10月30日の花<ベニバナ>と花言葉


ベニバナ(Safflower)

あざみにも似たポンポンのような花が咲きはじめは黄色で生長につれて赤く変化する、花から採取した染料や種からとった紅花油、花を乾燥させて漢方薬と万能な夏の太陽を思わせる花☆

和名は、紅色の染料をとったことから『紅花(ベニバナ)』と呼ばれました。
英語は『Safflower(サフラワー)』と呼び、日本でベニバナの種子から採取される油を『サフラワー油(紅花油)』と呼んでいます。

種からとれる紅花油(サフラワー油)や紅花からとれる色素は、布の染料や口紅など生活用品に古くから利用されてきました。

そして、花を乾燥させた漢方薬には、動脈硬化や心臓病、高血圧といった生活習慣病の予防・解消に効果があるとされています。


ベニバナの花言葉
包容力・特別な人・愛する力・化粧・装い


ベニバナについて

科・属キク科ベニバナ属
和名紅花(ベニバナ)
英名Safflower
学名Carthamus tinctorius
原産地地中海沿岸、中央アジア
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


シルクロードを経由して奈良時代に日本へと渡って来たそうです☆

10月24日の花<ウメ>と花言葉


ウメ(Plum blossom)

冬から春へと変わる時期に高貴な花の見頃を迎える、平安時代頃までは花見といえば『梅』だった。。美と長寿の花☆

和名の『梅(ウメ)』は、中国語『梅(メイ)』が訛った説、花の美しさから『愛目(うめ)』が転じた説など諸説があります。

菅原道真(845~903年)が、九州・筑前国の大宰府へ左遷されることになったとき、道真が大事に愛でたウメの木が道真の後を追い、一夜のうちに大宰府まで空を飛んでゆき、その地に降り立ったという飛梅伝説があります。

道真が梅の木に別れを惜しむ歌もあります。

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」


ウメの花言葉

全般忠実・気品・優雅・高貴・忍耐
赤の梅優美な人・優雅
白の梅気品・澄んだ心
桃色の梅清らかさ

ウメについて

科・属バラ科サクラ属
和名
英名Japanese apricot, Plum blossom
学名Prunus mume
原産地中国
開花期1月~3月
花の詳細 Wikipedia


古くから親しみ愛されて来た梅の花の上品な香りは癒されます☆

10月21日の花<モミジアオイ>と花言葉


モミジアオイ(Scarlet rose mallow)

初夏から初秋にかけて、しっとりした品格のある鮮紅色の花弁の間にすきまのある大きな5弁花が横向きに朝開花し夕方にしぼむ温和な一日花☆

和名は、アオイの仲間で、葉がモミジ似の深い切れ込みがあることから、『モミジアオイ(紅葉葵)』と名付けられました。

別名の『コウショッキ(紅蜀葵)』は、淡黄の花を咲かせる中国原産のトロロアオイの漢名である黄蜀葵(オウショッキ)と対の名前になっています。

英語は、『Scarlet rose mallow(深紅のバラのようなアオイ)』、『Texas star hibiscus(テキサスの星のようなハイビスカス)』などと呼ばれます。


モミジアオイの花言葉
温和・穏やかさ・優しさ・努力の賜物


モミジアオイについて

科・属アオイ科フヨウ属
和名紅葉葵(モミジアオイ)
英名Scarlet rose mallow, Texas star hibiscus
学名Hibiscus coccineus
原産地北アメリカ
開花期7月~9月
花の詳細 Wikipedia


秋の訪れを感じます☆

10月19日の花<ハナキリン>と花言葉


ハナキリン(Crown of thorns)

色鮮やかな小さな花が唇にみえ、上を向いて咲かせる姿がキスをねだっているような愛らしい多肉植物☆

和名の『花麒麟(ハナキリン)』は、サボテンの木麒麟(モクキリン)に姿が似ており、一年中花を咲かせることから名付けられたとか、キリンの首のように長く茎を伸ばすことからという説など諸説あります。

属名の学名『Euphorbia(ユーフォルビア)』は、植物から出る樹液を薬に使ったことから、ローマ時代のモーリタニア王の侍医エウポルボス(Euphorbus)の名前から。

英語は、イエス・キリストが冠せられた『茨の冠』がハナキリンだったとの伝説から『Crown of thorns(茨の冠)』と呼ばれました。


ハナキリンの花言葉
純愛・早くキスして・冷たくしないで・逆境に耐える


ハナキリンについて

科・属ハナキリン
和名花麒麟(ハナキリン)
英名Crown of thorns
学名Euphorbia milii
原産地マダガスカル島
開花期3月~10月

花の詳細 Wikipedia


作り物のようにポッテリとした愛らしい花は微笑みを与えてくれます☆

10月15日の花<クレオメ>と花言葉


クレオメ(Spider flower)

蝶が風に舞ったような可憐な花を頂上から咲かせ、翌日の昼頃にはしおれてしまう儚さも愛おしい花☆

日本には、明治時代初期に伝わった、熱帯アメリカ原産の上の方から咲き始め、翌日の昼頃にはしおれてしまう一日花。

名は、学名『Cleome(クレオメまたはクレオーメ)』 から。

英名は、花を蜘蛛(spider)に見立て、『spider flower』と名付けられました。

和名は、蝶が風に舞うような花姿より『西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)』と呼ばれるようになりました。


クレオメの花言葉
秘密のひととき・あなたの容姿に酔う


クレオメについて

科・属フウチョウソウ科フウチョウソウ属
和名西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)
英名Spider flower
学名Cleome spinosa
原産地南アメリカ
開花期7月~10月
花の詳細 Wikipedi

10月14日の花<カトレア>と花言葉


カトレア(Cattleya)

洋ランの中でもひときわ大きく華やかで気品のある花姿と香りが良く格調高い雰囲気でフォーマルフラワーとしても人気のある蘭の女王☆

属名の学名『Cattleya(カトレア)』は、初めて栽培した『William Cattely(ウィリアム・カトレー)』からで、日本ではあまりの美しさを日の出に例えて、『ヒノデラン』と呼ばれることがあるようです。

四大洋ランは、『カトレア』、『パフィオペディルム』、『デンドロビウム』、『シンビジウム』の四属を一般にいいます。

3~4月の春咲き、5~7月の初夏咲き、9~11月の秋咲き、12~3月の冬咲き、とそれぞれの季節に咲きます。


カトレアの花言葉
優美な貴婦人・成熟した大人の魅力・魔力・魅惑的・あなたは美しい・高貴


カトレアについて

科・属ラン科カトレア属
和名カトレア
英名Cattleya
学名Cattleya spp.
原産地中南米(熱帯アメリカ)
開花期周年

花の詳細 Wikipedia


優美な花は、気分を上げてくれて良いものです☆

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