6月24月の花<バーベナ>と花言葉


バーベナ(Verbena)

真夏の炎天下でも休まずに咲き続け、小花が集まって傘のような輪の形に連なる、予言や呪術の力を高める効果で媚薬として古代から用いられていた魔女の薬草☆

名は、ヘブライ語『herbabona(よい植物)』からで、和名は桜に似た花を咲かせるため『美女桜』とよばれます。
『ハナガサ(花笠)』、『サクラシバ(桜芝)』などの別名を持ち、英名は『ガーデン バーベナ(Garden verbena)』です。


バーベナの花言葉

全般のバーベナ魔力・魅力
赤のバーベナ団結
白のバーベナ私のために祈ってください
ピンクのバーベナ家族の和合
紫のバーベナ私はあなたに同情します・後悔
バーベナについて
科・属クマツヅラ科クマツヅラ属
和名美女桜(ビジョザクラ)
英名Verbena, Vervain
学名Verbena spp.
原産地アメリカ大陸の熱帯から温帯
開花期5月~10月
花の詳細 Wikipedia


輪に連なる花姿は、人々の結びつきのシンボルであるともいわれているようです☆

6月23日の花<ミヤコワスレ>と花言葉


ミヤコワスレ(Gymnaster)

佐渡へ流された順徳天皇が野菊に似た清楚な花を見ると都への思いを忘れられると話された。庭の下草やお茶の席に飾られる和の雰囲気溢れる花☆

名は、1221年に後鳥羽上皇が鎌倉幕府を倒そうと兵を挙げた承久の乱で、後鳥羽上皇の兵は、北条氏に敗れ、後鳥羽上皇の息子であった順徳天皇は、佐渡に島流しになり、都を離れる際、庭に咲いたミヤコワスレに目を留め

『いかにして契りおけん白菊を都忘れと名づけくるも憂し』

という詩を詠んだことから名付けられました。


ミヤコワスレの花言葉
しばしの憩い・しばしの慰め・しばしの別れ・また会う日まで


ミヤコワスレについて

科・属キク科ミヤマヨメナ属
和名都忘れ(ミヤコワスレ)
英名Gymnaster
学名Gymnaster savatieri
原産地日本
開花期4月~6月
花の詳細 Wikipedia


濃紫の花色は、古くから都を象徴する色とされていたそうです。

和のお庭に~☆

6月22日の花<スイカズラ>と花言葉


スイカズラ(Honeysuckle)

白い花が黄色に変化する花の甘い香りは幸せな恋を引き寄せる効果があり、中国では『金銀花』と呼ばれ、金銀財宝を表す縁起のよい花木☆

和名は,子供たちが、花を口にくわえて甘い蜜を吸ったことからで、別名は、冬場を耐え忍ぶことから『忍冬(ニンドウ)』つけられ、英名は、『ハニーサックル(Honeysuckle)蜜を吸う』と呼ばれ、中国では『金銀花』と呼ばれます。

花は白色から黄色に変化し、一つの枝に白と黄色の花が同居することもあり、風水学では、甘い香りには、幸せな恋を引き寄せる効果があり、金銀財宝を表す縁起のよい花木とされているようです。

古くから抗菌、抗炎症、解熱、利尿効果のある薬草として漢方薬に利用され『忍冬茶』や『金銀花茶』として親しまれています。


スイカズラの花言葉
愛の絆・献身的な愛・友愛


スイカズラについて

科・属スイカズラ科スイカズラ属
和名吸い葛(スイカズラ)
英名Honeysuckle
学名Lonicera japonica
原産地日本、東アジア
開花期5月~7月
花の詳細 Wikipedia


6月21日の花<ツキミソウ>と花言葉


ツキミソウ(Evening primrose)

月が現れる時間帯に咲き、白からピンクへと移り変わる神秘の花☆

名の『月見草(ツキミソウ)』は、月が現れる夜に咲くことから。

英語は、マツヨイグサ属の、夜咲きを『Evening primrose』、昼咲きを『Sundrops』と呼んでいます。

弱い月見草は少なくなり、待宵草が月見草と呼ばれるようになり、黄色い花を咲かせるのが待宵草、白い花を咲かせるのが月見草となりました。

仲間には『待宵草(マツヨイグサ)』、『大待宵草(オオマツヨイグサ)』、『雌待宵草(メマツヨイグサ)』、『昼咲月見草(ヒルザキツキミソウ)』などがあります。


ツキミソウの花言葉
ほのかな恋・移り気・無言の愛情


ツキミソウについて

科・属アカバナ科マツヨイグサ属
和名月見草
英名Evening primrose
学名Oenothera tetraptera
原産地メキシコ
開花期5月~9月
花の詳細 Wikipedia

6月20日の花<サンスベリア>と花言葉


サンスベリア(Sansevieria)

濃淡のある葉っぱが美しい、縁起物の葉、花は、珍しく咲くことから不吉といわれたようですが、咲かすのは難しい、甘い甘い香り抜群の花☆

和名は、虎の尾っぽを連想させることから『虎の尾(トラノオ)』や長い年月や時間を意味する『千歳蘭』とも呼ばれます。

縁起が良い花言葉からお祝いなどの贈り物としてもよく送られます。

サンスベリアの花言葉
永久・不滅

サンスベリアついて

科・属リュウゼツラン科(キジカクシ科)・チトセラン属
和名虎の尾
英名Snake plant
学名Sansevieria trifasciata
原産地アフリカ、南アジア
開花期8~10月
花の詳細 Wikipedia

6月19日の花<アザミ>と花言葉


アザミ(Thistle)

野山に咲く綿毛のついた紫やピンクの愛らしい花を折ろうとするとトゲが刺さって驚きあきれる。美しさについ触れてしまいたくなる野草☆

名は、花を折ろうとするとトゲが刺さって『驚きあきれる』、古語『あざむ』から。

ギリシア神話では、大地の女神が羊飼いの美少年ダフニスに失恋をし、その悲しみでアザミをつくったとか。

北欧神話では、雷神トールの花とされ、花を身につけている者は雷から守られると言い伝えられています。

聖母マリアが処刑されたキリストの十字架の釘を地面に埋めた場所からアザミが生えてきたといわれ『聖母のアザミ』とも呼ばれます。

1263年にスコットランドがノルウェー軍に夜襲を受けた際、アザミのトゲを踏みつけたスコットランド兵の声でスコットランド軍が敵を追い払うことができた事からアザミはスコットランドの標章と国花になったとさ。


アザミの花言葉
独立・厳格・復讐・満足・触れないで・安心


アザミについて

科・属キク科アザミ属
和名野薊(ノアザミ)
英名Japanese thistle
学名Cirsium japonicum
原産地日本
開花期3月~7月
花の詳細 Wikipedia


ほとんどのアザミは食べて楽しめ、油で揚げたり、茹でたり、和え物、炒めものなどにしても美味しいです☆(⌒∇⌒)

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