4月12月の花<ツユクサ>と花言葉


ツユクサ(Dayflower)

小さな青い花が朝露を受けて咲き午後にはしぼんでしまう一日花で万葉集にも登場する昔から愛されている身近な夏の野草☆

和名は、朝露を受けて咲いた花が昼にはしぼむことからで、英名も『Dayflower(日の出から日没までの花)』です。

学名『Commelina(コメリナ)』は、オランダの植物学者ヤン・コメリンとその甥で植物学者のカスパル・コメリンの名前から。

古名『つきくさ(月草・鴨頭草)』で『万葉集』にも詠われ、俳句の秋の季語にも選定されています。

朝露に 咲きすさびたる つき草の 日くたつ(或 日たくる)なへに 消(け)ぬべく思ほゆ

朝(あした)咲き 夕(ゆうべ)は消(け)ぬる つき草の 消(け)ぬべき戀(こひ)も 吾(あれ)はするかも


ツユクサの花言葉
尊敬・なつかしい関係・恋の心変わり・敬われない恋


ツユクサについて

科・属ツユクサ科ツユクサ属
和名露草(ツユクサ)
英名Dayflower, Asiatic dayflower
学名Commelina communis
原産地日本、東アジア
開花期6月~9月

花の詳細 Wikipedia


食用としても食べられ、湿疹、あせも、解熱、解毒、下痢止め、利尿、脳血栓予防などの薬効があり、全草は『鴨跖草(おうせきそう)』という名前で生薬として使用されています。青い爽やかな花は体にもやさしいのですね☆

7月31月の花<ビヨウヤナギ>と花言葉


ビヨウヤナギ(Chinese hypericum)

梅雨が明ける頃まで金色に光り輝くおしべの長い花を枝先に垂れ下がるように咲かす姿が美しい気高い花☆

和名の『美容柳(ビヨウヤナギ)』は、枝先がやや垂れ下がり、花が美しく、葉がヤナギに似ていることから。

属名の学名『Hypericum』は、悪魔よけの像の上に花が置かれていたことにちなみ、ギリシア語『hyper(上に)』と『eikon(像)』の意味を持ちます。


ビヨウヤナギの花言葉
多感・薬用・有用・幸い・気高さ・あきらめ


ビヨウヤナギについて

科・属オトギリソウ科オトギリソウ属
和名美容柳(ビヨウヤナギ)
英名Chinese hypericum
学名Hypericum monogynum
原産地中国
開花期6月~7月

花の詳細 Wikipedia


梅雨のしずくにキラキラ輝く金色の花は憂鬱さを和らげてくれます☆

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7月30日の花<ニチニチソウ>と花言葉


ニチニチソウ(Madagascar periwinkle)

初夏~秋に次々に新しい花を咲かせ、日々彩りを楽しませてくれ、気持ちを明るく前向きにしてくれる花☆

名は、初夏~秋まで、次々に新しい花を咲かせ、日々花が絶えないことから。

学名は、ギリシア語『Katharos(カタロス)純粋』と、『Anthus(アンサス)花』の意味を持ちます。

根っこなど植物全体に毒性のあるアルカロイド成分が含まれているので取り扱いには注意が必要です。


ニチニチソウの花言葉
楽しい思い出・友情・優しさ・揺るぎない献身・美徳


ニチニチソウについて

科・属キョウチクトウ科ニチニチソウ属
和名日々草(ニチニチソウ)
英名Madagascar periwinkle, Rosy periwinkle
学名Catharanthus roseus
原産地マダガスカル
開花期5月~10月

花の詳細 Wikipedia


鮮やかな花を毎日見れるなんて、日々の楽しみを増やしてくれますね☆

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7月29月の花<サボテン>と花言葉


サボテン(Cactus)

