5月28日の花<スズラン>と花言葉


スズラン(Lily of the valley)

白い鈴のような花は、聖母マリアの花とされ、受けとった人に幸福をもたらすといわれる喜びのしるし☆

花名は、花が鈴のように見えることから。

ヨーロッパでは古くから聖母マリアの花とされ、北国の人々にとって春の訪れの喜びのしるしになっています。

1561年、当時のフランス王が、贈られたスズランをお気に召し、毎年宮廷の婦人たちにスズランを贈るようにしたことから、幸福をもたらす花として5月1日にスズランを贈る風習が生まれたようです。

森の守護神セントレオナールは、純潔で若くたくましい青年で、森の中で恐ろしい毒竜に襲われ、死闘の末、ついに毒竜を倒しました。
セントレオナールの全身の傷から血がしたたりおちた地を神は、聖なる場所として白いスズランの花を咲かせたという言い伝えがあります。


スズランの花言葉
再び幸せが訪れる・純粋・純潔・謙遜


スズランについて

科・属キジカクシ科スズラン属
和名鈴蘭(スズラン)
英名Lily of the valley
学名Convallaria majalis
原産地ヨーロッパ、アジア
開花期4月~6月
花の詳細 Wikipedia


見て頂いた皆様に幸福が訪れますように~🔔

5月27日の花<エビネ>と花言葉


エビネ(Calanthe)

春に華麗なラン科の中でも、つつましく上品に咲く、地下に連なる茎がエビに見える渋い野生蘭☆

名は、地下に連なる茎をエビに見立たものといわれます。

学名は、美しく上品な、ギリシア語の『calos(美)』と『anthos(花)』から生まれました。
華やかさだけでなく、上品さを誇らずつつましく咲く落ち着いた雰囲気で人目を引くランです。


エビネの花言葉
忠実・謙虚・謙虚な恋・にぎやかな人柄


エビネについて

科・属ラン科エビネ属
和名海老根(エビネ)
英名
学名Calanthe discolor
原産地日本、朝鮮半島南部
開花期4〜6月
花の詳細 Wikipedia


上品でつつましい蘭は和に良く似合いますね☆(⌒∇⌒)

5月25日の花<アスパラガス>と花言葉


アスパラガス(Asparagus)

常緑の緑の茎から細い茎が四方にしだれ、白い釣鐘型の花をたくさんぶら下がって咲く、古代ギリシアの時代から栽培されてきた、疲労回復などの効果があるアスパラギン酸を持つ勝利の花☆

アスパラガス

名は、『asparagus』は、古代ギリシャ語『asparagos(新芽)』からで、若茎を食用とすることからギリシア語の強制語『a』と、『sparasso(引き裂く)
』の意味を持ちます。

和名の『阿蘭陀雉隠(おらんだきじかくし)』は、オランダ人により日本に伝えられ、生い茂るとキジが隠れることができるほどの見た目になることから名付けられました。

観賞用のアスパラガスは江戸時代に日本に伝わり、庭や室内で育てることができます。


アスパラガスの花言葉
何も変わらない・無変化・普遍・我が勝利・私が勝つ・耐える恋・敵を除く


アスパラガスについて

科・属ユリ科クサスギカズラ属
和名オランダキジカクシ
英名Asparagus
学名Asparagus officinalis
原産地地中海東部
開花期5~7月
花の詳細 Wikipedia




5月18日の花<ペロペロネ>と花言葉


ベロペロネ(Beloperone)

春から晩秋に花穂を覆っている苞の間から花が赤から黄色のグラデーションで出て咲く花姿はユニークでコエビの尻尾に似ていることから『コエビソウ』とも呼ばれる花☆

名は、花のまわりの重なり合った花姿から、ギリシャ語『belos ベロス(矢)』と『perone ペロネ(留め金)』で、矢の留め金を意味します。
英名は、見た目がエビに似ているため、『shrimp plant(海老の木)』と呼ばれ、和名は、小海老の尻尾に似ているため『小海老草(コエビソウ)』と名付けられました。

品種は、苞が赤い『ベロペロネ・グッタッタ』や苞が淡緑色から黄色になる『イエロークイーン』、葉に斑が入る『エンゼルキッス』などがあります。


ベロペロネの花言葉
機知に富む・偶然の出会い・ひょうきん・女性の美しさの極致


ベロペロネについて

科・属キツネノマゴ科キツネノマゴ属
和名小海老草
英名Beloperone
学名Justicia brandegeana
原産地メキシコ
開花期5月~10月
花の詳細 Wikipedia


花言葉の『女性の美しさの極致』は、どんどん美しく鮮やかになっていく苞葉に包まれた白い花姿に、昔の方は成長した女性の美しさを連想したのでしょうか☆

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5月9日の花<キリ>と花言葉


キリ(Empress tree) 

初夏に淡い紫色の香る花をいっぱい咲く、かつては女の子の誕生の際、木を植え、嫁入り道具を作った、霊鳥『鳳凰』も止まるとされる貨幣の紋章や家紋の高貴な花☆

キリ

和名は、切ってもすぐに芽を出し成長することから『キル(切る、伐る)』が転訛したものや木目が美しいことから『木理(キリ)』という説など諸説あります。

属名の学名『Paulownia(ポウロウニア)』は、江戸時代に長崎オランダ商館の医官として滞在したドイツの博物学者シーボルトがオランダ王妃アンナ・パヴロヴナに桐の種子を持ち帰ったことから名付けられました。


キリの花言葉
高尚


キリについて

科・属ゴマノハグサ科※キリ属
和名桐(キリ)
英名Empress tree, Foxglove tree, Princess tree
学名Paulownia tomentosa
原産地中国
開花期4月~5月
花の詳細 Wikipedia


キリの誕生花
5月9日




5月6日の花<クチナシ>と花言葉


クチナシ(Cape jasmine)

初夏に光沢のある緑色と白い花びらのコントラストが美しく、初夏の風にリラックス効果のある甘い香りを放ち喜びをもたらしてくれます☆

名は、果実が熟しても実が裂けないことから『口無し』からや萼が鳥のくちばしで果実は梨に似ていることから『口梨』や『クチナ(へび)』しか食べない実をつけることから『クチナワナシ』が転じたなど諸説があります。

英名は、ジャスミンのような香りを放つことから『ケープジャスミン(Cape jasmine)』と呼ばれ、欧米では男性が女性をダンスパーティーに誘うときにこの花を贈るそうです。

甘い香りにはリラックス効果があるといわれ、実は、疲労回復、消炎、止血、鎮静、利尿作用、不眠、精神不安などに効果があるとされ、『山梔子(さんしし)』の生薬名で処方されます。

『山吹の 花色衣 主や誰 問へど答へず くちなしにして(秋が過ぎ、冬が来ても一向に口を開けない)』和歌にも歌われています。

日本では『嫁の口がない』に繋がることから、女の子のいる家には植えないほうがいいという俗信もあります。


クチナシの花言葉
とても幸せです・喜びを運ぶ・洗練・優雅


クチナシについて

科・属アカネ科クチナシ属
和名梔子(クチナシ)
英名Cape jasmine, Gardenia, Common gardenia
学名Gardenia jasminoides
原産地日本・中国・台湾、インドシナの温帯・亜熱帯
開花期6月~7月
花の詳細 Wikipedia


ジンチョウゲ、キンモクセイと並んで三大香木とされ、有名メーカーからクチナシの香りの香水がいくつも発売されています☆

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