5月13日の花<サンザシ>と花言葉


サンザシ(Hawthorn)

一年でもっとも楽しい季節の初夏に枝にトゲを持ち白い花を咲かし、秋には真っ赤な実をつける希望の花☆

和名『山査子(さんざし)』は、山に実り、草木瓜(クサボケ)の実の山査に味が似ていることからで、花は5~6月に咲き、9~10月に真っ赤な実をつけます。

英語は『ホーソーン(Hawthorn)』といいますが、5月に花を咲かせることから『Mayflower(5月の花)』とも呼ばれます。

属名の学名『Crataegus(クラタエグス)』は、材が堅いことから、ギリシア語『kratos(力)』と『agein(持つ)』の意味を持ちます。

キリストが処刑された時の『イバラの冠』はサンザシの枝でつくったといわれています。

小枝を持っていると船は嵐をさけることが出来、旅人は雷に打たれないともいわれたそうです。


サンザシの花言葉
希望・ただ一つの恋・成功を待つ・厳格


サンザシについて

科・属バラ科サンザシ属
和名山査子(サンザシ)
英名Chinese hawthorn, Japanese hawthorn
学名Crataegus cuneata
原産地中国
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


サンザシの誕生花日
5月13日




5月12日の花<ライラック>と花言葉


ライラック(Lilac)

ハート型の葉に紫や白色の小さな花を穂のように咲かせ、甘くやさしい香りは
リラックスや新陳代謝を高める効果を持つ、大切なお友達に贈りたい花☆

名は、サンスクリット語で暗青色を意味する『ニラ(nila)』から、
フランスでは『Lilas(リラ)』と呼ばれ、日本でも『リラ』とも呼ばれます。
フランスで白いライラックは青春のシンボルとされていたようです。

通常4枚の花びらですが、5枚の花びらをもつ花を誰にもいわずに飲み込むと、愛する人と永遠に結ばれるという言い伝えがあります。

ライラックの花言葉

ライラック全般思い出・青春の思い出・友情・大切な友達・純潔
紫のライラック恋の芽生え・初恋
白のライラック青春の喜び・無邪気

ライラックについて

科・属モクセイ科ハシドイ属
和名紫丁香花(ムラサキハシドイ
英名Lilac, Common lilac
学名Syringa vulgaris
原産地ヨーロッパ東南部
開花期4月~6月
花の詳細 Wikipedia


代表的な花色の明るい紫色は、日本工業規格のJIS慣用色名で『ライラック』と名付けられました☆(⌒∇⌒)

ライラック色の絵具もあります☆

5月11日の花<リンゴ>と花言葉


リンゴ(Apple blossom)

春に約10日程の短い期間だけ、白い小さな花を咲かせ、秋には真っ赤でつややかな甘酸っぱい医者要らずの果実を実らせるアダムとイヴが食べた禁断の果実ともいわれる花☆

名は、平安時代の辞書『和名類聚抄』の『利宇古宇(りうこう、りうごう)』が転訛したものといわれています。

日本へは、中国を経由し江戸時代に持ち込まれ、耐寒性が高く、涼しい気候を好むので、東北地方で盛んに栽培されています。


ギリシア神話では、ある結婚式にすべての神が招待されるなか、不和と争いの女神エリスだけは招かれず。。

怒ったエリスは『最も美しい女神にあたえる』と名誉の象徴の黄金のリンゴを宴席に投げると、そのリンゴをめぐって、神々の王ゼウスの妻・ヘラ戦いと知恵の女神・アテナ愛と美の女神・アフロディーテの三女神が争いました。

困り果てたゼウスは、トロイア王の息子・羊飼いの美少年パリスにどの女神が最も美しいか判断させる事にしました。

それぞれの女神はパリスを買収するため、ヘラは「君主の座を与えましょう」といい、アテナは「戦いにおける勝利」を約束し、アプロディーテーは「世界一の美女をあなただけのものにしてもよいです」といいました。

パリスは『世界一の美女』を選び、アプロディーテーに黄金のリンゴを与えました。

しかし『世界一の美女』とはスパルタ王メネラーオスの妻ヘレネーのことで、
これがイリオス攻め(トロイア戦争)の勃発になった『パリスの審判』です。


旧誓約書・創世記では、人類最初のはアダムとイヴが、
エデンの園に『善悪の知識の木』を見つけ、神々がその木の実を食べる事は固く禁じました。

邪悪な蛇に騙され、誘惑に負けたイヴは、夫のアダムも誘い『禁断の果実』を食べてしまい、『無垢』を失ってしまい、お互いがハダカであるのに恥じらいを持ち始めます。
二人が恥じらいを持ったのにきづいた神は約束を破った二人をエデンの園から追放しました。

