ガマズミ(Japanese bush cranberry)
日本の山野にアジサイに似た美しい花を咲かせ、秋には紅葉し、濃紅色で華やかな人目を引く美しい赤い実は山の神の贈り物として大切にされてきました☆
和名は、実に酸味があることから『噛み酢実』が訛ったという説や鍬の柄に使用していたことで『鎌の柄』、実を染料として使用していたことから『ガマズミ』という説など諸説があります。
英名は、『Linden viburnum(リンデン・ビバーナム)』や『Japanese bush cranberry(ジャパニーズ・ブッシュ・クランベリー)』などと呼ばれ、属名の『Viburunum』は、ラテン語のガマズミの古名からです。
枝は柔軟性があり,折れにくく丈夫な性質で、杖や輪カンジキの材料として用いられ、
赤い実は、美肌効果や疲労回復の薬としてやそのまま食べたり、果実酒や漬物の着色料、衣料の染料としても利用されています。
ガマズミの花言葉
私を無視しないで・結合・未来・恋のあせり・愛は強し
ガマズミについて
科・属 | スイカズラ科ガマズミ属 |
和名 | ガマズミ(莢蒾) |
英名 | Linden viburnum, Japanese bush cranberry |
学名 | Viburnum dilatatum |
原産地 | 日本、朝鮮半島、中国 |
開花期 | 5月~6月 |
秋に実る赤く輝く実は、古くから、東北地方の狩人(マタギ)たちの疲れを癒してきたようです☆