カタバミ(Wood sorrel)
春~秋にハート型の葉を3枚つけ、黄色の毒をもった生き物や魔女をよけるお守りとされ、繁殖力が強いことから『子孫繁栄』のシンボルともされた母のやさしさを思い出させる花☆
花名の『片喰・傍食(カタバミ)』は、葉が食べられて一方が欠けているように見えることからで、漢字の『酢漿草(カタバミ)』のは葉と茎にシュウ酸が含まれ、すっぱいことが表現されています。
真鍮の鏡や仏具を磨くために用いられていたことから『鏡草』とも呼ばれ、夜になると葉を小さくたたむことから『雀の袴(スズメノハカマ)』という別名もあります。
属名の学名『Oxalis(オキザリス)』は、ギリシア語『oxys(すっぱい)』の意味を持ちます。
スペインやフランスなどでは『ハレルヤ(キリスト教で「主をほめたたえよ」)』とも呼ばれます。
クローバーとの見分けは、クローバーは『葉に白い線が入り、夜になると内側に葉を閉じる』カタバミは、『葉に白い線はなく、夜になると葉を外側に閉じる』2つが大きな違いがあります。
カタバミの花言葉
喜び・輝く心・母のやさしさ
カタバミについて
科・属 | カタバミ科カタバミ属 |
和名 | 酢漿草(カタバミ) |
英名 | Wood sorrel |
学名 | Oxalis corniculata |
原産地 | 南アフリカやアメリカの暖地 |
開花期 | 4月~10月 |
カタバミの誕生花
5月20日
全世界に生息し、道端で出会う、親しみある花はホッコリさせてくれます☆