12月31日の花<センリョウ>と花言葉


センリョウ(Senryo)

花の少ない冬に美しい実をつけ、日本で古くからお正月に欠かせない縁起木☆

名の『センリョウ(千両)』は、『仙蓼(センリョウ)』から江戸時代に移り変わりました。

同じ赤い実をつける『マンリョウ(万両)』に似ているけれど、実つきが少ないため『センリョウ(千両)』
と呼ばれるようになったとか。

実の色が鮮やかなので、『クササンゴ(草珊瑚)』とも呼ばれています。

センリョウの花言葉
利益・裕福・富・財産

センリョウについて

科・属センリョウ科・センリョウ属
和名千両
英名Senryo
学名Sarcandra glabra
原産地日本、台湾、中国
開花期5月~6月

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12月30日の花<ロウバイ>と花言葉


ロウバイ(Wintersweet) 

厳しい冬の寒さに負けず、ロウ細工のような光沢のある半透明の黄色い花を甘い香りを放ちながら、他の花々の先陣を切って花開く、春を呼び込む花☆

和名の『蝋梅(ロウバイ)』は、黄色い梅だと思われるほど梅に似て、花びらが『蝋(ろう)』のような色と『臘月(ろうげつ、旧暦12月)』に花を咲かせることから名付けられました。

品種は、『素心蝋梅(ソシンロウバイ)』、『満月蝋梅(マンゲツロウバイ)』、『唐蝋梅(トウロウバイ)』などがあります。


ロウバイの花言葉
ゆかしさ・慈しみ・先導・先見


ロウバイについて

科・属ロウバイ科ロウバイ属
和名蝋梅(ロウバイ)
英名Wintersweet, Japanese allspice
学名Chimonanthus praecox
原産地中国
開花期12月~2月

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中国では、早春の画題になる『椿』、『梅』、『水仙』、『蝋梅』の『雪中四花(せっちゅうしか)』のひとつです。

12月29日の花<ハボタン>と花言葉


ハボタン(Flowering kale)

キャベツのような見た目で、牡丹の花のように美しく葉っぱが色づき、 お正月の門松や生け花に使われる縁起のよい植物☆

和名は、葉姿が、牡丹の花のように美しいことから、『葉牡丹(はぼたん)』と名付けられました。

英語は、見た目がキャベツに似ており、葉っぱが色づくため、『ornamental cabbage(装飾的なキャベツ)』の意味を持ちます。

種類は、『東京丸葉系』、『名古屋ちりめん系』、『大阪丸葉系』、『さんご系』などがあります。


ハボタンの花言葉
祝福・利益・慈愛・愛を包む・物事に動じない


ハボタンについて

科・属アブラナ科アブラナ属
和名葉牡丹(ハボタン)
英名Flowering kale, Ornamental kale, Ornamental cabbage
学名Brassica oleracea var. acephala
原産地3月~5月(花)、11月~3月(葉)
開花期ヨーロッパ

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諸葛孔明が行く先々の戦場でキャベツを栽培し、兵士の食料にしたという故事もある、冬のガーデニングに欠かせない存在ですね☆

12月28日の花<ザクロ>と花言葉


ザクロ(Pomegranate)

初夏に鮮やかなオレンジ色の花が咲き、実り、秋に熟して果皮が自然にさけ、甘酸っぱくさわやかな真っ赤なルビーのような粒が輝く、子孫繁栄や豊穣のシンボルで『女性の果実』とも呼ばれる花☆

和名の『石榴(ザクロ)』は、イラン(安石国)から渡ってきた果実が瘤(こぶ)のように見えたことから、漢名の安石榴(あんせきりゅう)から名づけられました。

属名の学名『Punica(プニカ)』は、古くカルタゴ周辺が原産地だったことから、ラテン語『Poeni(フェニキアの)』の意味を持ちます。

品種は、『ヒメザクロ』、『水晶ザクロ』、『泰山一合』、『花一番』、『カリフォルニアザクロ』などがあります。


ギリシア神話では、冥界の神ハーデースは、豊穣神デーメーテールの娘ペルセポネーに恋をし、冥界に連れ去り、ペルセポネーは、冥界でザクロの実を勧められ食べてしまいました。

しかし、冥界ではザクロを食べたものは客として扱われ、冥界に留まらなければならなく、半年を冥界で過すことになりました。

母デーメーテールが嘆き悲しむことで冬となり、穀物が育ちませんでしたが、ペルセポネーが戻ると再び花や実が育ちはじめましたとさ。


ザクロの花言葉

全般のザクロ円熟した優雅さ
愚かしさ・結合


ザクロについて

科・属ミソハギ科ザクロ属
和名石榴(ザクロ)
英名Pomegranate
学名Punica granatum
原産地西南アジア原産、南ヨーロッパ原産
開花期6月~7月

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美容と健康に効果がある、女性に嬉しい果実ですね☆

12月27日の花<ウメ>と花言葉


ウメ(Plum blossom)

冬から春へと変わる時期に高貴な花の見頃を迎える、平安時代頃までは花見といえば『梅』だった。。美と長寿の花☆

和名の『梅(ウメ)』は、中国語『梅(メイ)』が訛った説、花の美しさから『愛目(うめ)』が転じた説など諸説があります。

菅原道真(845~903年)が、九州・筑前国の大宰府へ左遷されることになったとき、道真が大事に愛でたウメの木が道真の後を追い、一夜のうちに大宰府まで空を飛んでゆき、その地に降り立ったという飛梅伝説があります。

道真が梅の木に別れを惜しむ歌もあります。

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」


ウメの花言葉

全般忠実・気品・優雅・高貴・忍耐
赤の梅優美な人・優雅
白の梅気品・澄んだ心
桃色の梅清らかさ


ウメについて

科・属バラ科サクラ属
和名
英名Japanese apricot, Plum blossom
学名Prunus mume
原産地中国
開花期1月~3月

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古くから親しみ愛されて来た梅の花の上品な香りは癒されます☆

12月24日の花<ヤドリギ>と花言葉


ヤドリギ(mistletoe)

ほかの樹木の枝や幹に寄生し、氷雪の中でも葉の緑を保ち黄色い花を咲かせる、神聖なパワーをもつ縁起のよいクリスマスの恋人たちの木☆

和名の『宿り木(やどりぎ)』は、木に寄生する植物で、木に宿るという性質からで、英語は、『Mistletoe(ミスルトー)』と呼ばれます。

属名の学名『Viscum(ヴィスカム)』は、果実に粘りがあり、タネがそれに包まれていることから、ラテン語『viscum(とりもち)』の意味を持ちます。

『ヤドリギの下のキス(Kissing under the mistletoe)』
クリスマス飾りのヤドリギの下では女性が男性にキスの特権を与える風習があるそうです。


ヤドリギの花言葉
困難に打ち克つ・克服・忍耐・キスしてください


ヤドリギについて

科・属ビャクダン科ヤドリギ属
和名宿り木、寄生木(ヤドリギ)
英名Korean mistletoe
学名Viscum album subsp. coloratum
原産地日本、朝鮮半島、中国
開花期2月~3月

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🎄 Happy Christmas Eve 🎄

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