4月15日の花<オジギソウ>と花言葉


オジギソウ(Sensitive plant)

触るとお辞儀をしているように閉じる、触らずにはいられない繊細で特殊な不思議な葉☆

南アメリカ原産で、日本にはオランダ船によって江戸時代に持ち込まれたそうです。

和名は、触ると葉が閉じてお辞儀をしているように見えることからで、夕方になると眠ったように葉を閉じることから、『ネムリグサ』の別名もあります。英名は『敏感な草(Sensitive plant)』で、漢名は『含羞草(恥ずかしがる草)』です。

学名の『Mimosa』は、ギリシア語『mimos(身振り、まね)』の意味を持ちます。

葉の付け根にある空気の袋のような細胞の水分が張った状態が通常で、刺激を受けることで中の水分が抜けて縮んで葉が閉じるます。葉を閉じる時は、水を抜くため急激に閉じ、開く時は水を移すためゆっくりと開きく仕組みになっているようです。


オジギソウの花言葉
繊細な感情・感受性・敏感・謙虚


オジギソウについて

科・属マメ科オジギソウ属
和名お辞儀草(オジギソウ)
英名Sensitive plant, Sleeping grass
学名Mimosa pudica
原産地南アメリカ
開花期7月~9月
花の詳細 Wikipedia


葉が閉じる動作はとても不思議な感覚ですね☆

4月11日の花<マーガレット>と花言葉


マーガレット(Marguerite)

白と黄色のコントラストが愛らしい、ギリシア神話の女性の守護神アルテミスに捧げる恋占いの花☆

名は、白い花から、ギリシア語『マルガリーテス(margarites)』の真珠の意味を持ち、アフリカ西海岸のカナリア諸島原産の花をフランスで園芸用に改良したものは『Paris daisy(パリス・デージー)』と呼ばれます。

和名は、葉の形がシュンギクに似ていることから『木春菊(モクシュンギク)』と名付けられました。

シンプルな咲き方の『リーフ咲き(八重咲き)』、全体に花びらがついて華やかな『オペラ咲き(八重咲き)』、立体的な咲き方の『ウルル咲き(アネモネ咲き)』など咲き方があります。


マーガレットの花言葉
恋占い・真実の愛・信頼


マーガレットについて

科・属キク科モクシュンギク属
和名木春菊(モクシュンギク)
英名Marguerite, Paris daisy
学名Argyranthemum frutescens
原産地アフリカ大陸北西のカナリア諸島
開花期3月~5月
花の詳細 Wikipedia


マーガレット系の花びらを一枚ずつ散らして『好き、嫌い・・』しませんでしたか?☆

4月7日の花<クロッカス>と花言葉


クロッカス(Crocus) 

古くから春の訪れを知らせてくれる花、バレンタインに捧げる花ともいわれます☆

属名の学名『Crocus(クロッカス)』は、長く糸状に伸びるめしべをもつことから、ギリシア語『krokos(糸)』の意味を持ちます。

サフランの花色は紫色で秋に咲き、クロッカスは春に色は様々な花が咲き、観賞用でハルサフランとも呼ばれます。


美青年のクロッカスは、リーズという娘との結婚を神々に許してもらえず、
絶望でクロッカスは自殺し、残されたリーズの嘆き悲しむ姿を哀れんだ花の女神アフロディーテは、青年をクロッカスに、娘をリーズの朝顔に変えたとさ。


クロッカスの花言葉

全般の花言葉青春の喜び・信頼・私を信じて・切望
紫の花言葉愛の後悔
黄の花言葉私を信じて

クロッカスについて

科・属アヤメ科クロッカス属
和名クロッカス
英名Crocus
学名Crocus spp.
原産地地中海沿岸
開花期2月~4月
花の詳細 Wikipedia


4月6日の花<ハナシノブ>と花言葉


ハナシノブ(Jacob’s ladder)

青紫の雄しべの黄色がポイントの阿蘇の草原にしか自生しない貴重な植物☆

名の『花忍(ハナシノブ)』は、花が生え、葉がシノブというシダ植物に似ていることから。

英名のJacob’s ladderは、旧約聖書のヤコブの梯子を意味し、
天と地をかける梯子のことで葉が交互に生えていることが由来です。

阿蘇の草原にしか自生しないという貴重な植物。
希少野生動植物種に指定され、絶滅危惧1A種に分類されました。


花忍の花言葉
お待ちしています・あなたを待つ・ここに来なさい・早くきて


花忍について

科・属ハナシノブ科ハナシノブ属
和名花忍
英名Jacob's ladder
学名Polemonium kiushianum
原産地日本
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


貴重な花が絶えないことを願います。

4月5日の花<フジ>と花言葉


フジ(Japanese wisteria)

蝶のような小さな花が垂れ下がって咲く花姿には和の風情があり、振袖姿のあでやかな女性を連想させ、万葉集にも詠まれる花☆

名は、風に吹かれて花が『吹き散る』が転じたという説や、
茎に『節(ふし)』があることにからなど諸説あるようです。

日本では古くから、女性は『フジ』、男性は『マツ』にたとえ、近くに植える習慣があったそうです。

つるが時計回りに巻く『フジ』と、フジより大きな花が咲き、つるが反時計回りに巻く『ヤマフジ』があります。


フジの花言葉
優しさ・歓迎・決して離れない・恋に酔う


フジについて

科・属マメ科フジ属
和名藤(フジ)
英名Japanese wisteria
学名Wisteria floribunda
原産地日本
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


たおやかに垂れ下がる花穂は幹の方から先端に向かって咲き進める、
花色のグラデーションが神秘的ですね☆(⌒∇⌒)

4月3日の花<ゼラニウム>と花言葉


ゼラニウム(Geranium)

1年中楽しめる花で葉に独特な香りがあり、青臭いにおいを虫が嫌うので虫よけや魔よけや厄よけの効果もある窓辺の花☆

和名は、天竺『異国産の』と葵の葉に似ていることからで、属名の学名は、種子に突起があり、コウノトリのくちばしに似ているので、ギリシア語『pelargo(コウノトリ)』から。

ヨーロッパでは、青臭いにおいを虫が嫌うので虫よけとして窓辺に置く花の定番になっています。魔よけや厄よけの効果もあるようです。

芳香を放つ品種もあり、センテッドゼラニウムといい、ローズゼラニウム(バラのような香り)やレモンゼラニウム(レモンのような香り)など、アロマテラピーのエッセンシャルオイルや入浴剤などに利用されています。

ある日、イスラム教の預言者マホメットが洗濯したシャツをアオイ科のマロウという植物にかけて干すと。。乾いたシャツが、鮮やかな赤い花のゼラニウムに変わっていました。

という、マホメットの徳を称えるために、アラーの神がこの世に創造した植物であるという言い伝えがあります。


ゼラニウムの花言葉

全般のゼラニウム尊敬・信頼・真の友情・偽り・詭計
赤のゼラニウム君ありて幸福
ピンクのゼラニウム決心・決意
白のゼラニウム私はあなたの愛を信じない
黄色のゼラニウム予期せぬ出会い
深紅のゼラニウム憂うつ

ゼラニウムについて

科・属フウロソウ科テンジクアオイ属
和名天竺葵(テンジクアオイ)
英名Geranium
学名Pelargonium zonale
原産地南アフリカ
開花期5月~9月
花の詳細 Wikipedia


ゼラニウムは、『アップルゼラニウム』『アメリカーナ・ピンクメガスプラッシュ』『ホワイトムロキング』『トスカ・ライトピンク』『プリメシャスレッド』などたくさんの品種が楽しめます☆

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