恐竜が生きていた時代から生き続け、子孫を増やしてきた、燃えるような色彩の花をつけるバリエーションが豊富な偉大な花☆

名は、サボテンを持ち込んだ南蛮人がウチワサボテンの樹液を石けんとして利用していたため、『石鹸体(さぼんてい)』から、呼ばれるようになりました。

英名の『Cactus』は、ギリシア語でトゲのある植物を意味する『カクトス』から。

棘に刺座という白い毛があるものがサボテンで、ないものが多肉植物と違いがあります。

樹木のようなものから、球形のもの、トゲのあるもの、ないものなど、バリエーションが豊富なことが特徴で、
クジャクサボテン、デンマークカクタス、セレウスサボテン、ミニサボテン、金鯱(きんしゃち)、柱サボテン、食用サボテン、ウチワサボテン、金盛丸、玉サボテン、木の葉サボテン、マミラリア、トゲなしサボテンなど
書ききれないくらい、非常に多くの種類があり、種類によって育ちやすい環境も異なります。


サボテンの花言葉
燃える心・偉大・暖かい心・枯れない愛


サボテンについて

科・属サボテン属サボテン科
和名サボテン
英名Cactus
学名Cynara cardunculus
原産地南北アメリカ、ガラパゴス諸島など
開花期周年

花の詳細 Wikipedia


鮮やかな花を付けるサボテンは陽気な空気を運んでくれますね☆

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7月28日の花<オシロイバナ>と花言葉


オシロイバナ(Marvel of Peru) 

同じ株から赤や白といった違う色の花を夕方から咲かせ、香りで夜行性の昆虫を引き寄せる、秋に実る黒い種から出る白い粉は子供心をくすぐる花☆

花名の『白粉花(オシロイバナ)』は、黒いタネの中の胚乳が、おしろいに似た白い粉であることからで、午後4時ごろから芳香を放つ花を咲かせることから、『夕化粧(ユウゲショウ)』とも呼ばれます。

英名は、同じ株から異なった色の花を咲かせることから『ペルーの不思議(Marvel of Peru)』や夕方に咲くことから『午後4時(Four o’clock)』と呼ばれます。


オシロイバナの花言葉
臆病・内気・恋を疑う


オシロイバナについて

科・属オシロイバナ科オシロイバナ属
和名白粉花(オシロイバナ)
英名Marvel of Peru, Four o’clock
学名Mirabilis jalapa
原産地南アメリカ
開花期7月~10月

花の詳細 Wikipedia


オシロイバナの誕生花日
7月28日、8月1日、8月2日、8月23日

7月27日の花<ゼラニウム>と花言葉


ゼラニウム(Geranium)

1年中楽しめる花で葉に独特な香りがあり、青臭いにおいを虫が嫌うので虫よけや魔よけや厄よけの効果もある窓辺の花☆

和名は、天竺『異国産の』と葵の葉に似ていることからで、属名の学名は、種子に突起があり、コウノトリのくちばしに似ているので、ギリシア語『pelargo(コウノトリ)』から。

ヨーロッパでは、青臭いにおいを虫が嫌うので虫よけとして窓辺に置く花の定番になっています。魔よけや厄よけの効果もあるようです。

芳香を放つ品種もあり、センテッドゼラニウムといい、ローズゼラニウム(バラのような香り)やレモンゼラニウム(レモンのような香り)など、アロマテラピーのエッセンシャルオイルや入浴剤などに利用されています。

ある日、イスラム教の預言者マホメットが洗濯したシャツをアオイ科のマロウという植物にかけて干すと。。乾いたシャツが、鮮やかな赤い花のゼラニウムに変わっていました。

という、マホメットの徳を称えるために、アラーの神がこの世に創造した植物であるという言い伝えがあります。


ゼラニウムの花言葉

全般のゼラニウム尊敬・信頼・真の友情・偽り・詭計
赤のゼラニウム君ありて幸福
ピンクのゼラニウム決心・決意
白のゼラニウム私はあなたの愛を信じない
黄色のゼラニウム予期せぬ出会い
深紅のゼラニウム憂うつ


ゼラニウムについて

科・属フウロソウ科テンジクアオイ属
和名天竺葵(テンジクアオイ)
英名Geranium
学名Pelargonium zonale
原産地南アフリカ
開花期5月~9月

花の詳細 Wikipedia


ゼラニウムは、『アップルゼラニウム』『アメリカーナ・ピンクメガスプラッシュ』『ホワイトムロキング』『トスカ・ライトピンク』『プリメシャスレッド』などたくさんの品種が楽しめます☆

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