勿忘草(forget me not)
春に白や青紫、ピンクなどの可愛らしく、輝かしい小花を咲かせる友情(愛)の花☆
和名の『勿忘草(ワスレナグサ)』は、英語表記はMyosotisですが、一般では『forget me not(忘れないで)』と呼ばれることから。
属名の『Myosotis』は、葉がネズミの耳に似ていることから、ギリシャ語『myos(二十日鼠)』と『otis(耳)』の意味を持ちます。
昔、若い騎士ルドルフと恋人ベルタがドナウ川河畔を散策していました。
岸辺に美しい花を見つけ、ルドルフはベルタに花を贈ろうと岸に降り、
誤って川に流されてしまいました。
彼は最後の力を尽くして花を岸にいるベルタに投げ、「私を忘れないで」
という言葉を残して死んでしまいました。
ベルタは生涯亡き人を思い続け、身につけていた花は忘れな草と呼ばれるようになり、ドナウ川の伝説として言い伝えられました。
勿忘草の花言葉
真実の友情(愛)・私を忘れないで
勿忘草について
科・属 | ムラサキ科ワスレナグサ属 |
和名 | 勿忘草・忘れな草 |
英名 | forget me not |
学名 | Myosotis L. |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 3月~5月 |
真実の友情(愛)の物語。。切ないですね。