11月30日の花<アツモリソウ>と花言葉

アツモリソウ(Cypripedium)
大きい花がみごとな平家物語と関係の深い、幻の野生ラン☆

アツモリソウ

和名の『敦盛草(アツモリソウ)』は、平安時代の武士、平敦盛から。
花姿が一ノ谷の戦いで、熊谷次郎直実に討たれた敦盛の背負っていた母衣(ほろ)に見立ててつけられたといわれます。

属名の学名『Cypripedium(シプリペディウム』は、ギリシア語の『Cypris(女神ヴィーナス)』と『pedilon(スリッパ)』から。

アツモリソウの花言葉
気まぐれ、移り気、君を忘れない
アツモリソウについて

科・属ラン科アツモリソウ属
和名敦盛草
英名なし
学名Cypripedium macranthos
原産地日本、中国、朝鮮半島
開花期5月~6月

花の詳細 Wikipedia

日本原産のアツモリソウは今では幻の花。

11月29日の花<ホトトギス>と花言葉


ホトトギス(Toad lily)

岩場などの湿った環境を好み、夏の終わりから秋にかけて斑点模様の花を咲かせ、格調高い花は茶花や生け花で親しまれてきた山野草☆

和名は、花の紫の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることからの『杜鵑草(ホトトギス)』と名付けられました。

若葉に油じみのような斑点が入ることから『ユテンソウ(油点草)』という別名もあります。

英語の『toad lily』は、花の斑点が蛙(カエル)の斑点に似ており、ユリ科の植物なので、『toad(蛙)』と『lily(ユリ)』の意味を持ちます。

『ホトトギス(杜鵑草)』の品種は、『シロホトトギス(白杜鵑草)』『ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)』『シロバナヤマジノホトトギス(白花山路の杜鵑草)』『ヤマホトトギス(山杜鵑草)』『タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)』など多くあります。


ホトトギスの花言葉
永遠にあなたのもの・秘めた意志・永遠の若さ


ホトトギスについて

科・属ユリ科ホトトギス属
和名杜鵑草(ホトトギス)
英名Toad lily
学名Tricyrtis spp.
原産地日本、台湾、朝鮮半島
開花期8月~11月

花の詳細 Wikipedia


日本全域に生息しており、山野の林の下や崖や岩場など日陰の多い場所でよく見られるので、ピクニックにでかけると見つかるかもしれません☆

11月28日の花<アザレア>と花言葉


アザレア(Azalea)

乾燥した枯れた地域に生え、5枚の花びらがフリルのようでゴージャスな花姿に豊かな花色はツツジとは一味違った魅力を持つ恋の喜びをもたらす花☆

花名は、比較的乾燥した土地を好むことから、ラテン語『azaleos アザロス(乾燥)』の意味を持ちます。

アザレア(西洋ツツジ)、ツツジ(躑躅)、サツキ(皐月)、シャクナゲ(石楠花)、レンゲツツジ(蓮華躑躅)、ミツバツツジ(三葉躑躅)は仲間です。


アザレアの花言葉

全般のアザレア恋の喜び・節制・禁酒
白のアザレアあなたに愛されて幸せ
赤のアザレア節制
ピンクのアザレア青春の喜び


アザレアについて

科・属ツツジ科ツツジ属
和名西洋ツツジ(セイヨウツツジ)
英名Azalea
学名Rhododendron simsii
原産地日本、中国
開花期4月~5月

花の詳細 Wikipedia


鮮やかな花色が明るくしてくれます☆

11月27日の花<ルピナス>と花言葉


ルピナス(Lupine)

花色豊富でフジを逆さにしたような古代ヨーロッパでは花を食べると心が明るくなるという説のある花☆

オオカミのように荒れ地でも生育する強靭さを持つことから、ラテン語でオオカミ『ループス(lupus)』から名付けられました。

古代ヨーロッパでは、花を食べると血行がよくなり心が明るくなり想像力が高まるので薬草として食べられ、石鹸や牧草としても使用されていたそうです。

フジを逆さにしたような花姿から『登り藤』『立ち藤』とも呼ばれます。


ルピナスの花言葉
想像力・いつも幸せ・貪欲・あなたは私の安らぎ


ルピナスについて

科・属マメ科ルピナス属
和名昇り藤(ノボリフジ)、立ち藤(タチフジ)
英名Lupine
学名Lupinus L.
原産地南北アメリカ、地中海沿岸
開花期5月~6月

花の詳細 Wikipedia


彩り豊かで目からも明るさを与えてくれるようです☆(⌒∇⌒)

11月26日の花<マネッチア>と花言葉


マネッチア(Firecracker vine) 

晩秋から冬にかけ、ろうそくの小さな炎のような花が口をパクパクさせておしゃべりしているように見える賑やかな花☆

属名の『マネッチア(Manettia)』は、18世紀のイタリアの植物学者『Saverio Manetti(マネティー)』の名前から。

和名の『粗毛火焔草(アラゲカエンソウ)』は、花冠に祖毛があり、花姿がロウソクの炎を連想させることから名付けられ、荒い毛の生えたものを『荒毛火焔草(アラゲカエンソウ)』と呼び、別名は『火焔葛(カエンカズラ)』です。

英名は、つるのあちらこちらで咲く花を爆竹に例え、『Firecracker vine(ファイアークラッカー バイン)』や『Brazilian firecracker(ブラジリアン ファイアークラッカー)』と呼ばれます。


マネッチアの花言葉
名声・たくさん話しましょう


マネッチアについて

科・属アカネ科カエンソウ(マネッチア)属
和名粗毛火焔草(アラゲカエンソウ)
英名Firecracker vine, Brazilian firecracker
学名Manettia inflata
原産地パラグアイ、ウルグアイ
開花期6月~11月

花の詳細 Wikipedia


ロウソクのような不思議な花が楽しませてくれます☆

11月25日の花<ナンテン>と花言葉


ナンテン(heavenly bamboo)

初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけ真っ赤に色づく果実を実らせる、『難転(難を転ずる)』に通じることから、縁起の良い木☆

英語は、古くから神聖な木とされたことから、『heavenly bamboo(天国の竹)』と名付けられました。

和名は、中国の南天の呼び名、『南天燭(なんてんしょく)』や『南天竹(なんてんちく)』が略され、音読みの『南天(なんてん)』となりました。

正月飾りのナンテンの実とフクジュソウの花の組み合わせで『難を転じて福となす』や鬼門除けとして、ヒイラギを表鬼門(北東)邪鬼の侵入を防ぎ、ナンテンの木を裏鬼門(南西)に植えるなど災難除けや縁起物として使われます。

代表的な品種は、『オタフクナンテン』、『シロミナンテン』、『フジナンテン』、『キンシナンテン』、『イカダナンテン』、『オリヅルナンテン』、『ササバナンテン』、『チモトナンテン』などがあります。


ナンテンの花言葉
私の愛は増すばかり・機知に富む・福をなす・よい家庭


ナンテンについて

科・属メギ科ナンテン属
和名南天(ナンテン)
英名Nandina, Heavenly bamboo, Sacred bamboo
学名Nandina domestica
原産地中国
開花期6月~7月、(実)11月~12月

花の詳細 Wikipedia


赤い神聖な木の実が守ってくれますように☆

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