しかし、旧誓約書・創世記に、禁断の果実は「りんご」とは一言も書かれてないのですが、アダムとイヴが描かれた絵画には、りんごの実が描かれ、今でも「りんごの実を食べてエデンの園を追放された」と信じられています。


リンゴの花言葉

リンゴ全般選ばれた恋・選択・優先・名声・誘惑・後悔
リンゴの花優先・名声・選択・選ばれた恋
リンゴの実誘惑・好物・後悔
リンゴの木名誉

リンゴについて

科・属バラ科リンゴ属
和名林檎(リンゴ)
英名Apple, Apple blossom
学名Malus domestica
原産地カザフスタン南部、キルギスタン、タジキスタン
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


フランスでは青りんごが一般的で、よく食されるのはラフランス。
りんごを描くと。。日本人は一般的には赤、フランス人は緑か黄色に塗るそうです。
食文化の違いが絵にも反映されて面白いですね☆(⌒∇⌒)

5月9日の花<クレマチス>と花言葉


クレマチス(Clematis)

細長いつるを伸ばし、大きく鮮やかな花を咲かせ、つるがとても丈夫なことから、
『鉄線』とも呼ばれる『ツル性植物の女王』☆

名は、ツルでまつわりつく性質より、ギリシア語『klema(ブドウなどのツル)』から。

英語では『旅人の楽しみ(Traveller’s joy)』、イタリア語では『ごま塩ひげ』、
フランス語では、かつてフランスの乞食が毒性があるクレマチスの葉をつぶして皮膚につけて自分の肌をかぶれさせ、通行人の同情をひいたことから『乞食草』とも呼ばれます。

花びらのように見える色のついた萼の形が風車のように見えることから、日本では『カザグルマ』、鉄線のように丈夫なつるをもつことから中国では『テッセン』と呼ばれています。


クレマチスの花言葉
精神の美・旅人の喜び・策略


クレマチスについて

科・属キンポウゲ科センニンソウ属
和名鉄線(テッセン)、風車(カザグルマ)
英名Clematis, Traveller’s joy, Leather flower
学名Clematis spp.
原産地日本、中国、ヨーロッパ、北米など
開花期5月~10月種類による
花の詳細 Wikipedia


ヨーロッパでは、旅人が快適に過ごせるように、宿の玄関にクレマチスを植えてやさしく迎える素敵な風習があるそうです☆

5月8日の花<シャクナゲ>と花言葉


シャクナゲ(Rhododendron)

春から初夏に、ヒマラヤなどの高山奥地に自生し、ふんわりとドーム状に華やかに咲く、古くは神に捧げる木で花木の女王☆

和名の『石楠花(シャクナゲ)』は、漢名の『石南花(しゃくなんげ)』の音読みが転訛したという説や幹が曲がり1尺もまっすぐなものがないことからの『尺無』が転訛したという説など諸説あります。

属名の学名『Rhododendron(ロードデンドロン)』は、赤い花をつける木から、ギリシア語『rhodon(赤またはバラ)』と『dendron(木)』の意味を持ちます。

日本では古くから同じツツジ属に属するツツジ、サツキ、シャクナゲを区別して呼んでおり、シャクナゲの品種は『アズマシャクナゲ(東石楠花)』、『ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)』、『ツクシシャクナゲ』、『ホンシャクナゲ』、『ホソバシャクナゲ』、『ヤクシマシャクナゲ』などあります。

葉に強い毒性があり、嘔吐や痙攣、下痢を引き起こすとされているので、お取り扱いにはお気を付けください。


シャクナゲの花言葉
警戒・危険・威厳・荘厳


シャクナゲについて

科・属ツツジ科ツツジ属
和名石楠花(シャクナゲ)
英名Rhododendron, Rosebay
学名Rhododendron spp.
原産地ヒマラヤ周辺、中国、北米など
開花期5月~6月
花の詳細 Wikipedia


福島県や滋賀県の県花として親しまれています☆

5月4日の花<ストケシア>と花言葉


ストケシア(Stokesia)

夏の間にすっと伸びた花茎に切れ込みの入った花弁が繊細でふんわりした清楚な瑠璃色の花が涼しげにたくさん咲きます☆

和名は、瑠璃色の花を咲かせることから名付けられ、英語は『Stokesia(ストケシア)』や『Stokes’ aster(ストークス アスター)』と呼ばれます。
学名は、イギリスの医師で博物学者のジョナサン・ストークスの名前から。


ストケシアの花言葉
追憶・清楚・清楚な娘・清らかな乙女・たくましさ


ストケシアについて

科・属キク科ストケシア属(ルリギク属)
和名瑠璃菊(ルリギク)
英名Stokesia, Stokes’ aster
学名Stokesia laevis
原産地北アメリカ南東部
開花期6月~9月
花の詳細 Wikipedia


瑠璃色の美しさだけでなく、真夏の花の少ない時期でも育つ強健さで人気があります☆


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