9月22日の花<ハイビスカス>と花言葉


ハイビスカス(Hibiscus)

鮮やかで華やかなバラのように美しい花を毎日新しく咲かせ、靴墨の色をよくするためにも使われ『Shoe flower(靴の花)』とも呼ばれる南国の花☆

アオイ科・フヨウ属に分類される低木植物の総称で、30度を超える暑さに弱く、寿命が1日しかない繊細な花でマレーシアでは国花、ハワイ州では州花とされています。

名は、エジプトの美を司る女神ヒビスからで、ギリシア語『イスコ(似ている)』と合わさってなまり、ヒビスのように美しい花という意味を持ちます。

日本では『ブッソウゲ(仏桑花 ・扶桑花)』という名で親しまれ、英語は、中国南部が原産とされ、バラのように美しい花姿から『China rose(中国のバラ)』とも呼ばれます。

インドやジャワなどの国で靴墨の色をよくするためにも使われることから『Shoe flower(靴の花)』 の別名もあります。

フラダンスを踊る際の髪飾りとして使われ、右に挿すと未婚者・左に挿すと既婚者と表すそうです。


ハイビスカスの花言葉

全般のハイビスカ繊細な美・新しい恋
赤のハイビスカ常に新しい美・勇敢
白のハイビスカ艶美
ピンクのハイビスカ華やか

ハイビスカスについて

科・属アオイ科フヨウ属
和名仏桑花(ブッソウゲ)、仏桑華(ブッソウゲ)
英名China rose, Chinese hibiscus
学名Hibiscus rosa-sinensis
原産地熱帯アジア
開花期6月~9月
花の詳細 Wikipedia


観賞用以外にもビタミンCやカリウムなどを含むハーブ、ハイビスカスティーなど食用としても使われ体にも力を与えてくれます☆

9月18日の花<ホウセンカ>と花言葉


ホウセンカ(Balsam)

鳳凰が羽ばたくような花姿のタネをかみ飲み込むと、のどに刺さった魚の骨がとれる!?繊細な花☆

和名は、花姿が鳳凰が羽ばたく姿に似ているため、『鳳仙花』と名付けられ、花で爪を赤く染めたことから『爪紅(ツマクレナイ、ツマベニ)』、タネをかみ飲み込むと、のどに刺さった魚の骨がとれるというので『骨抜(ホネヌキ)』の別名があります。

英名の『rose balsam』は、女性は爪に鳳仙花の花から分泌される液体を塗っていたことから、『balsam(植物から分泌される液体)』と『rose(紅色)』からで、属名の学名『Impatiens(インパチエンス)』は、実が成熟するとちょっと触れただけでも破裂することから、ラテン語『impatient(がまんできない、短期)』の意味を持ちます。

昔、オリンポスの宮殿の宴会で、神々への贈り物として用意された黄金のリンゴが1個なくなり、給仕をしていた女神が疑われ、無実でしたが、オリンポスから追放され、女神は真犯人を捜しましたが、ついに力尽き、悔しさから自分の屍をホウセンカの花に変えたとさ。


ホウセンカの花言葉
触れないで・短気


ホウセンカについて

科・属ツリフネソウ科ツリフネソウ属
和名鳳仙花(ホウセンカ)
英名Balsam, Rose balsam, Garden balsam, Touch‐me‐not
学名Impatiens balsamina
原産地東南アジア
開花期6月~9月
花の詳細 Wikipedia


小学校の教材でおなじみですね☆

9月17日の花<ローズマリー>と花言葉


ローズマリー(Rosemary)

長期間強い香りが続き、海のしずくという意味を持つ、記憶力を高める神秘的なハーブ☆

名の『Rosemary(ローズマリー)』は、ラテン語『ローズ(しずく)』と『マリナス(海の)』から。

聖母マリアが衣を被せたところ、白いローズマリーが青色になったという言い伝えから『rase of maria』の別名もあります。

品種は、『ローズマリー・オフィシナリス』『ローズマリー・アープ』『ローズマリー・コルシカン』『ホワイト・ローズマリー』『モーツアルトブルー』などがあります。


ローズマリーの花言葉
追憶・思い出・記憶・貞節・あなたは私を蘇らせる・誠実・変わらぬ愛・私を思って・静かな力強さ


ローズマリーについて

科・属シソ科マンネンロウ属
和名ローズマリー
英名Rosemary
学名Rosmarinus Officinalis
原産地地中海沿岸
開花期10~5月
花の詳細 Wikipedia


