ハマナス(Ramanas rose)
海岸の砂地に自生する、葉や枝に小さな棘を持つ紅紫色の花は、豊かな香りを漂わせ、秋には赤く熟した実をつける、澄んだ青い海によく映え旅に華を添える花☆
和名は、海岸の浜に生息し、味や見た目が梨に似ているから、『浜梨(はまなし)』が転訛し『浜茄子(はまなす)』になったようです。
東アジア原産の赤い果実をつけるバラ科の植物で、北海道の花にも指定されていますが、現在では自生している野生のものは少なく、多くの県で絶滅危惧種もしくは準絶滅危惧種に指定されています。
実は、『ローズヒップ』と呼ばれ、ビタミンCを多く含んでおり、ジャムや果実酒、お茶で親しまれています。根から取れる赤い褐色の染料は、染め物にも用いられます。
ハマナスの花言葉
照り映える容色・悲しくそして美しい・見栄えの良さ・香り豊か・あなたの魅力にひかれます・旅の楽しさ
ハマナスについて
科・属 | バラ科バラ属 |
和名 | 浜茄子(ハマナス)、浜梨 |
英名 | Ramanas rose, Japanese rose, Rugosa rose |
学名 | Rosa rugosa |
原産地 | 東アジア |
開花期 | 5月~8月 |
青い海に美しい花は絵になりますね☆