 Wikipedia


風情のある美しい花に有毒があるなんて、触らないように気を付けなければですね☆

9月21日の花<コルチカム>と花言葉


コルチカム・犬サフラン(Meadow saffron) 

秋に過ぎ去った夏の日々を惜しむように、サフランに似た花を咲かす危険な美☆

属名の学名『Colchicum(コルチカム)』は、黒海沿岸の古都『Colchis』にたくさん咲いていたことから名付けられました。

和名の『犬サフラン』は、花がサフラン似て、『イヌ(似て非なるもの)』からで、
英語は『Meadow saffron(牧場のサフラン)』や『Autumn crocus(秋のクロッカス)』と呼ばれます。


コルチカムの花言葉
楽しい思い出・私の最良の日は過ぎた・悔いなき青春・危険な美しさ


コルチカムについて

科・属イヌサフラン科イヌサフラン属
和名犬サフラン(イヌサフラン)
英名Meadow saffron, Autumn crocus
学名Colchicum autumnale
原産地ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ
開花期9月~10月
花の詳細 Wikipedia


球根や種にはコルヒチンという毒が含まれるので、取り扱いには注意が必要です☆

9月20月の花<ヒマワリ>と花言葉


ヒマワリ(Sunflower)

青空と太陽が似合う大きな黄色い花は、つぼみをつける頃まで朝は東を向き夕方に西を向く、太陽光線の強い方へ向かって屈曲する向日性を持つ夏の象徴の花☆

和名は、太陽の方向を追うように花の向きを変えるという性質から、『向日葵』と呼ばれ、英語では太陽を象徴する花であることから『sunflower(太陽の花)』と呼ばれています。

オランダ出身の画家ゴッホ(1853~1890)によって描かれたヒマワリは、明るい南フランスの太陽・ユートピアの象徴であったそうです。


ヒマワリの花言葉
私はあなただけを見つめる・あなたを幸福にする・あなたは素晴らしい・あこがれ・愛慕・崇拝・光輝・熱愛・情熱
本数によっても花言葉が変わるようです。
1本・・・『一目惚れ』
3本・・・『愛の告白』
7本・・・『密かな愛』
11本・・・『最愛』
99本・・・『永遠の愛』・『ずっと一緒にいよう』
108本・・・『結婚しよう』
999本・・・『何度生まれ変わっても貴方を愛す』


ヒマワリについて

科・属キク科ヒマワリ属
和名向日葵(ヒマワリ)
英名Sunflower
学名Helianthus annuus
原産地北アメリカ
開花期6月~8月
花の詳細 Wikipedia

9月19日の花<サルビア>と花言葉


サルビア(Scarlet sage)

夏から秋に長い穂のような花を茎の下から順に咲かせる、ポピュラーな赤色が情熱的な印象で親しまれ、強い癒すパワーを持つ家庭円満をもたらす花☆

抗酸化作用や消化促進、解熱などの効果があり、古代ローマ時代から薬草として用いられてきました。

名は、ラテン語『salvus(健康・良い状態)』を意味し、フランスで『sauge』、イギリスでは賢人を意味する『sage(セージ)』へと呼び名が変化したそうです。

和名は、真っ赤な衣装を身にまとっているように見えることから、『緋衣草(ヒゴロモソウ)』と呼ばれます。


サルビアの花言葉

全般のサルビア尊敬・知恵・良い家庭・家族愛
赤色のサルビア燃ゆる思い・エネルギー
紫色のサルビア尊敬・賢さ
青色のサルビア永遠にあなたのもの・知恵

サルビアについて

科・属シソ科アキギリ属
和名緋衣草(ヒゴロモソウ)
英名Scarlet sage
学名Salvia splendens
原産地ブラジル
開花期7月~11月
花の詳細 Wikipedia


親しみ深い朱色の赤は元気をくれます☆

9月18日の花<ハギ>と花言葉


ハギ(Bush clover)

秋に枝垂れした細い茎に鮮やかな赤紫色の花を咲かす、古く日本人に愛されてきた秋の七草の一つで、万葉集でもたくさんの歌が詠まれています☆

和名は諸説ありますが、古い株から芽を出すことから『生芽(ハエキ)』が転訛し『萩(はぎ)』と名付けられました。

英語の『bush clover』は、茂みに生えていることが多いため、『bush(茂み)』という意味を持ちます。


品種は、
『ヤマハギ』一般的なハギ
『ミヤギノハギ』別名「センダンハギ」で宮城県に多く自生
『キハギ』他のハギと違い、6~8月に花を咲かす
『マルバハギ』別名「カワチハギ」で、関東より西の地域に多くが自生し、8月~10月ごろに紅紫色の花を咲かせます。
『ツクシハギ』8~10月にツヤのある淡紅紫色の花を咲かす。
『ネコハギ』地をはって育つ性質があり、7~9月に白い小さな花を咲かせます。
などあります。

秋の七草は、『女郎花(オミナエシ)』『尾花(オバナ)』『桔梗(キキョウ)』『撫子(ナデシコ)』『藤袴(フジバカマ)』『葛(クズ)』『萩(ハギ)』です。


ハギの花言葉
思案・内気・柔軟な精神


ハギについて

科・属マメ科ハギ属
和名萩(ハギ)
英名Lespedeza, Bush clover
学名Lespedeza spp.
原産地東アジア、南アジア、北米東部、オーストラリア
開花期7月~10月
花の詳細 Wikipedia


おはぎの名は、おはぎのあんこと萩の花色が似ていたことから名付けられたそうです☆

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