シャクナゲ(Rhododendron)
春から初夏に、ヒマラヤなどの高山奥地に自生し、ふんわりとドーム状に華やかに咲く、古くは神に捧げる木で花木の女王☆
和名の『石楠花(シャクナゲ)』は、漢名の『石南花(しゃくなんげ)』の音読みが転訛したという説や幹が曲がり1尺もまっすぐなものがないことからの『尺無』が転訛したという説など諸説あります。
属名の学名『Rhododendron(ロードデンドロン)』は、赤い花をつける木から、ギリシア語『rhodon(赤またはバラ)』と『dendron(木)』の意味を持ちます。
日本では古くから同じツツジ属に属するツツジ、サツキ、シャクナゲを区別して呼んでおり、シャクナゲの品種は『アズマシャクナゲ(東石楠花)』、『ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)』、『ツクシシャクナゲ』、『ホンシャクナゲ』、『ホソバシャクナゲ』、『ヤクシマシャクナゲ』などあります。
葉に強い毒性があり、嘔吐や痙攣、下痢を引き起こすとされているので、お取り扱いにはお気を付けください。
シャクナゲの花言葉
警戒・危険・威厳・荘厳
シャクナゲについて
科・属 | ツツジ科ツツジ属 |
和名 | 石楠花(シャクナゲ) |
英名 | Rhododendron, Rosebay |
学名 | Rhododendron spp. |
原産地 | ヒマラヤ周辺、中国、北米など |
開花期 | 5月~6月 |
花の詳細 Wikipedia
福島県や滋賀県の県花として親しまれています☆