9月12日の花<クレマチス>と花言葉


クレマチス(Clematis)

細長いつるを伸ばし、大きく鮮やかな花を咲かせ、つるがとても丈夫なことから、
『鉄線』とも呼ばれる『ツル性植物の女王』☆

名は、ツルでまつわりつく性質より、ギリシア語『klema(ブドウなどのツル)』から。

英語では『旅人の楽しみ(Traveller’s joy)』、イタリア語では『ごま塩ひげ』、
フランス語では、かつてフランスの乞食が毒性があるクレマチスの葉をつぶして皮膚につけて自分の肌をかぶれさせ、通行人の同情をひいたことから『乞食草』とも呼ばれます。

花びらのように見える色のついた萼の形が風車のように見えることから、日本では『カザグルマ』、鉄線のように丈夫なつるをもつことから中国では『テッセン』と呼ばれています。


クレマチスの花言葉
精神の美・旅人の喜び・策略


クレマチスについて

科・属キンポウゲ科センニンソウ属
和名鉄線(テッセン)、風車(カザグルマ)
英名Clematis, Traveller’s joy, Leather flower
学名Clematis spp.
原産地日本、中国、ヨーロッパ、北米など
開花期5月~10月種類による
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは、旅人が快適に過ごせるように、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく迎える素敵な風習があるそうです☆

9月11日の花<ムクゲ(フヨウ)>と花言葉


ムクゲ(Rose of Sharon) 

早朝に開花し、夕方にはしぼみ新たな花が次々と咲き続ける、日本中の街路樹や花壇に馴染み深い植物☆

花名は、漢名『木槿』の音読みの『もくきん』が訛り、『木槿(むくげ)』となりました。

英語は、聖書の中で、『Rose of Sharon(シャロンの薔薇)』と書かれていたため。

タチアオイは、十字軍によってシリアから運ばれ、ムクゲの古い学名は『Althaea frutex(低木のタチアオイ)』で花言葉は十字軍にちなむといわれます。

種類は、『シロバナムクゲ』、『ヤエムクゲ』、『ヒノマルムクゲ』があります。

ムクゲ、芙蓉、ハイビスカスは、フヨウ属に分類され、花の形がよく似ており、花の中心にある柱頭で見分けるのがわかりやすいです。

『槿花(きんか)一朝の夢』
早朝に開花し、夕方にはしぼんでしまう、はかないことを表現されています。


ムクゲの花言葉
信念・新しい美


ムクゲについて

科・属アオイ科フヨウ属
和名木槿(ムクゲ)
英名Rose of Sharon, Shrub althea
学名Hibiscus syriacus
原産地インド、中国
開花期6月~10月
花の詳細 Wikipedia


儚さで美しさが増し、柔らかさで癒してくれます☆

9月10日の花<シュウメイギク>と花言葉


シュウメイギク(Japanese anemone)

人里や野山にひっそりと菊に似た明るい花を咲かす秋の風物詩で、アネモネの仲間から日本のアネモネともいわれる花☆

名は、秋の季節にキクに似た明るい花を咲かせることから『秋明菊(しゅうめいぎく)』と名付けられ、京都府京都市左京区鞍馬貴船町付近にたくさん咲いていたことから『貴船菊(キブネギク)』という別名もあります。

アネモネの仲間(イチリンソウ属)で中国が原産で日本へは古い時代に渡来し、英語では『Japanese anemone(日本のアネモネ)』と呼ばれています。


シュウメイギクの花言葉
薄れゆく愛情・淡い思い・あせていく愛・多感なとき・忍耐


シュウメイギクについて

科・属キンポウゲ科イチリンソウ属
和名秋明菊(シュウメイギク)
英名Japanese anemone
学名Anemone hupehensis
原産地中国
開花期9月~11月
花の詳細 Wikipedia


秋の風情を感じさせる優雅な花が彩ってくれます☆

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