1月25日の花<ツバキ(シロ)>と花言葉


ツバキ(Camellia)

冬から春に日本人の誇りを表現したかのような控えめな美しさは、『万葉集』の頃から日本人に親しまれ、至上の愛らしさを持つ花☆

和名の『椿(つばき)』は、つやのある葉を持つことから『艶葉木(つやはき)』、丈夫なことから『強葉木(つばき)』、葉が厚いことから『厚葉木(あつばぎ)』、朝鮮語の『冬柏(トンベイ)』が訛った説など諸説あります。

英語の『Camellia』は、スウェーデンの植物分類学者の『カール・フォン・リンネ』氏が、宣教師の『ゲオルク・ヨーゼフ・カメル』の名から名付けました。

ツバキとサザンカの見分け方は、
ツバキは、晩冬~春にかけて咲き、花は丸ごと落ちます。雄しべは花糸の下半分くらいがくっつき、葉柄には毛はなく、花は完全には平開しません。
サザンカは、晩秋~初冬にかけて咲き、花びらが個々に散ります。花糸はくっつかず、葉柄に毛があり、花はほぼ完全に平開します。

日本原産のこの花がヨーロッパに渡り、オペラ『椿姫』の主人公を象徴する花になったことから、『東洋の薔薇(バラ)』と賛辞が捧げられます。


ツバキの花言葉

全般のツバキ誇り・控えめな優しさ
赤のツバキ謙虚な美徳・控えめな素晴らしさ・気取らない優美さ
白のツバキ完全なる美しさ・申し分のない魅力・至上の愛らしさ
ピンクのツバキ控えめな愛
黒椿のツバキ気取らない優美さ

ツバキについて

科・属ツバキ科ツバキ属
和名椿(ツバキ)
英名Camellia, Japanese camellia
学名Camellia japonica
原産地日本
開花期11月~12月、2月~4月
花の詳細 Wikipedia


丸ごとボトっと落ちる花も美しいですね☆

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